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わたしたちは「生物多様性」を保全し
「SDGs」の達成を目指します

くるめ外来種ネットワークの活動

「侵略的外来種」の
生息情報収集・調査
有志や行政と協働で
「侵略的外来種」の防除活動
私たちが収集した「侵略的外来種」の生息情報は、
行政と情報共有し「生物多様性」の保全に繋げます

ネットワークへの情報提供の流れ

1.「写真」を撮る

「あっ!これって○○かな?」
「見慣れないけど、なんだろう?」
と思った生きものの「写真」を撮る。
2.「日時」「地点」の確認

生きものを見つけた
「日時」「地点」を記録する。
3.情報提供

「s.h.1.hawks@icloud.com」
もしくは
「Twitterアカウント」
「情報提供」
3.情報提供

「s.h.1.hawks@icloud.com」
もしくは
「Twitterアカウント」
「情報提供」

防除活動

2019年1月5日~
高良川ブラジルチドメグサ防除

国、県の管理河川である「高良川」に
繁茂する「ブラジルチドメグサ」を
先駆者であるK氏をはじめとした
有志で防除中です。
2019年2月22日
堂女木池オオフサモ防除

市管理池である「堂女木池」に
繁茂する「オオフサモ」を
学生有志と久留米市の協働で
防除しました。
2019年2月22日
足形池オオフサモ防除

市管理池である「足形池」に
繁茂する「オオフサモ」を
学生有志と久留米市の協働で
防除しました。
2019年2月22日
足形池オオフサモ防除

市管理池である「足形池」に
繁茂する「オオフサモ」を
学生有志と久留米市の協働で
防除しました。

コラム「生物多様性」

「生物多様性」「外来種問題」

「生物多様性」の恵み
「生物多様性」に迫る4つのピンチ
「生物多様性」に迫る4つのピンチ
「生物多様性」とは?
 いろいろな生きものがいること、そして、それらの生きものが、「食べる、食べられる」の関係をはじめ、複雑に関わりあい、いろいろな環境に合わせて生活していることを、「生物多様性」といいます。

 空気や水、食べ物、衣服、防災機能、燃料など、私たちの暮らしは、「生物多様性」の恵み(生態系サービス)により支えられています。

 私たち人間の利益を守るために、「生物多様性」を保全する必要があります。
「生物多様性」に迫るピンチ
 私たち人間の活動が原因で、「生物多様性」は急激に失われつつあります。
 乱獲、開発行為、耕作放棄、水質汚濁、地球温暖化など原因は様々ありますが、その原因の一つに「外来種」による被害があります。
「外来種」とは?
在来種  元々その地域に生息している生きもの。
 
外来種
 元はその地域に生息していないのに、「人の手によって」他の地域から持ち込まれた生きもの。

 日本国外から持ち込まれた外来種を「国外外来種」と呼びます。

 日本国内でも、地域を越えた移入によっては外来種となり「国内外来種」と呼ばれます。
侵略的外来種  全ての外来種が悪影響を及ぼすわけではありません。

 外来種のうち、生態系、農林水産業、人の生活や身体等に被害を与える恐れのある外来種を「侵略的外来種」と呼びます。
特定外来生物  侵略的外来種のうち、「外来生物法」により、「特定外来生物」として指定された生きもの。

 飼養、栽培、保管、運搬、輸入、遺棄といった取扱いを規制し、防除等を行うこととされています。
特定外来生物  侵略的外来種のうち、「外来生物法」により、「特定外来生物」として指定された生きもの。

 飼養、栽培、保管、運搬、輸入、遺棄といった取扱いを規制し、防除等を行うこととされています。
「外来種被害予防3原則」
1.入れない

外来種問題を引き起こさないために、一番大切なことです。外来種を入れなければ問題は起きません。

2.捨てない
ペットや観葉植物は、最後まで管理する責任があります。

3.拡げない
野外に定着してしまっている場合には、まだ定着していない地域に拡げないことが大事です。
「生物多様性」に迫るピンチ
 私たち人間の活動が原因で、「生物多様性」は急激に失われつつあります。
 乱獲、開発行為、耕作放棄、水質汚濁、地球温暖化など原因は様々ありますが、その原因の一つに「外来種」による被害があります。

