JASRACと著作権、これでいいのか

〜 強硬路線に100万人が異議 〜


【 著者 】 城所 岩生

もし、街角から音楽が消えてしまったら?

もし、街角から一切の音楽が消えたら、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?

もし、音楽教室で流行っているアニメの曲などを弾けなくなってしまい、子供が音楽に興味を失ってしまったら、日本の音楽文化の将来はどうなるのでしょうか?

これは何も、勝手に想像している絵空事ではないのです。

「音楽教室から著作権料を徴収する」
という決議をして、大きな話題となっているJASRAC

その暴走が始まると、冒頭の質問のような状況が現実になってしまう。
そんな危険をはらんでいるのです。

このJASRACの決議に関しては117万人が異議を唱えている他、
坂本龍一さんが「襟を正して透明性の確保を」と苦言を呈したり

宇多田ヒカルさんがツイッターで
「もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、
 著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな」と呟いたり

多くの音楽関係者を巻き込んでの大きな問題となっています。


でも、いったい、何が問題なのか?
ということを的確に捉えている人は多くありません。


JASRACは何故こんな方針を決めてしまったのか?

この決議の意味するところは何なのか?

そもそも、JASRACとはどういう存在なのか?

そして、音楽の著作権にはどんなルールがあるのでしょうか?

もし、あなたが少しでも興味が湧いたのなら
米国弁護士である城所岩生さんの著書
「JASRACと著作権、これでいいのか」がオススメです。

著者である城所岩生さんは、
米国弁護士として、また国際大学グローバル・コミュニケーションズ・センターの客員教授として活動していますが、
現在まで
「著作権法がソーシャルメディアを殺す」(PHP新書)
「フェアユースは経済を救う デジタル覇権戦争に負けない著作権法」(インプレスR&D)
などを上梓するなど、日本と海外の著作権法に精通しています。

城所さんは、
「著作権法が、個人の生活や文化、教育の競争力低下にも影響している」
と訴えるなど、今回のJASRACの対応に、非常に危機感を覚えている一人です。

その城所さんが、
音楽教室への著作権料徴収問題をわかりやすいQ&A方式で解説しているのが本書です。

例えば
「JASRACは何をしているところ?」
という疑問に関しては
「著作権者と音楽ユーザーの架け橋になっているところ」
という簡潔かつ、初めて著作権の事を知ることになる人にでも分かりやすい文章で書かれています。

しかも
Q.YouTubeが世界で成功した2つの理由って何?
Q.東大合格者の60%以上が子どもの頃に音楽教室に通っていたって本当?
などなど、
興味深い話題も交えていますので、興味のあるところから読んでも大丈夫なように構成されています。

もちろん
1つ1つのQ&Aは、簡潔な説明の後には詳細も解説していますので
より深く知りたい方にも最適な本になっています。


「JASRACの姿勢は正しいのか?」

多くの関係者が異を唱える問題に正面から切り込んでいる著書
「JASRACと著作権、これでいいのか」
一読の価値があります。

目 次

第1章  そもそも著作権とは?

  • Q.1:著作権って何? なぜ今注目されているの?
  • Q.2:日本の著作権法は諸外国に比べても厳しいって本当?
  • Q.3:裁判所も著作権法を厳格に解釈するって本当?

  • Q.2:日本の著作権法は諸外国に比べても厳しいって本当?

第2章  最近マスコミを賑わしているJASRACって何者?

  • Q.4:JASRACは何をしているところ?
  • Q.5:葬儀で故人の好きだった曲を流すのも使用料を払わなければいけない?
  • Q.6:歌詞を引用した式辞をホームページで公開すると使用料が発生するの?
  • Q.7:ツイッターで歌詞をつぶやいただけでお金を取られちゃうの?
  • Q.8:JASRACは著作権料を取るだけ取って著作権者に払わないって本当?
  • Q.9:洋画の音楽使用料の改定に、様々な立場の人が意見しているって本当?
  • Q.10:JASRACは著作権管理業務を独占している? その弊害は?
  • Q.5:葬儀で故人の好きだった曲を流すのも使用料を払わなければいけない?

