喜楽利(きらり)考房

プロジェクト・対話を通じて、真の自分自身に立ち戻ろう

なぜ、副業を認める企業が増えたのか?

バブル崩壊以降、失われた〇〇年と言われて久しい。

かつて、日本の強みだった製造業は中国やさらにその先の国へと移行して
日本の企業にとって、創造性を発揮して、今までにないような商品・サービスが求められている。

工業の時代には、効率性や規格化が重要であったが、
現在の企業の実情は様変わりしている。

その頃は、会社に言われたことに素直に従うような人が必要であったが、
現在は、自分がやりたいことを他者の目を気にせず、夢我夢中になって取り組むような人の方が求められる。

上下関係が思考停止を生む かも

全員で協力しあって、価値創造するチームになることを目的とした協力ゲームをやらせていただいています。

主体性、創造性を発揮するチームになることを目的として、企業の上司部下など、立場に上下関係があるメンバーで体験いただく機会があったのですが、あまり良い場にならないということが続きました。

企業の中で実施するにあたって、決定的な欠陥でもあるのかなと落ち込んでいたのですが、

どうしてだったのだろうか?とつらつらと振り返ってみたところ、上の立場の人が場を仕切り、メンバーに指示をすることで、思考停止になるという現象が起きていたように思われました。

よくよく考えてみると人は生まれたときから
子どもの頃は親に
学校に行けば先生に
部活では監督、コーチ、先輩に
就職すれば上司、先輩に
言われたことをやらなければいけないので、
上下関係を感じ取ると指示に従うというモードに入って、自分では考えないようになってしまうようなのです。

鍵は相対化すること

リーマン・ショック後の2009年〜2011年にかけて、ベトナムの大学で日本的経営(実質的にはチームワーク)を教える機会がありました。

ベトナムと日本を行き来しながら、日本の良いところと残念なところを感じていました。ベトナムを知ることによって、日本を相対化して、知ることができたのです。もし、日本のことしか知らなければ、日本の良さを知ることは難しかったと思います。同様に、自分の生まれ育った町、自分が勤務している会社、自分の家庭のことを知ろうと思ったら、異質なもののことを知って、相対化することが有効です。そして、自分自身も。

リクルートにはビジネス・ビューという、在籍出向の制度があり、IBMやマッキンゼーといった企業からITベンチャーなどに、手あげで出向するのですが、戻ってくると改善提案や新規事業の提案など目覚ましい活躍をします。子会社への出向などと違い、上下関係やしがらみがないので、自社や自分自身の価値について自問自答する機会が増えるのです。
会社の中では上からの指示に従うことが当たり前で、自分発の本当にやりたいことを考えることは難しいのではないでしょうか?リクルートに勤務している時、新規事業の提案をしたり、立ち上げをしましたが、今にして思えば、立場上やらなければならないことを自分を殺して取り組んでいることが多い。このような状態では、選択肢を考え、どちらがより利得が多いかを計算して決めることが多くなる。こういうことを長く続けると自分がどうしたいのかわからなくなってしまう。

一方、2枚目の名刺など、自分がやりたいからやるという自発的活動では、自分の直観で決められる。これまで自分が当たり前だと思って行ってきたことを相対化して、違う視点から観ることが自分自身に気づく機会になります。

主体性、創造性はどうやったら発揮されるのか?

