弓道指南所~心技体~

弓道指南所〜心技体〜 実技・学科・道具について

こちらのサイトは弓道好きのためのサイトです。
自分たちの知識を総結集して最高の射を生み出したいと思い作りました。技術的な面から、知識、精神においてあらゆる面について書きましょう。体配(弓道における体の使い方や作法)については、忘れてしまうこともあるでしょう。そういう時はこのサイトで確認できればと思います。審査においての学科試験にも対応したいと思います。皆さんの知識を貸してください。
このページの下に書き込み欄を設置しています。質問や情報などなんでも書き込んでください。質問の場合は調べてでも管理人が回答を見つけてきます。どんどん書き込んでください。
質問は「ご意見・質問」の欄からどうぞ。

射法八節


礼射


昇段審査

術科(実技)

学科(筆記試験・模範解答)

面接(口頭問題・模範解答)


道具

足踏(あしぶみ)

足踏みは、弓を射る場合、その基礎となる最初の足の踏み方(足構え)である。 矢が正しく的にあたるためには、まず正しい姿勢を作ることが必要で、そのためには正しい足踏みをしなければならない。単なる足開きではない。 足踏みは、射位で脇正面に立って両足を的の中心と一直線上に外八文字に開く動作である。その角度は約60度で、両足先の間隔はおよそ自己の矢尺(矢束"やずか"ともいう)とする。
注)足踏みが広すぎると、体の構えは左右には強いが、前後には弱く、不安定の状態になって縦線の伸びもむづかしい。 また矢飛びは往々にして高くなる。  足踏みが狭くなると、体の構えは前後には強いが、左右に弱なって、懸り胴、退き胴になりやすく、また矢飛びも低くなる。
みんなの注意点吸う息で左足を踏み開き、吐く息で残心。吸う息で右足を踏み開き吐く息で残心を取る。腰を入れなければ出尻鳩胸(胸を張りすぎてお尻を突き出した形)になる原因になる。二足の場合足元を見て踏み開くが、目線だけを下に落として確認する。

みんなの注意点
・腰を入れなければ出尻鳩胸になる原因になる。

胴造り(どうづくり)

胴造りは、足踏みを基礎として両脚の上に上体を正しく安静におき、腰をすえ、左右の肩を沈め、背柱および項(うなじ)を真直ぐに伸ばし、総体の重心を腰の中央におき、心気を丹田におさめる動作である。 この場合、弓の本弭は左膝頭におき、右手は右腰の辺にとる。以上の動作と配置によって全身の均整を整え、縦は天地に伸び、横は左右に自由に働けるような、やわらかい且つ隙のない体の構えを 作るとともに気息をととのえることが肝要である。こうした鎮静的な動作は、つぎの活動的な動作へ移る前提であり、胴造りは終始行射の根幹となり、射の良否を決定する。胴造りは、外形的には一見きわめて単純な動作のようにみえるが、内的にはまことに重要なものである。
注) 胴造りには、反.屈.懸.退.中の五つの胴造りがあり、これを五胴という(五身ともいう)。 いずれも目的と場合によって使われる練達者の応用動作である。
五つの胴造りとは以下の通りである。
1)反る胴(上体が後方に反るもの)
2)屈む胴(上体が前に屈むもの)
3)懸る胴(体が的の方に傾くもの)
4)退く胴(体が右に傾くもの)
5)中 胴(中正な胴造りで体の重心の最も安定したもの)

みんなの注意点
・重心をやや前に持っていき、倒れないように腰を起こして、膝裏を伸ばす。

弓構え(ゆがまえ)

弓構えは、いよいよ射の活動に移る直前の準備動作である。 従って足踏み.胴造りによる基礎態勢を保持しつつ、呼吸を整え気力を充実して動作しなければならぬ。 弓構えの中には、「取懸け」「手の内」「物見」の三つの動作が含まれている。 即ち、正面(射手の顔は弓と弦との間にある)でユガケの拇指を弦にかけ、四つカケの場合は、薬指で拇指を押え中指.人差し指を添える。三つカケの場合は、中指で拇指を押えて人差し指を添え、ともに拇指をはねるようにして柔らかく整える。これを「取懸け」と云う。 左手は正しく弓の握り皮のところを握り、手の内を定める。 正面の構えの場合は、もちろん正面で取懸けて構えるが、斜面 の構えの場合は、取懸けたのち左斜で手の内を整え弓を押し開 き、そこで「弓構え」をする。ことに「手の内」は弓の力をよく働かせ、矢の速度、貫徹力、飛翔力、集中力に影響する大切な技法であって、昔から「鵜の首」「紅葉重ね」「卵中」「握卵」等の名称があるが、要するに弓を固く強く握らず、あたかも卵を握るおゆな 気持ちを表現したもので、むづかしいことであるから、指導者について修練することが必要である。 以上の準備ができて、手首や肘は柔らかに物を抱くような気持ちで弓矢を保ち、それから頭を正しく的に向けて注視する。これを弓道用語では「物見を定める」という。

