住宅ローンが払えないとどうなる?
競売と任意売却について

マイホームを購入してもそこで終わりではありません。しっかりと住宅ローンを支払い終わった時こそ初めて「自分の家」になるからです。今回は住宅ローンが払えないとどうなるのかなどについて紹介していきましょう。

住宅ローンが払えないとどうなる?

こちらでは住宅ローンが払えない場合はどうなるのかを見ていきましょう。もし、滞納の兆しが出ている場合は今後の流れとしてみておくといいかもしれませんね。

 ・督促状が届く

滞納が1ヶ月から2ヶ月続くと督促状が届きます。連絡するのは気まずいかもしれませんが放置すると法的手続きに出られてしまい、相談の間なく競売に掛けられる可能性があります。まずは放置や無視をせずに相談をしましょう。

 ・差し押さえ通知書が届く

滞納8ヶ月になると差し押さえ通知書が届きます。ここまでくるとマイホームを差し押さられてしまうので、自由に売却することができなくなるので注意しましょう。差し押さえ解除をするためには滞納している債務を一括で返済することです。

 ・競売開始決定通知書が届く

競売開始決定通知書が届くと競売の取り下げは困難になります。ただ、入札が始まるまでは取り下げも不可能ではありません。裁判所に対して競売取り下げ申請をしてもらうことで任意売却ができる可能性が残っているのです。

競売の特徴

こちらでは、滞納を放置すると必ずやってくる競売の特徴について見ていきましょう。滞納を安易に考えていると大変なことになるので注意してください。

 ・安く買い叩かれる

基本的に競売まで行くと市場価格よりもはるかに低い価格で取引がされてしまいます。そのため、滞納分や残っているローンを支払っても手元にお金が残らないだけではなく、ローン自体も支払いきれないという最悪の事態になりかねません。

 ・周囲に知られてしまう

競売になると裁判所の執行官などが自宅調査に来るだけではなく、新聞や住宅情報誌、インターネットなどで資料公開になるので「競売にかけられた」という事実を周囲に知られてしまうのです。

 ・引っ越し代の捻出ができない

競売の場合、引っ越し費用がなくても捻出することができません。そのため、自分たちで引っ越し費用を工面するしかないのです。

任意売却の特徴

こちらでは、同じマイホーム売却でも競売とは違った特徴を持つ「任意売却」について見ていきましょう。

 ・市場価格に近い金額で売却できる

競売の場合は安く買い叩かれることもありますが、任意売却なら市場価格に近い金額で売却できるので、売却金額によっては手元にお金を残すことも不可能ではありません。

 ・プライバシーが守られる

競売の場合は情報が公開されてしまいますが、任意売却は売り主のプライバシーが守られます。そのため、周囲には「普通の引っ越し」という認識しか持たれません。

 ・ローンの残債を分割で支払うことも可能

これは債権者との交渉次第になりますが、ローンの残債を分割で支払うこともできます。そのため、無理のない返済計画を立てることもできるのです。

特別な事情で住宅ローンが払えない時はどうなる?

こちらでは、特別な事情によって住宅ローンが払えない場合はどうなるのかを見ていきましょう。怪我や病気で払えない場合について紹介します。

 ・病気や怪我で支払えない

どれだけ気をつけていても病気や怪我になることはあります。そんな時は滞納前に保険の利用や金融機関のリスケ相談などをしてみてください。

 ・ボーナス払いができなくなった

住宅ローンを組む際にボーナス払いにしている人もいるでしょう。しかし、減給や倒産によってできなくなる人も少なくありません。そんな時は金融機関に返済条件の変更やリスケ相談などをしてみてはいかがでしょうか。

 ・失業してしまった

失業した場合、失業保険付き住宅ローンを契約していれば失業保険からまかなうこともできます。失業対策のプランなどを展開している金融機関も多いので、そういったものに加入していないかチェックしてもらってください。金融機関も失業など最悪の状況を考えたマニュアルはあるはずです。どうすればいいかを相談することで家を手放さずに済む可能性も残っているのではないでしょうか。

住宅ローンが払えない時はこちらのサイトをご覧ください。

まとめ

住宅ローンが払えないからと言って、一番の悪手となるのが「放置」です。
早い段階で相談することで解決策が見いだせる場合もあります。
多くの人の場合、なんとかなるだろう、なとかするしかない、
とひとりで抱え込んで最悪の状態まで進んでしまう傾向があります。
そうなってしまうと競売以外に道がなくなってしまうので注意しましょう。
恥ずかしさなどから滞納状況を言えない人も多いですが、
しっかり現状を金融機関に話すことも今の状況を守るための方法と考えるようにしましょう。