労災事故専門部

最新の裁判例・実務を研究し尽くした
弁護士・スタッフ擁する
労災事故専門部をご紹介します。
労災事故には労災保険が適用され、治療費などに関する一定の給付を受けられますが、通常、それだけでは被害者が受けた損害を完全にてん補することはできません。

我々「労災事故専門部」は、「労災保険のみの支払だけでは、元の生活を取り戻すことができない」「労災事故に遭って、途方に暮れています」といった悩みを抱えている方々を一人でも減らしたい、ひいては「この世から、労災事故をゼロにしたい」という思いで、多くの労災問題に取り組んでいます。
ABOUT

労災事故専門部の取り組み

実際に、我々が担当した労災事故事件において、労災保険では支払われなかった一億円以上もの損害賠償が裁判で認められたケースは数多くあります。このように、労災保険では支払われない損害(例えば慰謝料など)が存在し得ることについては、一般的にはあまり知られていません。

また、そもそも労災認定を受けられなかった方や、労災認定された障害等級に納得のいかない方などからのご相談も多くあります。もちろん、このような方々のご相談にも応じています。我々が担当することで、実際に労災認定を受けられるようになったり、障害等級認定が覆った事例が多数あります。労災事故事件は、弁護士業界においても、専門的領域に属するものです。労災被害に遭われたクライアントを全力でサポートするため、労災事故に精通した弁護士・スタッフ擁する「労災事故専門部」が、事故発生直後から解決に至るまで、チーム一丸となって取り組んでいます。
INTERVIEW

スタッフ×弁護士 インタビュー

INTRODUCTION

労災事故専門部では、一つの事件を複数の弁護士とスタッフで担当し、チャットワーク等のツールを活用するなどして、クライアントとの連絡がスムーズに行えるよう体制を整えています。また我々は、弁護士業界においても、労災問題にいち早く取り組み、これまで、数多くの労災事故事件を解決してきました。現在も、弁護士とスタッフで定期的に勉強会を実施するなどし、専門的な知識を深めています。クライアントの気持ちに寄り添ったサポートを行うため、業務を遂行する上で、心掛けているポイントや部内の雰囲気などを赤裸々に語ってもらいました。

【TOPIC1】労災事故専門部の特徴・強みはどのようなところにありますか?

【弁護士】
当事務所では、これまで数多くの労災問題に取り組んできており、一つの事件を複数の弁護士・スタッフで担当し、事故発生直後から解決に至るまで、しっかりサポートできるところだと思います。また早期に、証拠保全という裁判手続を利用して、証拠収集も行っています。
【スタッフA】
弁護士だけでなく、必ず専門スタッフが一名以上担当に入り、スタッフからも積極的にクライアントとコミュニケーションをとっていることが特徴かと思います。また、弁護士に依頼をしたら、相手方との交渉や裁判等しか対応してもらえないと考えている方もいらっしゃるかと思います。しかし当事務所では、事故直後に依頼を受け、煩雑な労災申請手続からサポートを行うことで、クライアントには治療に専念していただける体制を整えています。
【スタッフB】
証拠保全は、実際に裁判所職員と相手方の会社や事故現場に行くという手続のため、人員が必要となり、弁護士だけでなく、スタッフも同行して、写真撮影などの補助を行うこともあります。

【TOPIC2】労災申請手続のサポートとは具体的に何をするのでしょうか?

【スタッフA】
労災保険を受給するためには、必ず支給請求書を管轄の労基署に提出しなければならず、特に休業補償給付は請求する期間ごとに支給請求書が必要です。この支給請求書を当事務所で準備してクライアントにお送りしたり、場合によっては、当事務所から会社側に事業主の証明を依頼したりしています。
【弁護士】
転院する場合にも、書類を提出しなければいけないので、定期的にクライアントと連絡をとりながら、転院の希望がある場合には、事前にご連絡をいただき、当事務所で転院に必要な書類を準備してお送りすることもよくありますし、症状固定の際には支給請求書以外に主治医に診断書を作成してもらう必要があるため、クライアントが適切な等級認定を受けられるよう、診断書に書いていただく際に留意していただきたい事項をメモし、クライアントにお渡しするようにしていますね。
【スタッフB】
労災申請書類は記載事項が多く分かり辛いため、クライアントが見てすぐ分かるように、付箋で案内をつけるなどして書類を送付するよう心掛けています。そのため、まずはスタッフも労災申請手続をしっかり理解しなければいけないですね。

【TOPIC3】事件処理で気をつけていることはありますか?

【弁護士】
早期で受任した場合は、しばらく治療中というケースも多く、すぐに相手方との交渉等に入るわけではありません。その間、怪我が治るのか、今後仕事に戻ることはできるのかなど、様々な不安をお持ちの方が多いため、チャットワーク等を活用しつつ、密にコミュニケーションをとるようにしています。また、クライアントからお電話をいただいた際、担当弁護士が外出していることもあります。スタッフと連携することで、業務がスムーズに進められますし、適時対応することでクライアントの不安解消にも繋がります。
【スタッフA】
怪我をされて身体的な面だけでなく、精神的にも辛い思いをされている方も多いので、書類関係はできるだけ当事務所で対応し、クライアントの負担にならないよう気を付けています。また、労災の手続や特段、弁護士の判断を要しない形式的な事項については、スタッフが積極的にクライアントと連絡をとり、弁護士の手間を減らすことで、事件解決が円滑に進むよう心掛けています。

【TOPIC4】教育体制や執務環境について教えて下さい。

【スタッフA】
当事務所では「事件管理システム」を導入しており、書類関係やクライアントからの質問でわからないことがあれば、弁護士が外出している時でも、質問・相談しやすい環境があります。また、都道府県によって労基署や労働局の運用が異なることもありますし、労災手続で注意すべき事項もあるため、適宜、そのような情報をスタッフ間で共有するなどして、新しくスタッフが入所された場合に教えることができるようにしています。
【弁護士】
週一回、弁護士とスタッフ全員で勉強会を実施しています。関係する法令などを勉強して専門的な知識を深めることはもちろんですが、担当する事件の相談・報告の時間もあるため、新人弁護士であっても事件処理などを他の弁護士に相談し、アドバイスをもらうことができるので、毎週の勉強会はとても貴重な時間です。
【スタッフB】
労災事故は、交通事故に比べて事故状況の把握が難しいため、毎週の勉強会では、事務所で購読している雑誌を使用し、イラスト付きで労災事例を学んだり、よく扱う法令・規則などを教えていただいたりしているので、スタッフも労災事故に関して一定の知識を身につける機会があります。

【TOPIC5】求める人物像、労災事故部に興味がある方へのメッセージなどお願いします。

【弁護士】
労災書類の作成やクライアント対応など、細かい業務にも丁寧に対応し、弁護士もスタッフも担当する案件に責任をもって取り組む方に入所していただきたいと思います。また、複数の弁護士・スタッフで一つの事件を担当しているため、情報の共有や相談・報告などのコミュニケーションをこまめに行えることも大事だと感じています。
【スタッフA】
指示されたことをこなすだけでなく、クライアントがどうして欲しいか、どうすれば弁護士の力になれるかを想像して、自ら動くことができる方と一緒に働けるとうれしいです。


高度な専門性と豊富な経験を備えた弁護士とスタッフが案件ごとに最適化したチームで対応します。弁護士業界における「総合病院」を共に目指しましょう!
 代表・創業パートナー 弁護士 和氣 良浩

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