第3章  音楽教室にまで手が伸びたJASRACの使用料徴収

  • Q.11:なぜ音楽教室からも使用料を徴収しようとしているの?
  • Q.12:ツイッターで60万人が批判し、著名なミュージシャンも反対しているって本当?
  • Q.13:JASRACの使用料徴収方針に対して57万人が反対署名に応じ、国会でも質問されたって本当?
  • Q.14:「音楽教育を守る会」は何を主張しているの? JASRACの反論は?
  • Q.15:なぜJASRACは「裁判で100%勝てる自信がある」と言い切れるの?
  • Q.16:著作権法の目的「文化の発展に寄与する」を第三者はどう解釈している?
  • Q.12:ツイッターで60万人が批判し、著名なミュージシャンも反対しているって本当?

第4章  何が違う? 日本と海外の著作権法

  • Q.17:日本と海外では著作権ビジネスに対する考え方が違うの?
  • Q.18:日本の街から音楽が消えた! どうして?
  • Q.19:日本で音楽文化を発展させるために不可欠なものは何?
  • Q.20:東大合格者の60%以上が、子どもの頃に音楽教室に通っていたって本当?
  • Q.21:著作権の保護は「過ぎたるはなお及ばざるが如し」だって本当?
  • Q.22:YouTubeが世界で成功した2つの理由って何?
  • Q.23:なぜ権利者や出版社はコミケや同人誌を訴えないの?
  • Q.24:TPPや共謀罪が、マンガ・アニメ・コミケ文化を崩壊させる?
  • Q.25:パロディも日本ではまだ合法化されていない? 諸外国はどうなの?
  • Q.26:外国では音楽はパロディ動画で売るのが主流って本当?
  • Q.27:欧米版同人誌作家が1年で100億円稼ぐベストセラー作家になったって本当?
  • Q.28:クールジャパン戦略にもかかわらず、日本の著作権貿易収支は赤字を拡大し続けているって本当?
  • Q.18:日本の街から音楽が消えた! どうして?

第5章  日本のイノベーションをも邪魔する著作権法

  • Q.29:著作権法が殺したウィニー。「10年に一度の傑作」だったって本当?
  • Q.30:欧米版ウィニーやウィニーが採用する技術を開発した技術者たちは億万長者になったって本当?
  • Q.31:フェアユース産業がアメリカ経済を成長させたって本当?
  • Q.32:小保方事件のとき、なぜ日本の教育・研究機関は一斉に米社のサービスに走ったの?
  • Q.33:国会図書館よりグーグルのほうが日本の本をよく知っているって本当?
  • Q.34:医療の分野でも著作権法がネックになって最善の治療を受けられないって本当?
  • Q.30:欧米版ウィニーやウィニーが採用する技術を開発した技術者たちは億万長者になったって本当?

第6章  今後どうなる? 日本の著作権法

  • Q.35:これからの著作権法改正において欠かせないものは何?
  • Q.36:「著作権法改革により日本を元気にする会」って、何をするところなの?
  • Q.37:諸外国より遅れている遠隔教育を推進するためにはどんな改革が必要なの?
  • Q.38:自民党は現在の著作権法をどのように考えているの?
  • Q.39:イノベーションの促進やユーザーの創造力を活用するには、どんな改革が必要?
  • Q.40:ユーザーの創造力をさらに活用するために日本の裁判所はどんな判決を下すべき?
  • Q.41:欧米のネットユーザーの声が著作権強化法案を阻止したって本当?
  • Q.42:日本のネットユーザーの声は、いつ政治家に届くの?
  • Q.36:「著作権法改革により日本を元気にする会」って、何をするところなの?

