公務員人材開発研究会vol.77開催しました!
今回のテーマは「引継ぎ」です。
3月から4月は公務員の人事異動の季節です。そこで引継ぎが必要になります。しかし、内示からわずか1〜2週間しかない時間の中で、仕事はどう引き継がれているのでしょうか?みなさんが感じている公務員の引継ぎの課題は何かを改めて考え、どのように行っていくといいのかを考えました。
前任と後任が重複できる期間がない公務員。引き継いだ後にスタートダッシュの業務も多いです。内示からわずかしかない期間では、なかなか大変な引継ぎも多そうです。では、そもそも制度的な課題が大きいから引継ぎが難しいのでしょうか?
そもそも引継ぎとは何なのでしょうか?
何故引継ぎをするのでしょうか?
Whatである方法を伝えること?想いを伝えること?1対1で行うこと?何のために引継ぎを行うのかをしっかりと考える必要があります。
改めて引継ぎとは何か、大事なことは何でしょうか?引継ぎは立場(ポスト、階層)で異なります。上の立場の人ほど、その汲み取り方で違ってきます。引継ぎのときは高い視座を持つことが重要になります。課の目的や使命は何か?その中で自分の役割は何か、その役割に合意して具体的な話(What)がわかるようになり、判断基準の土台になってきます。
また、わかりやすい引継ぎ資料はそもそも自身の振り返りとして大事なものなります。日常の業務の中で課員全員で振り返られる仕組みを作るのも良いと思います。
今回はここまでです。
公人研は公務員の方なら誰でも参加できますので、ご希望の方は内藤までご連絡ください♪