第61回全群馬近代こけしコンクール開催にあたり、ごあいさつ申し上げます。
本コンクールは、日頃こけしを愛好されている皆様や御商社の方々に県内のこけし作家が意欲的に取り組んだ新しい作品について、ご意見、ご批評をいただく機会として、昭和34年より開催し、お陰様で61回を迎えることができました。
本県のこけしは伝統にとらわれず、木の風合いや木目、木肌を生かしながら自由なデザインで創作されたものであり、こけしづくりに対しては常にデザインの改良、色調の変化工夫を必要とし、皆様に永く愛される様、作家一同、日々努力を重ねております。
本来であれば、出品作品について、一般公開し、広く皆様にご覧いただくところですが、新型コロナ感染拡大に伴い、一般公開は中止とし、ホームページでの作品紹介としました。ぜひ、お好きな作家の作品をゆっくりとご鑑賞のうえ、ご意見を頂戴できれば幸いに存じます。
最後に、本コンクールの開催にあたり、ご支援、ご協力をいただきました関係各位に心から感謝申し上げ、あいさつといたします。
令和3年2月
第61回全群馬近代こけしコンクール実行委員会 会長
群馬県こけし協同組合 理事長 岡 本 有 司
コンクールの部門について