みんなの注意点
・前から見た時に地面と矢が平行になる様にする。
・そのために矢を斜めに向ける事もある。押し手の手の内をゆとりをもって保つことにより、掌根が入りやすくなり中押ししやすくなる。肘の張りで肩まで左右対称を作る。
・取りかけの際は、勝手を握りこまないないようにする。
・脊柱と頸椎が縦に一直線となるよう、顎があがらないよう注意する勝手を握りこむと離れの際、離すことに大きな脱力が必要になるため、勝手のゆるみや余計な力みが発生し、勝手切れになりやすくなる。

打起し(うちおこし)

「打起し」は弓を引き分ける前に弓矢を持った左右の両拳を上にあげる動作である。 「打起し」には「正面打起し」と「斜面打起し」との二つの方法がある。
一、正面打起しは、「弓構え」の位置からそのまま静かに両拳を同じ高さに打起こす。 二、斜面打起しは、斜面の「弓構え」から左斜面に打起こす。
「打起し」の高さは約45度を基準とするが、年齢や体格などによって多少違いがある。
「打起し」の際は精神身体ともにゆったりと伸び伸びした気持ちで、気息を整え「胴造り」のくずれぬように、また拳に無用な力を入れぬように、矢は常にほぼ水平に且つ体と平行に、両肩は下に沈むように注意しなければならない。
あたかも太陽が静かに昇る境地、無風帯の日に空に煙がゆったりと立ちのぼる風情で、呼吸に合わせて静かに打起こすことがよい。


みんなの注意点
・背中に張りを感じるまで打ち起こす。
・背中に張りを感じない時は打起しが低いか、背中が抜けている。
・肩が背中側に逃げないように、また、肩甲骨が上がらないように肩根から打ち起こす。

引分け(ひきわけ)

「引分け」は、打起した弓を左右均等に引分ける動作である。 「引分け」は射の運行にあたってその中心となるもので、「引分け」の良否は次にくる「会」「離れ」に大きく影響する。  昔は「引取り」と称していたが、射を行う場合、弓を押し弦を引いて弓を左右にひとしく引分けるのであるから、表現通り現在は「引分け」と称している。
 引分けを行う場合は、両拳に高低なくほぼ水平(または矢先がわずかに低い程度)にし、矢は体と平行に運び、矢先が上がらぬよう的に向かって水平を保ちつつ左右均等に引分ける。
 「引分け」の動作は、腰を中心とし、息合いと協応して、ゆったりと静かに、遅速なく、水の低きに流れるように左右均等に 引分けなければならないが、この場合、胸の筋骨と背の筋骨を使って胸の中筋から左右に開くように体を弓の中に割って入る気持ちが必要である。 いわゆる体(からだ)で引くことが肝要で、これが正しく行われると、弓矢と体との縦横十文字も正しく構成され、弓体が一体となる  。
注、一、すべての動作は、腹筋と腰の鍛錬によって生きている。
  二、引分ける場合、両手先のみで行うのではなく、胸部.背部の筋骨を主体とし、妻手(勝手)は
    上膊部(俗に二の腕という)の力を用い、右手先は弦にまかせ、右肘で引くこと。
  三、引分ける場合、縦線を軸とすることを常に留意すること。
  四、左手に対して右手といい、押手に対しては勝手、弓手に対しては妻手(馬手"めて")という。   五、筋骨=筋肉の働きによって骨格が正しく組合わされる。

みんなの注意点
・大三で肘、脇を張り、張りが続くように引き分ける。

会(かい)