バブル崩壊以降、失われた〇〇年と言われて久しい。

かつて、日本の強みだった製造業は中国やさらにその先の国へと移行して
日本の企業にとって、創造性を発揮して、今までにないような商品・サービスが求められている。

工業の時代には、効率性や規格化が重要であったが、
現在の企業の実情は様変わりしている。

その頃は、会社に言われたことに素直に従うような人が必要であったが、
現在は、自分がやりたいことを他者の目を気にせず、夢我夢中になって取り組むような人の方が求められる。

しかし、教育はその変化に対応できていない。

正解を早く的確に答える人、
自分がやりたいことを我慢して、やらなければならないことを優先する人が
評価されるような仕組みが続いているように見える。
創造的な成果はSteave Jobsが示唆するように

個人よりも、チームで
世間の評価、大多数の意見よりも、自分の直観を信じて
そして、自分の心に従うことです。

創造的なステレオタイプを目指したなら、
結局、他の人と似たような存在になってしまうからです。



他者より優れていなければいけない
失敗してはいけない

私たちは社会に適応するために「やりたいこと」よりも親や先生が勧める(場合によっては押し付けられて)「やらなければいけないこと」を優先し、何がやりたいのかわからなくなっています。
それで、とりあえず、有利なポジションを取ろうとして、勉強に励み有名大学に進学し、他人が知っている大企業に就職しようとします。
その結果、、自分がどう感じたかよりも、この状況ではどう言った方が適切か、立場から考え、正解を探し、知識として学んだことを考えて対応する。

実際のところ、私自身あなたはここにいないようだとよく言われていました。抽象的な知識としてではなく、あなた自身はどう感じているのですか?どう考えているのですか?と聞かれて閉口することがよくありました。

自分の中で、人と比べて勝ち誇りたい気持ちや失敗を恐れる気持ちの根源がどこから来るのか向き合わない限り、同じ失敗が繰り返されることになりそうです。

虚栄と自己欺瞞

友人に誘われて踏み込んだ、安冨さん、深尾さんが取り組まれている魂の脱植民地化研究は衝撃でした。魂というとおどろおどろしい感じですが、自分自身というような意味です。植民地化というのは、ある価値観を押し付けられるというような意味合いです。
たとえば、日本語を学ぶ時点で日本的な価値観も取り入れることになり、植民地化されます。会社に入れば、社風に染まるというようなことも植民地化で、生きてゆくためには、少なからず植民地化されます。

植民地化されてることによって、自分自身の感じ方がわからなくなってしまう。外部にある正解に自分を合わせてゆかなければいけないと思いこんでしまうからです。

大学院の指導教官の田坂先生は、40歳位までに自分の中にあるコンプレックスと向き合わないと人間関係で失敗すると授業で語られていました。私たちは、人と比較してどちらが上かとか、立場とか、失敗を恐れて問題を先送りにしたりして、失敗することがあります。

安冨さんによれば、その真の原因は、自分自身が隠蔽している子どもの頃に親からされたことにある。アリス・ミラーによれば、ヒトラーは親から受けた厳格な躾という名の暴力を全人類に復讐したというのです。安冨さんは自分自身を振り返り、京都大学に進学し、研究依存症になって研究に打ち込んだのは、親が愛情からではなく、虚栄心のために自分に対して行ってきたハラスメントのせいであり、自分がされたことを妻が子どもに対して同じようにしていることの共犯者だったということに愕然としたといいます。


これは、私にとっても他人事ではありませんでした。自分もあてはまるし、さらにはいわゆるエリートコースをあゆむような人の中にはかなりの人があてはまるのではないかということなのです。そうでもなければ、バブルの時に、明らかにおかしいと気づきながら、過労死するほど働くことはできなかったであろうと。

5歳より前の記憶はほぼありません。きっと、隠蔽していることがあるのでしょう。これまで、交流分析やサイコドラマ、ドラマセラピー、プレイバックシアターなどに取り組んできましたが、結局、自分自身が見ようとしない限り効果を発揮することはなく、結局、その場しのぎのことを頭で考えて乗り切ってきただけでした。

自分自身が隠蔽していて思い出せないような過去とどのように向かったら良いのでしょうか?

