～ここは横浜・港南台のとある治療院～

ひ：まず初めに、どんな方がダイエットに来るのですか？

院長：世代を問わず、いろんな方が相談に見えます。

年代順に紹介すると

• 20代は就活や婚活で自分磨き
• 30代はウエディング前や産後太り解消
• 40代は中年太りで健康診断に引っかかって
• 50代だと体重が原因で膝や腰を痛めた

• 「ジムやエステは時間とお金がかかりすぎる」
• 「足腰を痛めているので運動できない」
• 「仕事と育児で時間がない」

院長：世の中にごまんある○○ダイエット。

しかし、そのほとんどが間違ったダイエットです。

ある一定期間、特別なことをする。

例えば、一食をゼリーやシェイクといった置き換え食品にする。

食事を一食抜いたり、絶食に近いようなことをする。

リンゴ・バナナ・納豆、特定の食品を大量に摂取する。

こういう極端なことをするダイエットは長続きしません。

続けることができて痩せても、ダイエットを終了して元の食生活に戻せば、必ず体重も戻ります。

一生、高額なダイエットゼリーを食べ続けるわけにもいきませんよね。

習慣、とくに食習慣が変わらなければ、本当のダイエットではないのです。

ひ：ではその食習慣を変えるって具体的にはどういうことですか？

院長：ダイエットはとてもシンプル。

消費カロリー ＞ 摂取カロリー

この式が成り立つ状態で痩せることができます。

ところが消費カロリーを増やすことはとても大変。

ショートケーキ１個分のカロリーはランニングで一時間弱、ホットヨガで１時間半くらいとされています。

筋力維持のため運動は大切ですが、痩せるためには食事制限が必須です。

低カロリーや低糖質の食品を選択するのも有効ですが、結局のところ腹八分！これが実践できれば確実に痩せます。

ひ：どれくらい減らせばいいのですか？

院長：失礼ですが、ひまりさんの今の体重は？

ひ：70kgです。

院長：目標の体重はどれくらいですか？

ひ：BMIでみると50㎏が理想の体重みたいです。

 今40代で体重が70㎏ですね。

 平均的な活動量の場合、ひまりさんの基礎代謝量は

 21.7(基準値)×70＝1519kcal

 一日に消費するカロリーはその1.5倍なので

1519kcal×1.5＝2280Kcal

 現在体重が変わらないなら、1日の摂取カロリーもこれに近い値です。

最近体重が増えているなら、それよりも多いカロリーを摂取していることになります。

目標の体重を50㎏でしたね。

50㎏の人の基礎代謝量は

 21.7(基準値)×50＝1085Kcal

 一日に消費するカロリーは

 1085Kcal×1.5＝1630Kcal

50㎏を目指すなら50㎏の人の食習慣にすればよいので、

一日1600Kcalを目指します。

現在よりもおよそ700Kcal、食事を絞ればいいのです。

これを続ければ、50㎏まで自然に落ちます。

脂肪1㎏のカロリーは約7000Kcalとされています。

一日に700Kcal減らすと、10日で7000kcl、脂肪1㎏に相当します。

1カ月続けると3㎏ダイエットできる計算になります。

3カ月続ければ、10㎏近いダイエットになりますよ。

停滞期を考慮しても7から8カ月で目標の20㎏ダイエットが可能ですよ。

院長：700Kcalセーブするには今の食事量を70～80％くらいに減らす。

でもこれがツライ、なかなか自分の意思だけでは続かないですよね。

そこで、とっておきの秘策があります。

耳ツボの力を借りるのです。

耳には食欲を抑制するツボがあります。

このツボを刺激することで、苦痛なく食事の量が減らせてしまうのです。

施術期間は2～3か月です。

2～3カ月施術を続ければ、その食事量が新しい食習慣として身に付きます。

施術を終了しても、その食事量が維持できるようになります。

胃も小さくなるので、もう以前のようには食べられなくなるのです。

ちょっとの努力を長く続ける。

すると、それが新しい習慣となって身につく。

そうなれば、耳つぼの施術を終了しても、リバウンドはほとんどありません。

最近流行りのパーソナルジムやエステのダイエットコースも結局のところ、厳しい食事管理があるから痩せるのです。

であれば、何十万も払って苦しい筋トレをしたり、意味のない脂肪の揉みだしとかする必要はありませんよね。

実際、ジムやエステの厳しい食事管理のために耳つぼダイエットを始めた方もいらっしゃいました。

ひ：知人で耳つぼダイエットをした人がいるのですが、耳つぼダイエットって何十万もかかるのですか？

院長：ひと昔前、耳つぼダイエットは高額なサプリや健康食品と抱き合わせで約30万円のコースを契約させらせるなんてことが普通にありました。

