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公務員人材開発研究会 vol.91

日程:2025年5月 19:00~20:45(予定)
方式:会場とオンラインのハイブリッド開催
テーマ:未定 

テーマ等、詳細は決まり次第お伝えします。

今回も開催は会場+オンラインの予定です。
会場(Cue)参加ご希望の方はその旨ご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております!

参加無料

公務員人材開発研究会

公務員のみなさんと一緒に
「職場でどうやったら上手く人が育つのか」
「人材開発って何か」を学び、
実践につなげる場です。

活動目的

人材開発やキャリア開発、マネジメントについては古くから様々に研究され、知見が蓄積し多くの企業の人材育成や組織マネジメントで活用されています。しかし、公務員においては民間企業に比べて、人材開発の「あたりまえ」を知る機会に乏しく、いわば武器を持たないまま「経験と感覚」のみで人材育成や人材配置が行われている現状があります。また公務員は人事異動が3~5年で行われており、人事系の部署であっても腰を据えて専門性を磨くことが難しい現状にあります。この研究会では、人材開発の理論、人材育成のイロハや民間の事例を学び、現場で実践していくにはどうしたらいいかを考えていきます。

活動内容

月1をペースとして開催。大学のゼミのような形式でキャリアコンサルタントの柴田朋子さんによるミニレクチャーから、課題図書を基に基礎を学び、参加者からの提案をもとにみんなで考え実践し、みんなで答えを見つけていくように取り組んでいます。

参加資格

公務員、または公の機関にお勤めの方

事務局

柴田 朋子
キャリアコンサルタント(国資)、GCDF-JAPANキャリアカウンセラー
JUNO代表、金城学院大学非常勤講師(キャリアカウンセリング)
㈱リクルートを経て2000年4月に瀬戸市役所にキャリア採用により転職。
産業部署で道の駅立ち上げや創業塾などの起業支援、教育委員会ではキミチャレなど課題挑戦型プロジェクト学習事業を立ち上げた。
2013年4月よりJUNO代表としてキャリアデザイン、女性活躍推進、コミュニケーションやマネジメントなど様々な分野の研修やセミナーの講師、キャリアコンサルタントとして個人・法人向けのコンサルタント業務を行っている。
内藤 隆史
キャリアコンサルタント(国資)、GCDF-JAPANキャリアカウンセラー
2003年4月に土木技術職として刈谷市役所に入庁。
公共下水道の整備や浸水対策事業、行政評価、行政改革、業務改善制度、イベント事業、公園整備、城郭復元などを担当し、現在は交通行政に関する業務に携わる。

公務員人材開発研究会Vol.90のレポート

公務員人材開発研究会vol.90開催しました!

なんと気がつけば90回目です。来月には8周年を迎えます。
これもご参加いただいている皆様のおかげです。ありがとうございます。

さて、 今回のテーマは「新年度の希望と戸惑い」です。
4月、自治体をはじめとする行政機関は大幅な人事異動があります。部署によっては、1つの部署だけで上司が全員変わるとか、中堅職員が異動して、そこに新規採用職員が異動するということもあります。そして、組織機構が変わる場合もあります。そのような大きな変化が4月1日一斉に行われます。

異動や昇進などにより、仕事内容は大きく変わり、自分の立場や職場の環境も変化します。また自分自身に異動や昇進がなくとも、上司や同僚・部下が変わることで、職場の雰囲気が変わります。初めての人と一緒に仕事をすることへの緊張感も生まれるでしょう。

今回は、このような新年度の変化にワクワクする希望的な気持ちと不安にも感じる戸惑いなどの感じている気持ちと、この2週間で取り組んでみたことを振り返り、これからのスタートをどのようにしていくか考える機会を設定しました。

ワークを通して、この4月からどのような変化があり、感じていることを言語化してお互いに語り合い、その上でこの2週間でやれたこと、やってみたことを具体的に振り返ってみました。
「新しい仕事への不安」「中堅職員の異動と新規採用職員へのマネジメントの不安」「新しい仕事へのワクワクと不安」「新たな学びと仕事の両立」「職位の変化」「上司の異動」など、ご自身の気持ち、立場、新しく始めることと加えて、周りの環境の変化も感じられ、「まずは仕事を覚える」「仕事の打合せに担当者を連れていく」「上司と話して二人で共有できるようにする」「思ったことを話して伝える」「今の立場でできることを始めてみる」「意識してマネジメントしようとした」など、各々で様々な角度から取り組もうとされています。

柴田さんに「新年度を迎えた様々な変化との向き合い方、考え方」というテーマでミニレクチャーしていただきました。要約しますと次のような内容です。
〇新年度に限らず、変化があるときは「感情が動く(不安やワクワクなど)」
〇感情が動くときは「自己理解を深める」大きなチャンス
〇感情は具体的に捉える
 例:「つらい」→「つらいんだね」と捉えるのは×
  「何がどうつらいのか」を具体的に捉えていく
 「自分が何をどう捉えるのか」の癖を見つけられるといい。
〇新年度で意識も高くなり、高速で動くのもいいが、慌てないことも大切
・自分自身をバタバタさせない
・既存のメンバーも新しい上司で緊張している・・・隙を作ることも大事
・現場のリアルを見ることが大事
・昇進による変化も受け止める時間も大切(どっちつかずの時期も大事)
 ※困ったときにすぐに必勝パターンをする人がいるが、まずは受け止めよう
・担当は自ら上司に寄っていこう

最後のワークで、ここまでの振り返りと柴田さんのミニレクを踏まえて、小さな実践宣言を考えていただきました。

最後の柴田さんコメントの要旨です。
〇うまくいくときはどういうときか?
・とにかく早く周りに話す。
・どう思うのか、お互いに話す。
・3割ぐらいの生煮えで相談する→自分らしくやれるパターンをつくる
〇うまくいかないときはどういうときか?
・1人でやる
・理論武装する
〇対話の難しさは量を重ねることで質が変わる。変化を楽しむ。

ここで、私個人の振り返りです。

7年半在籍した部署から未経験分野への異動で不安とワクワクが混ざった感情でした。

窓口や問い合わせ、要望も多い部署で、日々新しい案件が入るので、この2週間は久しぶりに落ち着かない日々でした(自分で慌てたわけではなく、必然的に降ってきた状態です)。

そんな中でも、担当者とは必ず向き合いました。まずは、担当者全員の仕事の様子を見て、個別で仕事の案件ごとに話します。担当者5人のうち4人は初めて一緒に仕事をする(これまで話したこともない)メンバーばかりです。自分と同じくみんなも緊張していると思います。まずは今までの仕事の流れやリズム、主体性を重んじるようにしています。
その上で相談されることは何よりも最優先にして向き合います。相談される内容には、共通した悩みもありました。すぐに上司とも調整して対応方針を決めるなど、とにかく早めに話して悩みを解消していくことにつなげるようにしています。私自身は知識もないので、わかっていないことも多々あります。それは自分の中であまり気にしていません。仕事を経て覚えればいいことです。
また担当者と徹底して向き合うことで仕事も覚えます。
この2週間、あっという間でしたが、同時に変化も楽しく、仕事内容はとても面白いです。

みなさんも、この変化がある今、改めて振り返ってみませんか?
個別のご相談もお受けします。

会場

Open Innovation Biotope”Cue”
株式会社オカムラ
愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12
大名古屋ビルヂング14F