 「会」は形の上では「引分け」の完成された状態をいうが、射手の心理からいえばむしろ無限の「引分け」である。  今までの諸段階はこの「会」に到達するために行ってきたもので、精神.身体.弓矢が渾然一体となり、満を持し気迫をたたえ、間断なく天地左右に伸張して(伸合い)発射の機を熟させる頂点で、まさに弓射の極地である。
 「会」において重要なことは「詰合い」と「伸合い」である。「会」を構成する根本の条件は縦横十文字の規矩を正しく守ること にあるが、それには「引分け」を正しく行わなければならない。「会」において縦横十文字の規矩を堅持し、五重十文字が構成され天地左右に伸び合うためには要所要所の詰合いが十分でなければならない。したがって、詰合い.伸合いが良射を生む絶対的条件である。

「詰合い」
会にはいったとき、縦横十文字の規矩が構成されるにはその内容として各所の詰合いが総合して働かなければならない。
「伸合い」  
伸合いは、絶対不可欠の条件である。伸合いのない射は、結局手先で離すことになる。伸合いは、矢束を引き伸ばすことではなく気力の充実である。  縦横十文字を軸として心を安定させ(平常心)、気力の充実によって気合いの発動をうながし、あたかも風船が破裂するように離れなければならない。これが伸合いである。

離れ(はなれ)

「会」が完成されると「離れ」が生ずる。「離れ」は発射である。すなわち体の中筋(なかすじ)から左右に開くように伸張し、気合いの発動とともに矢が離れていく状態をいう。 「会」と「離れ」は、「会者定離」という仏教語から転用されたと云われるように不離一体のもので、会では力がまとまり、充実して、一本の矢に移され、「離れ」を生ずるのである。したがって「離れ」は自然の離れでなくてはならない。離すのではなく、離されるのでもない。 これをたとえていえば、葉末にたまった雨露が自然に地に落ちる、すなわち、機が熟して自然に離れるものでなければならない。
注)
1)縦横十文字に組み合った基本体を堅持し、伸合いののち胸の中筋から左右に割れるように離れなければならない。弓手の離れ、右手離れ(めてばなれ)、伸合いのない合わせ離れなど手先の技巧で離してはならない。
2)離れは軽妙(軽快にして妙味のある)でなければならないと云われている。軽妙な離れは手先の力では生じない。技の働きと気力の充実によって気合いの発動により内面的な爆発力によって生ずる。

残心(ざんしん)

矢の離れたあとの姿勢をいう。離れによって射は完成されたのではない。 なお残されたものがある。精神でいえば「残心」、形でいえば「残身」である。

「残心(残身)」は「離れ」の結果の連続であるから、「離れ」の姿勢をくずさず、気合いのこもったまま天地左右に伸張し、眼は矢所の着点に注いでいなければならない。

「残心(残身)」は射の総決算である。体形厳然として、縦横十文字の規矩を堅持していなければならない。
前述のように、一貫した射が立派に完成されたときは、「残心(残身)」も自然立派であり、弓倒しも生きてくる。「残心(残身)」の善し悪しによって射全体の判別ができるし、射手の品位格調も反映する。
「残心(残身)」ののち、弓を呼吸に合わせて倒し(弓倒しという)物見を静かにもどし、足をとじる。 これらの動作は、すべて「残心(残身)」に含まれるという気持ちで行うことが肝要である。射の巧拙によって不自然な弓倒し、つくろった弓倒しをしてはならない。

矢渡し

意味合い 射会などの成功と無事故を祈願して、その日の初めに安土へ矢を通す儀式。 射手は主催者の代表か準じる人が行う。
方法 矢渡しを行う前に射手と介添で十分に打ち合わせをして、足並みがそろうように気を付ける。 射場に入る前に射手と介添2名で三角形を作るように向かい合い座り、お願いしますの意味を込めて礼をする。
射手 射場に入り、射礼と同じように入場し、定めの座をとる。

第一介添


第二介添

介添

介添の注意点
第一介添も第二介添も射手の所作を熟知し、よく収れんし、社業にも練達していて、何時でも射手を努め得る人であることが求められる。 介添は射手の主に対して従である。決して目立つような行動をしてなならない。 あくまでも射手を中心として、射手の動きに注意し、射手のために必要に応じ適宜補佐し、射手を引き立てることに努める役目である。したがって、射手から片時も「こころ」をはなしてはならない。


