増田さん
ミキハウスを経て、2000年にミキハウス子育て総研株式会社を設立。全国の小さな子どもたちと家族のため、藤田さんは現在2つの事業を軸に邁進されています。
一つ目は、子育て情報誌『Happy-Note』の刊行。
全国の産院・小児科やミキハウスショップにて配布され、その数にして17万部。全国の約5人に1人のママの手に届けられています。
スマホ一つで様々な情報が手に入るこの時代に、「手ざわり感のあるものを」「偶然手に取ってくれた家族との出会いを」とあえて無代誌で情報を発信し続け、毎号ダンボール何箱分ものハガキが全国から届きます。
二つ目は、民間では初の試みとして開始した認定事業。
赤ちゃん連れの家族に優しい設備やサービスを備えた宿泊施設を『ウェルカムベビーのお宿』として認定。子育てファミリーのお出かけ普及とホテル側の平日利用率向上の双方を支援しています。現在ではその認定の幅を広げ、結婚式場や住宅施設のほか、子育てがしやすい『ウェルカムファミリーの自治体』の認定を進めています。若い家族を迎え入れたい全国の自治体からの問い合わせは後を断ちません。
お客様や全国のママたちから要望されているやりがいの多いこの事業。
現在、ご活躍中のリクルートOGの方にリクルート時代から入社の経緯、現在までについてお話を伺いました。
ー増田さんプロフィールー
現リクルートジョブズ(旧リクルートHRマーケティング)にて、求人広告の営業を担当。
他社媒体をメインに利用している中小企業の新規開拓と中途採用の提案営業を行う。常時200社近くの中小企業の中途採用全般を担当したのち、大手企業の担当となり長期的な採用計画に携わる。現在4才のお子さんのママ。
ー入社の経緯と現在のお仕事ー
家族の海外転勤に伴いリクルートグループを退社、帰国後に英会話スクールにて個人向けの営業を担当。産休・育休を経て時短勤務で復帰するものの、平日夜間や休日がメインとなる個人営業では、営業として貢献できる機会が激減してしまいました。「営業として結果を出しながら、かつ子どもと過ごす時間も確保したい」という気持ちが強くなり、転職先を探していた時に、これまでの営業経験と、自身の子育ての経験も活かせる仕事内容に魅力を感じ、入社しました。
現在は、子育て情報誌「Happy-Note」の広告提案営業を担当。子育て情報誌ですが、クライアントはベビー・キッズ商材企業だけでなく、ハウスメーカー、保険、官公庁と非常に幅広いため、提案のしがいがあることが魅力です。
ー仕事とプライベートが相乗効果を生み出す仕事ー
子どもが生まれるというタイミングで、初めて向き合わなければならない事、新たに知りたいと思う事はたくさんあります。パパ・ママ達に、良質な情報を届けたいという思いで、子育て情報誌を作っています。編集部と営業部の距離が近く、一緒に媒体を作っているという感覚があります。
自分が子どもと向き合う中で知ったことが仕事に生きていますし、また逆に仕事で得た情報がプライベートで役立つこともあります。そうしてだんだんと自宅にはお客様の商品が増えてきています(笑)
プライベートと仕事が相互に影響しあって、良い相乗効果を生み出せる仕事というのはそんなに多くないと思いますので、そこが魅力のひとつだと思います。子育て中の同僚も多いので、子どもの相談にのってもらうこともあります。また少人数のため、新しいことに挑戦しやすい環境です。
ー「量」をこなしたリクルート時代の経験が活きているー
今は未就学の子どもがいるので当時のように長時間労働はできません。「量」をこなす営業スタイルから、「質」重視の営業スタイルに変える必要に迫られましたが、一定の量をこなし、経験値を積んだからこそ見えることもあると感じます。多くのクライアントを担当し、鍛えてもらったことにはとても感謝していて、次はこう提案しよう!とアイデアが出てくるのは、当時の経験が活きていると感じます。
また、当社に入社後、新たにプレママ向け媒体が創刊し、発行が年5回から、年8回に増えた時も、「リクルート時代に毎週〆切に追われる日々を過ごしたんだから大丈夫」と、開き直ることができました(笑)
子どもが産まれることを機に働き方を変えようとお考えの方は多くいらっしゃると思います。当社では仕事へのやりがいもあきらめず、子どもやプライベートの時間も確保できる働き方が可能です。子育てと両立しながら、結果を出し活躍している社員が沢山います。ぜひ子育てしやすい社会の実現に向けて、一緒に志をもって働いてくださる方からのご応募をお待ちしております。