こんな人にオススメです

  • 音楽教室に子どもを通わせるお母さん方をはじめとして、著作権の知識がない人
  • SNSで情報発信する人
  • 国会議員
  • SNSで情報発信する人

著者紹介

城所 岩生(きどころ いわお)

国際大学グローバルコミュニケーションセンター(GLOCOM)客員教授
米国弁護士

東京大学法学部卒業後、ニューヨーク大学修士号取得(経営学・法学)。NTT アメリカ上席副社長、ニューヨーク州・ワシントンDC弁護士、成蹊大学法学 部教授を経て、2009 年より現職。

2016年までは成蹊大学法科大学院非常勤講師も務める。2015年5月~7月、サンタクララ大ロースクール客員研究員。
情報通信法に精通した国際IT弁護士として活躍。

主な著書
  • 『米国通信戦争』(日刊工業新聞社、第12回テレコム社会科学賞奨励賞受賞)
  • 『米国通信改革法解説』(木鐸社)
  • 『著作権法がソーシャルメディアを殺す』(PHP新書)
  • 『米国通信改革法解説』(木鐸社)
  • 『フェアユースは経済を救う~デジタル覇権戦争に負けない著作権法』(インプレスR&D)
  • 『米国通信改革法解説』(木鐸社)

作者からのメッセージ


2017年2月、JASRAC(日本音楽著作権協会)は、2018年1月より音楽教室から著作権使用料を徴収すると発表しました。

これは一体どういうことなのでしょうか?

音楽教室は、いままでとやっている内容は何一つ変わらないのに、突然、JASRACに著作権料を納めなくてはならないのです。
音楽教室は、著作権料支払い事務量の増加や、著作権料の支払いのため、生徒に授業料の値上げを迫ることでしょう。
値上げにより、生徒が減り、閉室してしまう教室も出てくるかもしれません。

子どもにピアノや楽器を習わせたいと考えている人たちも、値上げの話を聞いて、二の足を踏んでしまう可能性があります。

現在、私は学者の一人として、日本の著作権法改革を進めるため、日々活動をしています。

海外に比べて厳しいといわれている、日本の著作権法。
その厳しい著作権法が、遠隔教育の普及や医療の現場で最善の治療を受けることを阻んでいることはあまり知られていません。
裁判所もその厳しい著作権法をさらに厳格に解釈する傾向があります。
その結果、検索サービスや論文剽窃(ひょうせつ)検出サービスなど、新規イノベーションの芽を摘み、それが日本のIT産業が海外に後れを取っている一因ともいわれています。

JASRACも厳しい日本の著作権法を厳格に解釈する裁判所のおかげで、これまで著作権法関連の裁判では負け知らずでした。

しかし今回、将来の音楽文化を担う子どもの音楽教室からの使用料徴収に踏み込んだことで、音楽教育を守る会から訴えられました。

本書では、この問題も含め日本の著作権法運用の現状をより多くの方に知ってもらうため42のトピックを集め、Q&A形式で回答・解説しています。
堅苦しい解説抜きで、著作権法の現状をざっと知りたいという方は、各問いの「Q」「答え」「ポイント」だけ読んでいただいても構いませんし、より詳しく知りたい方は「解説」までご覧ください。

今やインターネットが普及して、誰もが著作物の創作者(クリエイター)や使用者(ユーザー)になることができます。
その際、著作権法について知らなければ、ちょっとした過ちがキッカケで、懲役や罰金など重い刑罰を受けてしまう可能性があります。

この本を通じて、一人でも多くの方が日本の著作権法の現状を知り、日本の未来を発展させるため、人々を幸福にする著作権改革を訴えてくれたら、これ以上うれしいことはありません。

脱稿後の2月23日、著作権法改正案が閣議決定され、4月4日から衆議院文部科学委員会で審議に入りました。
裁判の地裁判決も夏頃出る予定です。
今後機会をとらえて、著作権法改革へ向けて引き続き、情報発信していきます。

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