日付変換プラグインは、日付に対する様々な操作を簡単に実現できるプラグインです。
「書式を変えて表現したい(和暦、年、月、年月、年度など)」「日付に対して加算・減算をしたい」「日付から曜日や営業日・休業日を算出したい」「テーブルに1ヶ月分の行データを生成したい」というようなお悩み・ご要望に対応します。
※プラグインはkintoneライトコースではご利用いただけません。kintoneスタンダードコースのご契約が必要です。
kintoneの標準機能では簡単な日付の増減はDATE_FORMATにて可能ですが、増減できるのは秒単位です。そのため、次のような課題があると考えられます。
本プラグインを利用することで、月単位や年単位の増減が行えます。
月の日数やうるう年は特に気にしなくて良くなります。
利用期限があるものを管理したり、次の点検までの日付が特定のロジックで決まるような場合、本プラグインを利用することで日付入力の手間を削減できます。
例えば、「利用開始日の2年後の末日を利用終了日とする」というようなルールが決まっているような場合、本プラグインで利用開始日を入れれば自動的に利用終了日を算出するということが可能です。
他にも、「締日の翌月末を支払期限とする」といった場合の支払期限日の算出や、「契約日の翌月1日を利用開始日とする」といった場合の利用開始日の算出にも応用ができます。
日付の増減(日単位・月単位・年単位)と月末月初指定を組み合わせることにより、より柔軟に日付の自動算出が可能になっています。
日報アプリを利用する場合、大きくは次の2つの方法があります。
どちらのケースでもまず報告する日を入力しますが、それが何曜日なのか、営業日・休業日のどちらなのか、ということも合わせて表示したくなる場合があります。
日付だけでは曜日が分からないこともあるので、一緒に表示することで入力する人に優しくなります。
本プラグインはテーブルの日付フィールドに対しても対応していますので、テーブルに1ヶ月分の日付を入れるようなアプリにおいて曜日や営業日・休業日を表示するようにしておくことで、どの日は入力する必要があり、どの日は入力しなくてもいいのか、パッと見て分かるようになります。
日付は西暦を使用するのが当たり前ということであれば問題ありませんが、会社や書類の種類によっては和暦を使う必要がある、というケースがあります。データを日付を元に集計する場合、kintoneの標準機能では次の単位での集計が可能です。
ここに年度単位というのも用意されているといいのですが、標準機能では用意されていません。
年度単位で集計をするためのフィールドを作る際に、本プラグインが活用できます。設定画面では年度の開始月を指定しますので、この月を基準に日付を年度変換します。
例えば年度の開始月が4月の場合、2018-04-01を年度変換すると「2018年度」と表示されます。
2018-03-31の場合は「2017年度」という表示になります。年度での集計というのはわりと使うのではないかと想定されますので、このプラグインを使うことで簡単に算出することが出来ます。
もちろん平成30年度というように和暦(元号)での表示も可能です。
また、kintone標準機能で日付を年単位で集計表示させるような場合、「2018-01-01」のような表示になるため、少し戸惑う可能性があります。(つまり、2018と表示されてくれればいいのに、余計な「-01-01」が表示されている)
余計な部分は表示させないようにしたいような場合も、本プラグインで年を格納するフィールドに年だけ設定するようにすれば、集計表示時も見た目がスッキリさせることができます。
kintone標準機能のDATE_FORMATでも計算させることは可能ですが、
日付が1970年1月1日から2286年11月20日までの場合のみ使用できる
という仕様があります。
そのため、この範囲から外れる日付に対しての日付変換は、kintone標準機能のDATE_FORMATでは対応出来ません。
このような場合にも本プラグインが活用できます。
1868年以降の日付に対応していますので、業務で扱う日付の範囲は十便にカバーできるのではないかと思います。
データを日付を元に集計する場合、kintoneの標準機能では次の単位での集計が可能です。
ここに年度単位というのも用意されているといいのですが、標準機能では用意されていません。
年度単位で集計をするためのフィールドを作る際に、本プラグインが活用できます。設定画面では年度の開始月を指定しますので、この月を基準に日付を年度変換します。
例えば年度の開始月が4月の場合、2018-04-01を年度変換すると「2018年度」と表示されます。
2018-03-31の場合は「2017年度」という表示になります。年度での集計というのはわりと使うのではないかと想定されますので、このプラグインを使うことで簡単に算出することが出来ます。
もちろん平成30年度というように和暦(元号)での表示も可能です。
また、kintone標準機能で日付を年単位で集計表示させるような場合、「2018-01-01」のような表示になるため、少し戸惑う可能性があります。(つまり、2018と表示されてくれればいいのに、余計な「-01-01」が表示されている)
余計な部分は表示させないようにしたいような場合も、本プラグインで年を格納するフィールドに年だけ設定するようにすれば、集計表示時も見た目がスッキリさせることができます。