いい間に対する思い
母であり師である飯間幸子(紫綬褒章受賞)が和裁教室と事業を開き68年。創業当初より大手百貨店の一般呉服から外商呉服の仕立てに関わり、100名以上の若き女子を和裁士として育ててきました。着物の縫い方ではなく着物を着る人の為の仕立方、そこにとどまることなく 着る人への想いまでも受け継ぎ、仕立ての技術を磨き、教鞭をとって20年近くになります。残念ながら時代とともに着物を着る人は減少 傾向にありますが、あちらこちらで着付け教室が開講され呉服店は存在しています。着物に興味を持ってくださる方がいらっしゃるという ことは本当に嬉しいことです。ところがそれに伴い色々と尋ねられることが増えてきました。何故? どうして? 何か変…。それらの疑問 への答えは悲しいかなこの言葉で締めくくられることが多いのです。 仕立てが悪い! 本当にそうでしょうか? 着物は素材、体型、仕立て技術、そして着付けとすべてが繋がっています。販売員の方々に代わりクレームに対応し、お客様への対応をレクチャーした経験もあるからこそ分かるのです。着物に興味ある方に知って貰いたいのです。 着物に関わる様々な事を伝えたい!