コミュニティの最小単位は男と女ですね。

この1組の結婚からコミュニティは始まり、家族になり、町になり、国となり世界になっていきます。

だからこの一組一組の人生の豊かさは、社会の豊かさにつながります。

ではアナタは「結婚」と聞いて、どのようなことを連想しますか?

・好きな人と幸せな家庭、笑いの絶えない愛いっぱいの家族をつくりたい！

・沢山の幸せをパートナーと共有し、実り豊かな人生を送りたい！

・お互いのパフォーマンスを最大限に引き出しあえる創造的なパートナーシップを組みたい！

などの理想を抱く一方で

・時間やお金、自由が奪われるんじゃないか。

・一人の人と生涯を共にし、愛し愛される関係を作れるのか自信がない。

・両家親族も関わることだから責任を感じて重い。

という不安が頭のどこかでよぎっていないでしょうか?

それが原因となって未婚・非婚・晩婚、離婚率の増加。それに伴う少子化問題、高齢化社会問題、年金問題などが社会課題としても山積しています。

こうした全ての社会課題を俯瞰して見てみると、これらが意味するところは男と女が交わらなくなった。 創造を辞めてしまった。もっと言えば共に創造することを諦めてしまったということの証ではないでしょうか。

世界に目をむけてみても、世界各地の民族、宗教を廻る何千年と繰り返されてきた果てしない争い。

戦争やテロといった誤った正義の下に人を殺し、愛する家族を失い、憎しみが憎しみを生み、虐め、自殺など受け継がれる憎しみの連鎖。

そして戦争や開発という名のもとに荒れ果てていく大地。これだけ文明が発達しても、それだけの終わらない世界の問題があります。

さらに残念なことにこれら問題を作り出しているのは人間であり、その人間を産み出すのも育くんでいくのもまた人間。男と女一組の結婚から始まります。

私たち人間はもれなく男と女の結婚(融合)で、この世界に生まれてきました。 太古の昔から変わることなく男と女からイノチは生まれ育まれ、脈々と今日まで受け継がれています。

つまり私たち一人一人の存在は、父と母のペア、男と女のペアのバランスで出来ており、この男女間のバランスが、良くも悪くもそのまま恋愛、結婚、仕事、お金、病気あらゆる関係性に派生しているとしたら驚きじゃないですか？

しかしあまりにも身近なためか、誰も男と女の真意、結婚の真意について、面白さ、楽しさ、可能性、創造性、醍醐味について教えてくれませんでした。

よって外見や表面的な条件、性格の第一印象だけで、限られた情報だけで決めてしまうのが従来のありがちな婚活、出会い系、恋活でした。

それでは不成立の度に余計な疲労をし、自信を喪失し、またマッチングしたとしても生涯共に過ごしていけるのか、何があっても超えていけるだけの絆を育んでいけるのか、結局不安はつきません。