1:頑固なしゃっくり
一週間しゃっくりが止まらない70代男性。病院の検査では異常なし。膠原病と逆流性食道炎、脊柱管狭窄症の既往歴あり。腎虚の元に胃気上逆ありと思われる。横隔神経の反応点や内関、足三里に刺鍼すると即座にとまる。両穴の寛胸理気、胃気降逆作が働いたと思われます。
2:リモートワーク
コロナ禍の感染対策で在宅ワークする方で、運動不足とパソコン作業で肩こりや頭痛、眼精疲労を訴える患者様がふえてきました。悪化させないため、自己ケアが重要です。一時間に一回は体操を。お勧めはオール漕ぎ。ボートのオールを漕ぐ要領で肩甲骨周りをほぐしましょう。また、耳たぶマッサージも効果的です。耳たぶの全体を優しくマッサージしましょう。
3:花粉症や風邪の予防に鼻うがい
風邪ウイルスや花粉が付着しやすいのは、鼻の奥の上咽頭といわれる部分で、のどうがいでは上咽頭を洗い流すことができない。鼻うがいでは上咽頭までしっかり洗い流すことができます。インフルエンザやコロナウイルス対策にも有効ではと言われています。
4:帯状疱疹
過去に感染した水疱瘡のウィルスが身体に潜んでいるなかで、疲労や免疫力が低下した際に顔面や身体の神経に沿って水疱ができ強い痛みがでます。中国医学の鍼と灸は免疫力をアップします。病状の初期からの治療が理想ですが、疱疹後の神経痛にも効果があります。
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