「モラミャイン・インターナショナル・フェスティバル(MIF)」は、
日本とミャンマー両国の友好の発展を目的に開催する文化交流イベントです。
ミャンマーは2011年の民主化以降、有望な経済成長のポテンシャルを持つ国として世界中から
注目され、実際に数多くのプロジェクトが進められています。
しかし、一般にはまだまだ知られていないのが現状です。
ここに世界最大の民族の祭典を目指して、
モラミャイン・インターナショナル・フェスティバル(MIF)
を開催したいと考えております。
ミャンマーの民族舞踊の競演を中心に捉え、同期間のモン州発展の可能性を表現する各種展示・フォーラムも、同時開催します。
【イベント開催のモン州からの委任状です】
日本語訳
以下の項目が、モン州政府とモン州商工会議所によって合意され許可されたことをお知らせいたします。
1.2020年3月19日およびそれ以降の日にタイトルのあるフェスティバルを実施します。
2.ミャンマーの人々(ビルマ人、モン人、カレン人、パオ人)と日本人が共同で祭りを計画し、実行します。
3.モン州立商工会議所の商取引と産業の顧問であるスー・タン・アイ氏、原澤氏と田中氏らがミャンマーと日本をそれぞれ代表する。
敬具
ウィン・テイン 会長
モン州政府
4.質の高い教育をみんなに
就学できる教育環境…20年をめどに
6.安全な水とトイレを世界中に
井戸水・衛生環境(トイレ)を各家庭に普及…15年をめどに
10.人や国の不平等をなくそう
経済的発展地域と、農村地域の格差を無くす…15年をめどに
17.パートナーシップで目標を達成しよう
フェステバルを成功させよう!
モレミヤイン市ご存じの方は少ない。
ミャンマーに何度も足を運んだことのある人もミャンマー第3の都市(人口)であるモン州モレミヤイン市を地図上即座に指し示す人は多くないだろう。
そんなモン州ではありますが、日本人にとっては小説「ビルマの竪琴」の背景地であり、泰緬鉄道の建設地であり、インパール作戦関連の慰霊碑や仏塔なども残されている縁に満ちた場所なのだ、と言えば年配者なら誰でも即座にビルマのイメージが沸き起こるでしょう。
実は歴史的にも英国が当時ビルマと呼ばれていた、ミャンマーに進出した19世紀半ばにはモレミヤインは首都として繁栄し、いまでもその名残を残す伝統の地でもあります。
更に歴史を遡れば、モン族はビルマ族を凌ぐほどの勢力を持ち、タイ、ラオス、カンボジアなどへも進出して、モン文化の影響を残しているといわれます。
縁あって、モン州の皆様の知己を得て、モレミヤイン・ジャパン国際フェスティバルの話が持ち上がった際、この地以上に我々日本人が両国の文化交流の場として適するところはないと確信しました。
我々はこのフェスティバルを毎年3月19日を日緬交流のエベントとして継続的に発展させていくことを誓い合っています。
田中和雄 (推進者グループ)