所作 第一介添
 射手が入場し上座に向かい礼をおこない、左足より進むのに合わせて、先に第二介添が入場し、そのあと第一介添が入場する。  射手がわき正面に向きを変え位置を定めるときに合わせて、介添は向きを定める。

第二介添

間合い

・原則の間合い

・物見返しの間合い(一つ的の間合い)
前の人の弓倒しで次の人が筈を保つ。 前の人の物見返しで次の人が腰を切る。 前の人が本座にもどって足をそろえるのと、次の人が立ち上がって足をそろえるのを同じにする。

・取懸けの間合い

定めの座

「射礼」の時,「射手」及び「介添え」が「脇正面」に対して「礼」を行う位置のこと。

入場
落ちの人から入場し、わき正面に5人並ぶように座れるように落ちの射位のあたりに座る。 この時入場の歩数は打ち合わせが必要。

射位から本座に戻るとき
二足の場合は6歩7締め
一足の場合は5歩6締め

退場
会場が狭い場合で間合いを詰めるときは末弭が前の人の左側になるようにする。

段位について

段位は弓道連盟が行う昇段審査を受けることによって認許される。 中学生は最低5級から、高校生は3級から、社会人(大学生を含む)は1級から始まる。
5級→・・・→1級→初段→弍段→・・・→八段の順に上がっていく。
射形の整った人の場合初段を始めから認許されることがあるが、弍段以上は一つずつしか上がることはできない。

段・級位を認許される資格は下記の通りである。
五級 弓道修練の初歩的段階にある者
四級 秩序のある指導を受けており、弓矢の扱い方に進歩があると認められる者
三級 射の基本動作及び弓矢の扱いが整い秩序のある指導の下に修練を経たと認められる者
二級 修練の程度が三級に比して進歩していると認められる者
一級 射の体型(射型)及び体配が概ね適正であると認められる者
初段 射型・体配及び射の運行共に型にかない、矢所の乱れぬ程度に達した者
弐段 射型・体配共に整い、射術の運用に気力充実し、矢所の乱れぬ者
参段 射型定まり、体配落着き、気息整い、射術の運用が法に従い、矢飛び直く的中やや確実な者
四段 前項の要素に加え気息正しく、離れ鋭く、的中確実の域に達した者
五段 射型・射術・体配共に法に適って射品現れ、精励の功特に認められる者
六段 技術優秀にして精錬の功更に顕著な者
七段 射型・射術・体配自ら備わり、射品高く錬達の域に達した者
八段 技能円熟、射品高雅、射芸の妙を体得した者
九段 弓道の真体に達した者
十段 - 

審査料

(注)1 審査料及び登録料は、その審査を司る団体の収入とする。
   2 昇段昇級及び昇格に係わる証書は、全て本連盟で作成の上交付する。
   3 地方審査及び連合審査を実施した団体は、段位登録料の80%及び級位証書の交付料
    (1 名につき 100 円)を本連盟に収める。
   4 証書の再交付料は、段位1,030円・称号2,050円(荷造料・送料を含む)とする。
    ただし、範士号及び八段以上の段位の再交付料は、筆耕料実費とする。
   5 追授する場合は、登録料を免除する。

審査における行射の要領
(5人立ちの場合:弓道衣着用、和服着用共通)

審査における行射の注意事項(弓道衣着用、5人立ちの場合)
1、射場への入退場にあたっては、必ず上座に意を注ぎ、順次礼(揖)をする。
2、本座に進み、跪坐し、揃って揖を行い、射位に進む。
3、射位で跪坐し、脇正面に向きを変え、弓を立て矢を番えて待つ。
4、射終わったら1番より順次退場する。
5、次の控えは、3番の乙矢の弦音で入場し、本座に進み跪坐し、5番の弦音で揃って揖を行
い、最後の射手が後退するとき射位に進む。
6、行射の前後動作が殊更に間延びしないようにする。
7、立射と坐射で動作が違う場合は、立射の射手は坐射の射手の動作に合せること。要領は
「弓礼・弓法問答集改訂版(平成28年4月1日施行)巻末『立射の作法』」を参照するこ
と。

