建設産業人材確保・育成推進協議会 平成30年度事業計画
115ページにも及ぶ平成30年度の事業計画であるが、内容としては何処か古臭い、使い古されたモノが割と見られた。
結局は各地域毎の建築業協会が集まって立案したモノで【6】のような古い形態の集合体のような気がしてならなかった。がしかし、その中でも現代化に適応しようと、SNS(インスタグラムやユーチューブ等)を利用した地方の建設業協会が、少なからずではあるが存在する事も又事実としてあった。
【3】【4】から窺い知れる、技能労働者の大量離職と少子高齢化社会の波を憂い、努力している地方の存在はある意味希望ではあるが、同時に現段階でもその程度という不安を過らせるモノでもある。
年々、若年入職者が減っていく原因と、先進的な技術を取り入れる事への抵抗という古い形態の例は、悪い意味で合致しているモノだとこの事業計画から考察し得る。
出典:第28回 建設産業人材確保・育成推進協議会 運営委員 / 建設業振興基金