「生物多様性」とは? |
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いろいろな生きものがいること、そして、それらの生きものが、「食べる、食べられる」の関係をはじめ、複雑に関わりあい、いろいろな環境に合わせて生活していることを、「生物多様性」といいます。 空気や水、食べ物、衣服、防災機能、燃料など、私たちの暮らしは、「生物多様性」の恵み(生態系サービス)により支えられています。 私たち人間の利益を守るために、「生物多様性」を保全する必要があります。 |
「生物多様性」に迫るピンチ |
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私たち人間の活動が原因で、「生物多様性」は急激に失われつつあります。 乱獲、開発行為、耕作放棄、水質汚濁、地球温暖化など原因は様々ありますが、その原因の一つに「外来種」による被害があります。 |
「外来種」とは? | |
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在来種 | 元々その地域に生息している生きもの。 |
元はその地域に生息していないのに、「人の手によって」他の地域から持ち込まれた生きもの。 日本国外から持ち込まれた外来種を「国外外来種」と呼びます。 日本国内でも、地域を越えた移入によっては外来種となり「国内外来種」と呼ばれます。 |
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侵略的外来種 | 全ての外来種が悪影響を及ぼすわけではありません。 外来種のうち、生態系、農林水産業、人の生活や身体等に被害を与える恐れのある外来種を「侵略的外来種」と呼びます。 |
特定外来生物 | 侵略的外来種のうち、「外来生物法」により、「特定外来生物」として指定された生きもの。 飼養、栽培、保管、運搬、輸入、遺棄といった取扱いを規制し、防除等を行うこととされています。 |
特定外来生物 | 侵略的外来種のうち、「外来生物法」により、「特定外来生物」として指定された生きもの。 飼養、栽培、保管、運搬、輸入、遺棄といった取扱いを規制し、防除等を行うこととされています。 |
「外来種被害予防3原則」 |
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1.入れない 外来種問題を引き起こさないために、一番大切なことです。外来種を入れなければ問題は起きません。 2.捨てないペットや観葉植物は、最後まで管理する責任があります。 3.拡げない 野外に定着してしまっている場合には、まだ定着していない地域に拡げないことが大事です。 |
「生物多様性」に迫るピンチ |
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私たち人間の活動が原因で、「生物多様性」は急激に失われつつあります。 乱獲、開発行為、耕作放棄、水質汚濁、地球温暖化など原因は様々ありますが、その原因の一つに「外来種」による被害があります。 |
「SDGs」とは? |
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「人間がずっと地球に住み続けられるように開発・発展する」ためにはどうしたら良いだろう?と国連で決められた「持続可能な開発目標」のことです。 17のゴールと169のターゲットから構成され、日本を含む国際社会全体で取り組んでいます。 |
基盤となる「生物多様性」 |
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私たちの暮らしを支えるすべての経済活動は「生物多様性」に支えられています。 SDGsの達成のためには「経済」「社会」「環境」全ての分野で連携しつつ、横断的に取り組む必要があります。 特に基盤となる「生物多様性」の保全に私たちは取り組みます。 |
基盤となる「生物多様性」 |
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私たちの暮らしを支えるすべての経済活動は「生物多様性」に支えられています。 SDGsの達成のためには「経済」「社会」「環境」全ての分野で連携しつつ、横断的に取り組む必要があります。 特に基盤となる「生物多様性」の保全に私たちは取り組みます。 |
それは安定したのではなく、餌となる「在来種」が激減した結果、「侵略的外来種」の繁殖に支障を及ぼし、個体群が縮小している状態です。
さらに、「侵略的外来種」の減少安定後も「侵略的外来種」がいる限り、残った「在来種」は、侵入以前のレベルに回復することはありませんし、この過程で絶滅が危惧される「在来種」もおります。生物相が単一化される恐れがあると考えます。