東京都のコロナ拡大は
小池百合子氏に
問題があると言える点

東京でのコロナ感染者数が急増し過去最大となっている。
小池百合子氏のコロナ対策は正しかったのか、世論調査も踏まえて問題点を洗い出してみた。

問題点1「PCR検査が受けられない状態であった」

新宿の劇場ではキャストやスタッフ、観客らが新型コロナに感染者しクラスターとなったが、
4日間で6回観劇したという東京都在住の女性の観客は、2~3日前から鼻水や咳の症状が出て保健所に連絡したものの、
「PCR検査は一番早くて金曜日。でもその金曜日もキャンセル待ち。」と言われたと15日放送の『ひるおび!』(TBS)の取材で証言していた。
この女性は濃厚接触者であり、観劇後に職場にも行ったというのに、検査をすぐに受けられていないのである。
小池百合子氏は「夜の街」を連呼しながら「戦略的なPCR検査を実施している」と豪語してきたが、
現実には濃厚接触者なのに検査を受けられない、症状が出ているのに検査が受けられない人が出てきているのだ。

問題点2「軽症者療養用ホテル確保数を縮小していた」

新型コロナウイルスの感染者が急増している東京都で、軽症者らを受け入れるために都が借り上げたホテルが不足している。
都は当初、入院の必要がない軽症者や無症状者ら向けにホテル5棟(1200人分)を用意したが、感染者の一時的な減少を受けて7月から体制を縮小。
小池都知事が「夜の街」をスケープゴートに仕立てているあいだに、何の対策も取られないまま、市中感染はどんどん広がっているのだ。

問題点3「東京都を医療崩壊のリスクに晒していた」

東京都は6月29日に1週間以内に最大3000床を確保すべく医療機関に準備を進めるよう通知をおこない、
7月3日付の読売新聞でも都の担当者が「1週間あれば3000床まで増やせる」「医療体制は切迫している状況ではない」と説明していたのだが、
6月29日の通知から2週間以上経っても、いまだに1900床にとどまっているのである。

問題点4「そもそも新たな感染防止策を講じていなかった」

緊急事態宣言が解除されてから、つい最近までは新たな感染対策をしていない状態であった。
東京アラートという愚策以外では「夜の街」で働く人々にPCR検査を推奨したくらいである。
ただそれでも対策は遅く「夜の街」で感染者が増え出した初期段階で感染拡大を防いでいればここまで広がることもなかったのではないだろうか。
PCR検査を受けさせることが難しかったのであれば、クラスターとなった飲食店等を休業させるべきであったといえる。
休業協力金を払う財政的余裕がなかったからか、新しい対策防止策は何もしていないのであった。

問題点5「コロナ対策本部の開催状況が減っていた」

東京都の対策本部の開催状況をみると、明らかに減っていることが分かる。
緊急事態宣言解除前までは週1回のペースで開催されていたが、6月からは3回しか開催されておらず、
「夜の街」問題が騒がれ始めた時に限っては19日程度の期間が空いていて開催されていない状態であった。

まとめ

東京都民に対しては警告を出していながら、小池百合子氏に問題があった点が多いのではないだろうか。
そもそも新しい感染防止策を早めに打っていれば、ここまで感染者数が広がることはなかったのではないだろうか。
一見すると有能な都知事に思えていたが、細かく洗い出してみると問題点が多数あるように感じる。
有能と見せていた姿は全て都知事選のためのパフォーマンスだったのかという疑念さえ持ってしまう。
東京都民の期待を背負っている以上、一刻も早く感染拡大を防ぐ対策を。