それが耳つぼダイエットの印象を悪くしてしまったみたいです。

ネット社会の今そんな暴利をむさぼっていた治療院は淘汰されていますね。

ただ現在も情報弱者を狙った治療院やエステがあるそうです。

当院では物品販売は一切行っておりません。

回数券制ですが1回2000円の安価で耳つぼダイエットが体験できます。

ひ：耳つぼダイエットの成功率はどのくらいですか？

2割くらいの方が数回で脱落します。

何をやっても3日坊主という方はいますよね。

そういう方はどんなダイエットも成功しませんよね。

それを乗り越えた8割の方、つまり2～3カ月継続できた方のほとんどは効果がでます。

中には10㎏目標としていて結果8㎏しか痩せなかったという方もいますが、それでも8㎏のダイエットには成功しています。

無理な目標でなければそれに近い結果は得られています。

ひ：続ければ必ず痩せられるということですね。

院長：ところが、そうではないのです。

少数ですがきちんと続けても効果が出ない方がいます。

そういう方にはある特徴があるんです。

ひ：それはどんな特徴ですか？

骨盤が歪んでいて姿勢が悪いのです。

ダイエットを経験した方の中には、「食事を減らしても痩せない」または「元々そんなに食べていないのに太っていしまう」という方がいるのでないでしょうか？

こういう人達は「体質」に問題があるのです。

そういう方は耳つぼダイエットで食事量を減らすことができても、十分な結果を得ることができません。

実は骨盤が歪んでいると、体幹の筋肉が機能していない状態になるので姿勢が崩れ、基礎代謝も極端に低くなってしまっています。

痩せにくい「体質」のなってしまっているのです。

自動車に例えると、ECOモードのスイッチが入ってしまっていて、とても燃費が良い状態なのです。

そういう方は、力が入らない、疲れやすいといった傾向があり、普段ほとんど運動していないという方に多くみられます。

日常生活で筋肉を使っていないので、休眠状態の筋肉がありエネルギー消費が極端に低いのです。

太りやすい体質を改善するのです。

すなわち、骨盤矯正をして姿勢を改善すればよいのです。

骨盤は体幹の筋肉、インナーマッスルによって支えられています。

骨盤が歪んでいる方はこれら体幹の筋肉が機能していないので姿勢が崩れてしまいます。

骨盤矯正は骨格を支える体幹の筋肉を整えるところから始めます。

体幹の筋肉を整えることで骨盤の歪みが解消され姿勢が改善します。

さらに筋肉がきちんと機能し始めることでカロリー消費も増え基礎代謝が高くなります。

ECOモードからノーマルモードに切り替わるのです。ダイエット目的ではなくても産後の骨盤矯正や腰痛治療で骨盤を矯正した方の中には、自然に体重が3㎏位落ちたという方も少なくないのです。

余談ですがさらに運動する習慣がつけばスポーツモードに変わり筋肉がどんどんカロリーを消費してくれます。部活をしている中高生はあんだけ食べても太らないですよね。

まぁそこまでしなくても姿勢矯正でノーマルモードの状態にできれば、ダイエットの効果はキチンと現れるようになります。

ひ：まずは耳つぼダイエットで「習慣」を変える！それでもだめなら骨盤矯正で「体質」を変えるということですね。

院長：そういうことになりますね。

中には骨盤の歪みが顕著だったり、食べてないのに痩せないという方は「体質」改善、骨盤矯正から始める方もいます。

婚活やウエディング前など短期間で痩せたい、健康上の理由で危機感も持ってやってくる方は耳つぼダイエットと骨盤矯正の両方を始める方もいますよ。

ひ；私の姿勢はどうですか？

ここで私にもわかりやすいように骨盤・姿勢の歪みをチェックしてもらいました。

院長：左右の歪みがあり脚長差ができてしまっていますね。歩いているとスカートが回ってしまったり、ズボンの裾が片方だけ汚れりしませんか？

ひ：図星！

院長：それより深刻なのが前後の歪み。腰が反ってお尻が突き出しています。

これだと腰に負担がかかるので腰痛になりやすいんですよ。

産後に骨盤矯正はしましたか？

ひ：気になっていたんですが、忙しくてつい・・・

院長：お尻と下っ腹が突き出るので、産後は服をサイズアップしないとだめでしたよね。

ひ：はい・・・

院長：これだけ歪んていると代謝も落ちてしまっていますね。

ひ：やっぱり・・・

わたし、食べていないのに太ってしまう体質だと思っていたのですが、やっぱりですえね・・・

骨盤矯正は期間・回数はどれくらいですか？

 
院長：平均は5～6回です。

骨盤が緩んでいる産後直後なら数回で済むこともあります。

ひまりさんの場合、産後かなり時間が経っているのと歪みもひどいので10回程かかりそうですね。

 
ひ：耳つぼダイエットと骨盤矯正、両方始めます！