「生物多様性」「SDGs」

「SDGs」とは?
「人間がずっと地球に住み続けられるように開発・発展する」ためにはどうしたら良いだろう?と国連で決められた「持続可能な開発目標」のことです。
 17のゴールと169のターゲットから構成され、日本を含む国際社会全体で取り組んでいます。
基盤となる「生物多様性」
 私たちの暮らしを支えるすべての経済活動は「生物多様性」に支えられています。
 SDGsの達成のためには「経済」「社会」「環境」全ての分野で連携しつつ、横断的に取り組む必要があります。
 特に基盤となる「生物多様性」の保全に私たちは取り組みます。
基盤となる「生物多様性」
 私たちの暮らしを支えるすべての経済活動は「生物多様性」に支えられています。
 SDGsの達成のためには「経済」「社会」「環境」全ての分野で連携しつつ、横断的に取り組む必要があります。
 特に基盤となる「生物多様性」の保全に私たちは取り組みます。

外来種Q&A

「外来種」の防除って誰でもできるの?
鳥獣保護法で捕獲が規制されている哺乳類と鳥類を除いて、だれもが自由に行うことが出来ます。
ただし、特定外来生物を生きたまま他の場所に運んでしまうことは規制されています。
どうやって処分すればいいの?
【自治体と協働防除の場合】
地方公共団体の職員がその職務の遂行に伴い、緊急に引取、処分するために一時的に保管又は運搬をするものである場合は、外来生物法に基づく手続きの必要はありません。

【個人で防除する場合】
魚類や両生類などは、捕獲したその場で〆てください。

植物などは、草や種が飛び散らないように、まずは袋に密閉して日当たりの良い場所に数日間置くなどして枯らしてください。

〆た個体や、枯らした植物などは、燃やせるゴミ袋に入れて処分するなど、自治体のルールに従い処分してください。

【地域やボランティア団体で防除する場合】
個人で防除する場合と同様です。
なお、植物の防除の場合、以下の3つの要件を満たせば、、外来生物法の「運搬」には該当しないものとされ、生きたままの運搬が可能となります。

ア) 防除した特定外来生物である植物を処分することを目的として、ごみの焼却施設等(最終処分場、収集センター等を含む)に運搬するものであること
イ) 落下や種子の飛散等の逸出防止措置が運搬中にとられているものであること
ウ) 特定外来生物の防除である旨、実施する主体、実施する日及び場所等を事前に告知するなど、公表された活動に伴って運搬するものであること
(出典:環境省「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の規制に係る運用(植物の運搬及び保管)について」
なんで「外来種」を「悪者」扱いして殺すの?
ヒドイ!残虐!
「外来種」を決して「悪者」扱いしているわけではありません。
「外来種」は、ペット・観賞用、食用、娯楽用、毛皮用など、人間の勝手な都合で持ち込まれた生きものですから、彼らも被害者と言えるのかもしれません。

しかし、「外来種」にしろ「在来種」にしろ、私たち人間の生活に悪影響を及ぼす生物は、私たち人間社会のために駆除する必要があります。
それは、シカ、イノシシなどの有害鳥獣や、スズメバチ、ムカデなどの有毒の「在来種」であろうと、ヒアリ、オオクチバス、アライグマであろうと変わりありません。

なお、「人間という外来種が一番の存在悪」という考えも時々見受けられますが、「外来種」は「人間の手によって持ち込まれて生きもの」であり、「人間の利益」のために解決するべき問題です。
人間が罪深い生きものであることは違いありませんが、人間本位でない「外来種」問題の考え方は、本質を捉えてないものと考えます。

また、「外来種」を楽しんで殺しているとわけでもありません。
「命を奪う」という行為には違いありませんし、防除活動には肉体的にも精神的にも経済的にも負担はあります。
全国で防除活動をされている行政職員、研究者、事業者、有志の皆さまは、その負担を背負いながらも、「生物多様性の保全」という「公共の利益」を守るのために活動しているのです。
「生物多様性」の悪化は、「外来種」のせいではなく、生息環境の悪化が原因ではないの?
環境悪化も原因の1つであることは考えられますが,「侵略的外来種」の悪影響が過小評価されるものではありません。
「外来種」が移入されると繁殖力の強さから一時的には増えますが、やがて、減少して安定します。
したがって、「在来種」を滅ぼすことはなく、「外来種」を含めた生態系が形成されると思いますが?

