この神社に祀られている「牛頭天王」は、百済寺草創の時、寺の守り神として聖徳太子が心魂を傾けて刻した伝えられています。その後、幾多の変遷を経て、建武年間（1334～38年）にここに祀られました。霊験あらたかな天王で他府県の信者さんのお参りも絶えません。

権殿（重要文化財）は、寛永11年（1634年）に建築され当神社の本殿でしたが、明治16年新本殿の建築に伴って本殿わきに移築されました。社殿は各々異なる建築様式となっており、権殿は一間社流造・拝殿は入母屋造・本殿は神明造です。

正平2年(1347年)京極家の勝楽寺前衛城として、領有した甲良壮尼子郷に尼子城を築城しましたが、戦乱により落城。昭和63年に至り尼子城の土塁と堀の一部が発見され、中世の武将「尼子氏」の遺構として永久に保存するために平成8年史跡公園として整備されました。

足利尊氏とともに室町幕府創建に活躍した佐々木道誉が41歳の時、歴応4年(1341年）雲海和尚を招いて慶雲山勝楽寺を創建。(その後、生涯を閉じるまで勝楽寺に隠棲しました）寺内には、道誉画像(重要文化財）、道誉の筆とされる寺号の扁額が、境内には大池・四脚門・大日堂・大日如来像（重要文化財）及び道誉の宝匧印塔などがあります。

藤堂高虎の先祖の創建。桧皮葺の本殿は建築様式等から江戸時代中期以前の建立と推定。高虎公ゆかりの紫藤棚(町指定文化財）は樹齢五百年以上とも伝えられています。
5月初旬、藤まつり・花切祭が開催されます。

石垣風に配した滝の中央に凛と構える高虎騎馬像銅像がシンボルです。
せせらぎの音が、あなたを戦国の世へと誘ってくれます。

明治時代、甲良が生んだ近江商人野瀬七郎平氏の生家本宅で、現在は北落集落営農で活用されています。お庭も見ごたえありです。

勝楽寺城は、道誉氏の家臣、高筑豊後守（たかつきぶんごのかみ）により、応安元年（1368年)に築城されました。(勝楽寺城は、道誉の菩提寺である勝楽寺の裏山、鈴鹿山系の先端の丘陵の尾根上に築かれています）勝楽寺を起点に経塚・狐塚・上臈（じょうろう）落し・見張り台・勝楽寺城跡と短時間で巡るハイキングコースがあります。

南高梅や甲州小梅など約250本の梅の香り漂う里。梅酒や梅ジュース、梅干しも人気。3月には梅まつりが開催されます。

日光の寛永大造営を大棟梁として手腕を発揮した甲良豊後守宗廣の記念館。

領主横関三河守正資の子が関ヶ原の合戦で徳川軍に追われ逃げ延びる際、里の人に託したといわれ、火伏や安産の霊験あらたかな仏様です。

甲良の町並みを一望できます。丘陵地のグラウンドと長いローラースライダーがあります。グランドゴルフ場も整備されていて山の上からナイスショット⛳

四季折々の地元の野菜をふんだんに使ったお惣菜と、ファーム金屋で育てた「環境こだわり米」のご飯を提供しています。
手作りにこだわったカラダにやさしい、地元のお母さんの「家庭の味」。
どこか懐かしくて心もカラダもあたたまる、そんなお料理が楽しめるお店です。

甲良町のゆずを愛する方達で営まれている「ゆずのだいどこ」
お店の外壁から、お店の中もたくさんのゆずが描かれ、ゆずの香りに包まれているような錯覚にさえなります。
ゆずの収穫時期には、ゆず収穫体験も行っています。また収穫したゆずを使った手作りの加工品も購入することが出来ます。
是非一度ゆずのだいどこにお越しください。