審査における行射の注意事項(和服着用、5人立ちの場合)
1、射場への入退場にあたっては、必ず上座に意を注ぎ、順次礼(揖)をする。
2、本座に進み、跪坐し、揃って揖を行い、脇正面に向きを変え、男子は肌ぬぎ、女子は襷さ
ばきを行う。的正面に向きを変え、射位に進む。
3、射位で跪坐し、脇正面に向きを変え、弓を立て矢を番えて待つ。
4、射終わったら1番より順次退場する。
5、次の控えは、5番の甲矢の弦音で入場し、以下(注)2に準ずる。5番の弦音で立ち、最
後の射手が後退するとき射位に進む。
6、行射の前後動作が殊更に間延びしないようにする。
7、射と坐射で動作が違う場合は、立射の射手は坐射の射手の動作に合せること。要領は
「弓礼・弓法問答集改訂版(平成28年4月1日施行)巻末『立射の作法』」を参照すること。

初段

A群(射法・射技・体配・基本体等)
・射法八節を列記せし、「○○」について述べよ
 模範解答
 ①足踏み(あしぶみ) ②胴造り(どうづくり) ③弓構え(弓構え) ④打起し(うちおこし)
 ⑤引き分け(ひきわけ) ⑥会(かい) ⑦離れ(はなれ) ⑧残心(残身・ざんしん)
 〇〇については射法八節の欄を参照

・基本の姿勢と動作の様式(基本の姿勢4つ、基本の動作8つ)」を列記し、「○○」について述べよ。
 模範解答
 基本の姿勢
 ①立った姿勢  ②腰かけた姿勢 ③すわった姿勢 ④爪立って腰をおろした姿勢(跪坐)
 基本の動作
 ①立ち方 ②すわり方 ③歩き方 ④停止体の回り方
 ⑤歩行中の回り方 ⑥座しての回り方 ⑦礼 ⑧揖

B群(理念・概念・修練姿勢等)
・弓道を始めた動機を述べよ弓道を修練して学んだ事を述べよ
・弓道の好きな点を述べなさい
・弓道人としての弓道場でのマナーについて述べなさい
・あなたは危険防止のためにどのようなことに心がけているか述べよ
・どのような気持ち弓道に取り組んでいるか
・あなたが弓道を始めて良かったと思う点について述べよ
・弓道を習う上で、あなたの心構えについて述べよ
・弓道を学ぶ目的について述べよ弓道が他のスポーツと異なる点について述べよ
・弓道の倫理性について述べよ平常心とは如何なることかを述べよ

二段

A群(射法・射技・体配・基本体等)
・射法八節を列挙し、そのうち足踏つについて説明せよ
・「執弓の姿勢」について説明しなさい。
・(坐射での)「矢番え動作」について説明しなさい。
・(立射での)「矢番え動作」について説明しなさい。
・「三重十文字」について説明しなさい。
・弓構えについて述べなさい正しい射形の必要性についてあなたの考えを述べよ
・「手の内」の整え方について述べよ
・動作の注意点について説明しなさい。(弓道教本第一巻62頁~64頁)
・基本動作の歩き方について述べよ目づかいについて述べよ

B群(理念・概念・修練姿勢等)
・弓道を学んで感じていることを述べなさい。
・あなたの弓道修練の目標について述べなさい。
・弓道が他のスポーツと異なる点について述べなさい。
・あなたが審査を受ける目的について述べなさい。
・危険防止について心掛けていることを述べなさい。
・弓道を修練して得たものを述べなさい

参段

A群(射法・射技・体配・基本体等)
・「射法・射技の基本」を列挙し、「目づかい」について説明しなさい。
・「射法・射技の基本」を列挙し、「呼吸(息合い)」について説明しなさい。
・「射法・射技の基本」を列挙し、「基本体型(縦横十文字と五重十文字)」について説明しなさい。
 模範回答 弓道教本1巻P99~103
射法・射義の基本は5つあり、以下の通りである。
1、弓の抵抗力
2、基本体型
3、呼吸
4、目づかい
5、心気の働き

・巻藁練習の効用について述べなさい。
・「取り矢」の仕方について説明しなさい。
・基本の動作における「礼」について述べよ
・伸合いと詰合いについて述べよ

B群(理念・概念・修練姿勢等)

・あなたが日々の修練で心掛けていることを述べなさい。
・弓道修練を実生活にどのように応用しているか述べなさい。
・「審査を受ける心構え」について述べなさい。
・日常修練で苦労していること、その取り組みについて述べなさい。
・日常修練で仲間の安全の為にどんなことを心掛けていますか。射を行う場合の平常心について述べよ