それは安定したのではなく、餌となる「在来種」が激減した結果、「侵略的外来種」の繁殖に支障を及ぼし、個体群が縮小している状態です。

さらに、「侵略的外来種」の減少安定後も「侵略的外来種」がいる限り、残った「在来種」は、侵入以前のレベルに回復することはありませんし、この過程で絶滅が危惧される「在来種」もおります。生物相が単一化される恐れがあると考えます。

もう既に定着しており、完全駆除は不可能!防除は無駄じゃない?
完全防除は難しいと思いますが、定期的に防除することにより、「侵略的外来種」の低密度化につながり、「生物多様性」を図ることができます。

また、定着後の防除には多大な労力と資金が必要となるため、侵入以前、侵入初期段階における迅速な防除など初期対応が重要になります。
バスはゲームフィッシングの大切な相手であり、生き物の尊厳と愛護の精神からも無駄な殺生は避けるべきではないのですか?
密かに放流されたことなどによって全国に広がったバスが他の生き物の存続に重大な悪影響を及ぼしているため、各地で駆除を行っています。
本来、存在しなかった魚によって在来魚が食害に遭い、絶滅の危機に瀕している事実がある以上、バスの駆除を無駄な殺生とは考えておりません。
バス釣りは、既に定着した国民的レジャーであります。人々の楽しみを奪うべきではないと思いますが?
釣りというレジャー行為自体を奪っているわけではありません。
また、個人の自由のために、人類共通の財産である「生物多様性」が破壊されることは、容認されるものではないと考えております。
「在来種」が減っているなら、放流して数を増やせば良いのでは?
むやみな放流は「外来種の混入」「遺伝子汚染」などのリスクを伴い、環境保全には向きません。
アユの種苗放流によって全国に広がったと考えられる「外来種」もいます。
また、生きものは地域ごとに異なる遺伝子を持つことがあります。他の地域から持ってきたホタルや、ペットショップで購入したメダカなどを河川に放流すると、その地域固有の遺伝子が失われるリスクがあります。

上記のリスクを回避したとしても、生息環境が整わないまま放流したら、生き残れずに無駄に殺してしまうだけです。
まずは、生息環境を回復させましょう。
なんで「外来種」を「悪者」扱いして殺すの?
ヒドイ!残虐!
「外来種」を決して「悪者」扱いしているわけではありません。
「外来種」は、ペット・観賞用、食用、娯楽用、毛皮用など、人間の勝手な都合で持ち込まれた生きものですから、彼らも被害者と言えるのかもしれません。

しかし、「外来種」にしろ「在来種」にしろ、私たち人間の生活に悪影響を及ぼす生物は、私たち人間社会のために駆除する必要があります。
それは、シカ、イノシシなどの有害鳥獣や、スズメバチ、ムカデなどの有毒の「在来種」であろうと、ヒアリ、オオクチバス、アライグマであろうと変わりありません。

なお、「人間という外来種が一番の存在悪」という考えも時々見受けられますが、「外来種」は「人間の手によって持ち込まれて生きもの」であり、「人間の利益」のために解決するべき問題です。
人間が罪深い生きものであることは違いありませんが、人間本位でない「外来種」問題の考え方は、本質を捉えてないものと考えます。

また、「外来種」を楽しんで殺しているとわけでもありません。
「命を奪う」という行為には違いありませんし、防除活動には肉体的にも精神的にも経済的にも負担はあります。
全国で防除活動をされている行政職員、研究者、事業者、有志の皆さまは、その負担を背負いながらも、「生物多様性の保全」という「公共の利益」を守るのために活動しているのです。