本屋が1軒も無い市町村が2割以上あるという現代。ときがわ町も長年本屋が無い町の一つでした。そんな話を聞いたのと同じ頃に、無人本屋の存在を知りました。これが東京で成立しているのなら、ときがわ町でもやれるのでは?2月には実際に「BOOK ROAD」さんを訪れたことで、その想いはより強くなり、実現に向けた行動を開始しました。
しかし、無人本屋のシステムをマネして始めるにしても、店舗や什器、商品(本)等をそろえなくてはいけません。当初から本屋を復活させることを最優先にし、ビジネスとして考えてはいませんでした。そのため、出費は最低限の初期費用に抑え、ランニングコストも極力かけない形を模索。そこで目を付けたのが、庭にあった蔵でした。