四段

A群(射法・射技・体配・基本体等)
・「失の処理の三原則」を列記し、「甲矢筈こぼれ」の処理を説明しなさい。
・「五重十文字」について説明しなさい。
・「射法・射技の基本」を列記し、「心・気の働き」を説明しなさい。
・「残心(残身)」」について説明しなさい。
・「詰合い・伸合い」について説明しなさい。
・三位一体について述べよ五胴について述べよ

B群(理念・概念・修練姿勢等)
・「射を行う態度」について述べなさい。
・「審査を受ける心構えと意義」について述べなさい。
・「礼記-射義-」「射法訓」の教えの要点について述べなさい。
・「基本体の必要性」について述べなさい。
・指導時に心掛ける危険防止について述べなさい。
・現代弓道修練の眼目(理念)について述べよ
・失の心得と処理方法について述べよ
・弓道修練をどのような気持ちで行っているか述べよ

五段

A群(射法・射技・体配・基本体等)
・基本体の必要性について述べなさい。
・動作と呼吸(息合い)の協応について述べなさい。
・「会」における「詰合い・伸合い」について述べなさい。
・「基本体型」について説明しなさい。
・「引く矢束引かぬ矢束にただ矢束」について説明しなさい。
・「射法・射技の基本」について説明しなさい。
・「五胴」について述べなさい。
・巻藁稽古の重要性について述べよ
・胴造りの重要性について述べよ
・引分けの重要性について述べよ
・五重十文字について述べよ
・縦横十文字の規矩について述べよ
・「肌ぬぎ」又は「襷さばき」の注意点について説明しなさい。

B群(理念・概念・修練姿勢等)
・弓道の最高目標について述べなさい。
・「平常心」について述べなさい。
・「真、善、美」について述べなさい。
・弓道修練の眼目について述べなさい。
・「射即人生」という言葉をあなたの日常生活と関連付けて述べなさい。
・介添えの心構えについて述べなさい。
・初心者の指導で危険防止について心掛けるべきことを述べなさい。
・弓道の倫理性とは何か述べよ
・指導者としての心構えについて述べよ
・射を行う上での心構えと態度について述べよ
・射礼の意義について述べよ
・弓道の最高目標について述べよ
・弓道修練の心構えについて述べよ

六段

・「三位一体」について述べよ
三位一体とは「身」・「心」・「弓」の三つが一体となることをいうのである。「身」・「心」・「弓」はそれぞれ「身体の安定」「心気の安定」「弓技」を言う。

・「弓道の理念」について述べよ
・射法射技の基本について述べよ
・「息合い」について述べよ
・一つ的射礼の注意点
・射礼の重要性について述べよ
・心を澄ます方策について述べよ
・射即人生について述べよ
・残身(心)が射の総決算と云われるのは何故か述べよ
・指導者としての自己修練のあり方について述べよ
・生気体と死気体について介添えの心得について述べよ

錬士

学科試験
・足踏みと引分けの関連性について述べなさい。
・「引く矢束、引かぬ矢束にただ矢束」の意味を述べなさい。
・合成素材の弓と竹弓の特性をそれぞれ述べなさい。
・弓の抵抗力について述べなさい。
・弓道の要諦は「至誠と礼節」といわれるのはなぜか述べなさい。
・日常生活において基本体を生かせる事例を述べなさい。
・弓道修練の眼目について述べなさい。
①射法、射技の研修
②礼に即した体配の修練
③射品・射格の向上
④人間完成の必要
以上のことは現代弓道修練の眼目であり、体配と射法射技が一体となることにより品格のある射が生まれるということである。日本の弓道においては的中至上主義を取っておらず、調和の美を求めるものである。さらに、弓道において最も大切な点は、至誠と礼節である。人に勝つことよりも「誠」を尽くすことが大切で、弓道修練においてこれらのことは心に銘記し、正しい信念と勇気を持つことが肝要である。

・射礼の精神と意義についてのべなさい。
射礼は昔から祭祀・式典その他晴れの場所において、その時代の式服を着用し、起居進退を礼法に従って社を行う者である。

・押引一如の原理について述べなさい。
射法訓の中にある「弓手三分の二弦を押し、妻手三分の一弓を押す」の項目であり、弓を引く・弦を押すという、本来の動きと逆の書き方をしている。これは押すことは引くことであり、引くことは押すことであるという押しと引きは一体ということを示している。押すことと引くことは同じであり、押すことにとらわれて引くことを忘れたり、引くことにとらわれて押すことを忘れてはならないという原理を言っている。

