佐賀県多久市の伝統野菜|女山大根

TEL. 0952-74-3239
〒846-0041 佐賀県多久市西多久町大字板
6157-4

伝統野菜
女山大根

歴史を語る 
幻の大根

佐賀県多久市に250年以上前から受け継がれる大根があります。
大きいものでは11kgにもなり、色は赤く、甘みが強い大根です。
生育期間が通常の大根の2倍、大きすぎるため収穫も大変なうえ、輸送が難しく市外にはほとんど出回らない幻の大根です。
これほどつくるのがたいへん、収穫がたいへん、売るのがたいへんな女山大根がなぜ250年も続いているのでしょうか?
その答えは、この女山大根の味を知っていただければお分かりいただけると思います。
250年以上の間生産者の方々は、そのおいしさ、魅力に惹かれて女山大根を作り続けたのだと思います。
ぜひ一度女山大根を召し上がってみてください。そのおいしさが女山大根の歴史を語ってくれます。

女山大根づくりの名人の話

昔女山大根づくりの名人の長老がおられ、その人のつくった大根は色も形も品質も大きさも人一倍であった。ある若者が大根づくりの秘法を教えてもらうためにその老人の家をたずねたがなかなか教えてもらえなかった。そのうちに大根畑を耕す時期も近まった頃、老人は若者に「畑を耕しなさい」といった。若者は、大根作りの秘法を教えてもらえると思い、一心に畑を耕してから老人を訪ねた。老人は「もう一度深く耕しなさい、そしたら教えてやろう」といった。若者は言われるままに又畑を耕してようやく終わったので老人をたずねた。すると老人は、「今の耕し方ではならぬ、もう少し深く小さく耕すように。」と命じた。若者は少ししゃくにさわったが大根作りの秘法を習いたい一心から言われたとおりに三回目の耕運をおえて老人を訪ねた。長老はおもむろに「よくがんばって畑を耕した。大根作りの秘法は外に出ないため、土を愛し、心をこめてより深く、より深く耕すことだ」とさとされた。そしてその若者も長老に負けない大根作りの名人になり、立派な女山大根をつくった。

4つの特徴

美しい赤色

女山大根は一般的な大根と比べて色が赤いのが特徴のひとつです。
身は白く、皮が赤い女山大根は、お酢などの酸性の液体に反応してピンク色に変わります。
お漬物やピクルスにしていただくとその色味も楽しんでいただけます。

3日間炊いても煮崩れしない!?

大根といえば煮込み料理、牛すじ大根、ぶり大根、おでんなどの料理にとって大根は非常に重要な存在です。
繊維がしっかりしていて煮崩れしない女山大根は、特に煮込み料理に最適です!

大きさは通常の大根の5倍以上!?

女山大根の大きさは4~6kgほど、大きいものでは11kg以上にもなります。
生産地である多久市西多久町は、山間地なので栄養も豊富な土地で通常より2倍も長い期間栽培されるため、ゆっくりと時間をかけて、大きいだけでなく中も身もしっかりと詰まったおいしい大根になります。

糖度は通常の大根の1.5倍!?

女山大根のもうひとつの特徴は、甘みが強いことです。
糖度が1.5倍以上あるためそのままなまで食べても甘みが感じられます。
現在西多久町に住むおじいちゃんおばあちゃんが小学校のころは学校帰りにおやつ代わりに女山大根を食べていたそうです!!

糖度は通常の大根の1.5倍!?

女山大根のもうひとつの特徴は、甘みが強いことです。
糖度が1.5倍以上あるためそのままなまで食べても甘みが感じられます。
現在西多久町に住むおじいちゃんおばあちゃんが小学校のころは学校帰りにおやつ代わりに女山大根を食べていたそうです!!

多久市ふるさと情報館 幡船の里

女山大根を取り扱う 唯一のお店

佐賀県多久市西多久町 大字板屋6157-4
九州自動車道の多久インターチェンジをおりて多久原北の三差路を右に曲がり国道203号線をすすみ、北多久町アザミ原の交差点を左に進み
市立病院前の交差点を右、最後に西多久分岐を右に2キロほどまっすぐ行くと左手に見えてきます!
tel:0952-74-3239
mail:bansennosato800002780@gmail.com
営業時間:4/1~9/30  8:30~18:00
              10/1~3/31 8:30~17:30
定休日:第一・第三 水曜日