創立者　田中秀徳

時は高度経済成長期、人と仕事が溢れる激動の中、
関東の設計事務所で夜遅くまで働きながら、
早朝から資格勉強をするという
過酷な生活を続ける一人の努力家がいました。

当時、小さかった娘を膝に乗せて一緒に勉強をする時が
一日の中一番幸せで心安らぐ時間でした。

息子が出来たことをきっかけに、故郷に戻ること決心し、

『どうせやるなら、必ず一番になる！』
という強い念いをもって帰郷するのでした。

創業当時両親も一緒になって知り合いを廻り、
仕事を紹介するという日々。
一時期は電気代も払えず、苦しい時期もありました。

電気屋さんにお金が払えず、罵倒し追い返した妻に、
『あの人もいつかはお客様になるかも知れない、
だから苦しくてもキチンと対応をしなければならない！』
と諭した時もありました。

創業者はどんなに苦しい時でも
お客様を大切にする姿勢を貫きました。

関東で培った最新技術と最新設備を軸足に
圧倒的なスピードと技術と知識を武器に創業したものの、
念いとは裏腹に地元では古くから資格者という地位を権力に変え、
傲慢でお客様意識に欠けた縄張り意識の強い同業者からの謂れのない
バッシングや卑怯な仕事のやり方に何度も悩まされます。

しかし創業者は、

『そんな卑怯な方法には絶対に屈しない！！』
『必ず地元で一番になって、家族を幸せにする！！』

という強い念いを更に高めることで、
どんな逆境にも負けず、何度も挑戦する日々は続き、やがて地元では知らない人はいないというほどに会社は発展したのでした。

わが社の創業精神は
『不屈の精神で未来を切り拓く』です。

創業者は、どんな時も
『必ず道は拓ける』
という信念を持ち続けました。
そして、そこには計り知れない家族の支えがありました。

家族の幸福の為に、自ら道を切り拓くことで、
本当にお客様の為になり、お客様の家族にも喜んでもらえる
仕事を追及してきたのです。