英雄物語の普遍的なテーマ

Appleの創業者のJobsは激しい性格で30歳の時に自ら創業した会社を終われることになる。その一因は生まれた時の養子縁組にあったかもしれない。育ての親は精一杯愛情を注いでくれた、特に父親がエンジニアとして良き手本になっていたようだ。それでも、満たされないものがあったのであろう。自分自身の優秀さを他者に認めさせようと横暴にふるまったのだ。そのJobsが12年のブランクを経て、42歳で復帰してから、クリエイティブディレクターとしての才能を発揮してヒットを連発した。それは、Beatlesのように相互補完することによってであって、チームでなら成し遂げられると語っている。

この間に何があったのでしょうか?何がJobsを変えたのでしょうか?この間に取り組んでいたのは、NEXTとPIXARです
。PIXARは物語をつくっている会社です。その物語は、誰もの人生にも起こりうる普遍的なテーマを扱っています。自分だけが不幸なのではなく、誰しも程度の違いはあっても、悩みを抱え、試練を乗り越え自分自身になるのです。また、ピクサーの成功を支えたのが、ブレイントラストだと言われています。その鍵は、対等で率直な意見を言い合うところにある。それは、倒産の危機にあった、APPLEを再生し、Disneyも復活させます。

いつも、どちらが正しいか、どちらが得か、どちらが有利かと「あれか、これか」と迷っている状態を「手続き的計算」と呼んでいます。コンピュータのように0か1かを積み重ねてゆくような思考法です。一方で、直観的に決めるという方法があります。直観に従って、うまくいくならば、「あれか、これか」と迷って、時間とエネルギーを消耗することが減らせます。

「誰」の「何」に

言われたことはそつなくこなすが、指示待ちで、新しいことに消極的。
もっと、主体性、創造性を発揮して欲しい。
「自分自身」になる
直観で決めてうまくいくことが増えた
「あれか、これか」の選択に悩むことが減って、時間的、エネルギー的に余裕ができた
やりたいことより、やらなければいけないことを優先してきた

思い通りにならないとイライラする

やりたくないことでも、義務感で努力できてきた

強靭な体と心を持っている(だから、過労死にも鬱にもならなかった)
ストレスが減った

自信がついた

他者と比べてどうこうと思わなくなった。
穏やかな気分
丸くなったと言われる

喜楽利はきらりと読みます

相手が喜んでくれて、自分も才能を発揮して役に立つのが楽しくて、社会や組織の利益になること。

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感じていることを話す

社会的自我、立場から正しいことを言うことに慣れていると自分が「今ここ」で感じていることを話すことが難しいです。どうしても、考えたことを話してしまいます。「それは、考えたことですね?感じたことを話してください。」と指摘されると何がなんだかわからなくなって、嫌な気分になるかもしれません。でも、それが変化の入り口になります。

ありえる楽考も率直に意見を言い合います。扱うのは、自らのプロジェクトです。
効果を出すために重要なのは、しがらみがないことです。対等、率直に話すことが最も難しいのは家族です。その次に職場。自分はこういう人だという固定観念ができあがっていて、相手のありのままの姿を観ることが難しいのです。
感じていることを話すことも最初はなかなかできません。感じていることではなく、考えたことが多いのです。率直な意見は、結局、自分自身への言葉でもあります。相手について気づくのは、自分自身が気にしていることであることの投影なのです。お互いに相手をよく映す鏡となリ、率直に意見し、それを受け止めて、明らかに間違っているという事実がない限り、自分に見えていないことが見えているのかもしれないと試してみる。

編集画面では動画は再生されません。

ZOOMを使います


オンラインで週1で1時間、3ヶ月12回対等で率直な対話を重ねます。
 

参加費は自己申告制です。

金額はご自身で自由に設定ください。決められた定価を支払うのではなく、自ら決定する価値創造者になってください。

オンライン読書会を11月15日(火)に開催

今月の課題図書は、ブライアンリトル氏の『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』です
自発的活動(Personal project)についての本です。

事例共有会を11月7日(月)に開催しました。
12月の日程は決まり次第広報します。

ZOOMを使ってオンラインでやります。