明治３４年に創立された駒沢小学校。西暦１９０１年という２０世紀の幕開けの年でした。

以来、明治、大正、昭和、平成そして令和と幾多の変遷を経て、今日に至り、
令和３年（西暦２０２１年）に１２０周年を迎えます。

「いけるかぎりに なす業は おさなき時に ありという」駒沢小学校校歌の最初の一節です。新一年生として入学したばかりの私にはほとんど意味がわかりませんでした。我が母校、心のふるさととも言える駒沢小学校は明治34年に開校し、本年令和3年に創立120周年を迎えます。この記念すべき創立120周年を児童、保護者の皆様、同窓生そして地域の皆様と一体となって、お祝いしたいと思います。昨年からの新型コロナウイルスの感染拡大は我々の日常生活に100年に一度と言われるほどの大きな影響をもたらしています。このような時にこそ、地域における結びつきや協力が大切ではないでしょうか。これからも、駒沢小学校がこの地域の教育の中心として、日本のみならず、世界で活躍できる人材を輩出することを心より願っています。　創立80周年の際に同窓会、地域の皆様のご理解と多大なご協力によって設置された「アスレチック」は、今でも子どもたちに大人気で、駒沢小学校のシンボルとなっています。しかし、設置から40年が経過し、老朽化が進んでいます。そこで、この「アスレチック」の全面的な改修を第一の目的として駒沢小学校創立120周年記念協賛会を設立しました。この目的を達成するには500万円を超える資金が必要となります。現下の厳しい社会情勢とは存じますが、ご理解と特段のご支援を衷心よりお願い申し上げます。

令和３年４月吉日
駒沢小学校創立120周年記念協賛会

会長　　下山芳男
役員  　   一同 　

昨年度からのコロナ禍での日々を通して「当たり前の幸せ」に感謝し、刻々と変化する日常に、柔軟に対応しつつ学校生活を大切に過ごしています。休み時間には、校庭のアスレチックで遊ぶ子ども達の姿が見られロープにぶら下がる・ゆらゆら揺れる・全身を使って坂を登る・バランスを取りながらネットの上を移動する…。それぞれがアスレチックとの関わりを通して、自分の限界に挑戦し達成感を感じていることが伝わってきます。４０年にわたり、多くの子ども達がお世話になったアスレチックも、手入れが必要になってまいりました。新しく生まれ変わるアスレチックのために、皆様のご協力をお願いいたします。

　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　 鈴木　聡