・あなたが錬士審査を受審した動機(心の在り方)を述べなさい。
・基本動作の注意点について述べなさい。
・弓射を行う態度と心構え

面接試験

教士

論文

弓(ゆみ)

弓の長さは221cm(7尺3寸)を基準とし、射手の身長または競技の種類により若干の長短を認められる。(3寸詰まり約9cm短より4寸伸び、約12cm伸びの間)
握りの位置は弓の上部から約3分の2のところにあることを要す。
矢摺籐(やずりどう)の長さは6cm以上。
弓には照準のための装置や目印をしたり、類似のことをしてはならない。
弓は使用の仕方により変形したり、外竹が破損しやすいので、管理、保管は勿論、持ち運びにも丁寧にあつかうべきである。
弓は矢を番えず(つがえず)あたまに矢束(やずか)近く引いて、そのまま離すと破損することがある。
弓の張り方は、一般的には以下の通りである。
弓の受板に末弭(うらはず)をあて、本弭(もとはず)を下にして、左手を弓の握りのあたりに向けて張り、右手で本弭を上に引き上げ、本弭の少し上のあたりを腿の上部にかけ、右手で弦を取り本弭にかける。竹弓は特に弓の形が落ち着くまで待つべきなので、練習や、試合の初めにはまず、弓を張ってから、他の準備をする。弓を張る受板がないところでは、壁や、床で張ってはならない。その場合は二人一組となって、肩、両手で末弭の部分を受けてもらって張る。
弓の強さは弓を引いたときの負荷をkgで表す。
個人に適する弓の強さは、各自が肩入れできる弓の強さの1/2が標準である。初心のうちは1/3から1/4くらいが適当である。

弓の種類
合成弓






直心
直心Ⅱ

竹弓
南崎寿宝
小倉紫峰
一燈斎
桑幡正清
横山黎明

弓弽(ゆがけ)

弽(カケ)は鹿革製。親指の堅いもの、柔らかいもの、指3本─三つ、指4本─四つ、指5本─諸(もろ)などがある。使用の際はを汗から守るため「したがけ」(木綿のもの)を必ずつける。湿気に弱いので保管にも注意する。カケをさす(つける)ときは必ず跪座か、正座をして行う。
カケの種類三つ弽
四つ弽
諸弽
騎射弽
竹林弽
押し手弽

弽製作所

矢(や)

自己の引く矢束(自己が引く矢の長さ)より5cm以上長い矢。(自己の喉もとよりまっすぐに伸ばした左腕の中指の指先までに指3本の長さ以上をプラス)初心の射型が定まらないうちは10cm位長い矢が適当である。1組4本(試合では予備矢、2本が必要)。巻藁矢一本。
弓道の事故は少ないが、あるとすれば矢に関係するものがほとんどである。
危険防止上、的前では次の矢は絶対使用してはならない。
・矢束より短い矢、または矢束いっぱいの矢。
・羽のついてない矢(巻藁用の矢、破損して一枚でも羽のとれた矢)。
・箆(はず)が割れた矢、または箆が折れた矢。
・板付(いたつき)のとれた矢。

弦(つる)

弓に張ることにより、弓の能力を発揮する。弦が短過ぎても長すぎてもいい弦音(つるね)は鳴らない。現在では麻弦・合成弦・半合成弦がある。
麻弦麻を原料として作られている。
・桂
すべて麻でできており、その中でもよりが強く、弦音もきれい。
・的印
・富士
麻と合成の2種類があるため、購入時には種類の確認をしたほうがいいです。
・春風
桂に比べてやや太めである。弦は頑丈で比較的長持ちする。

半合成
弦麻と化学繊維を使って作られており、強度を保ちつつ麻の良さもある。
駿河合成の繊維と麻の繊維の両方を使って弦を作っている。麻と同じ重さだとやや太め。


合成弦
化学繊維から作られているため、強度がある。麻弦に比べて硬い。
飛翔
天弓の姉妹弦。

天弓
飛翔の姉妹弦。飛翔をさらに強化しており、弦音も良い。

その他


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