一般的な消毒対策は、アルコール消毒剤である「エタノール」「イソプロパノール」と、塩素系消毒剤である「次亜塩素酸ナトリウム」の3つが有効といわれていますが、新型コロナウィルスには、ウィルスの性質からアルコール消毒剤が有効とされています。

●エタノール（アルコール消毒剤）
エチルアルコールと呼ばれるアルコールのこと。アルコール濃度が高い順から「無水エタノール（アルコール濃度99.5vol%以上）」「エタノール（アルコール濃度95.1～96.9vol%）」「消毒用エタノール（アルコール濃度76.9～81.45vol%）」の3種類に分類されます。
※vol%はアルコール濃度の単位。エタノールは空気中の水分も吸収しやすい性質があるため、無水エタノールでも100％にはなりません。

●イソプロパノール（アルコール消毒剤）
アルコールの一種で、エタノールと同等の消毒効果があります。家庭用の除菌・消毒用アルコール剤として市販されています。
※エタノールよりも脱脂作用が強いため、消毒の際はゴム手袋を着用の上、使用するのが安心です。

Kokoro no Kaoriこころのかおりは、エタノール60～80v/v%で消毒エタノールとほぼ同じ配合です。コロナウイルスやインフルエンザは、脂質でできた「エンベロープ」と呼ばれる膜を表面に持っており、表面のエンベロープをアルコールが破壊し、ウイルスを不活性化します。

ウォッカなどアルコール度数が高いものほど効果がありそうと思われる方も多いかもしれません。「飲用のアルコールはあくまでも飲むために販売しており、それ以外の目的として使用をお勧めしていない。飲用のアルコールには糖分など消毒に不向きな成分も含まれている。アルコール消毒で一番効果を発揮するのは70～80度と言われている（消毒用エタノールの配合）スピリタスのようにアルコール度数が高すぎるものについてはウイルスに作用する前に蒸発・揮発してしまうため不向き」（酒造大手オエノンホールディングス株式会社広報）ということです。

さらに、高い度数のアルコールが大量に噴霧されるとそれが気化して室内に充満することで、電気製品のショートなどが起き、火災の恐れがあるということです。

Kokoro no Kaoriこころのかおりは、エタノール濃度は60～80v/v%でお作りしています。※市販の消毒用エタノール65~80v/v%前後、ハンドサニタイザー60v/v%前後

アルコールには沢山の種類があり、炭化水素の水素原子の部分が水酸基(-HO)になっている状態のものをアルコールと呼ぶので、炭素数で呼び名や性質が異なります。

炭素が1つのものを「メタノール」
炭素が2つのものを「エタノール」
炭素が3つのものを「プロパノール」
炭素が4つのものを「ブタノール」

この中で、消毒で使えるのはエタノールです。
メタノールが消毒用途に使用されないのは単純に危険性が高いためです。メタノールが体内に入ってしまうと、代謝され、ホルムアルデヒドやギ酸が生成されることにより、視覚障害や失明、最悪の場合死に至るケースがあります。メタノールはその毒性の高さから毒物及び劇物取締法によって「劇物」として認定されていますので、購入時はお間違えないよう十分にお気をつけ下さい。

Kokoro no Kaoriこころのかおりは、エタノール濃度（60～80v/v%）でお作りしてます。

除菌、殺菌用のアルコールでは主にエタノールが最も利用されています。エタノールは数あるアルコールの中でも安全性が高く、除菌効果も高いというのが理由です。
市販されているエタノールは3種類。
無水エタノール
エタノール
消毒用エタノール
除菌に向いているのは「消毒用エタノール」です。エタノールが最も除菌効果を発揮するのはアルコール濃度が70～80%であり、消毒用はこの濃度になるよう調整されています。
エタノールは様々な菌に対して除菌効果がありますが、今回のコロナウイルスはアルコールで不活性化することが認められています。
※一方でノロウイルスは不活性化できません。

Kokoro no Kaoriこころのかおりは、アルコール濃度60～80v/v%で消毒エタノールとほぼ同じ配合です。

菌が死ぬのに15秒ほど掛かると言われていますので、この時間で乾いてしまわない量にしましょう。
除菌の頻度などは明確に決まっていませんが、特にドアノブやエレベーターのボタンなど多くの人が触る箇所を中心に、これらに触れる前後にこまめに使うようにしましょう。

はい、お選びいただけます。
箱ありの場合は2,500円（税別）、箱無しの場合は2,000円（税別）となります。