MRI画像では、加齢とともに頚椎に変化が現れます。多くの場合、頚椎がとげのように変形したり、また骨の隙間がなくなってぶつかっているように見えます。整形外科では、この情報を基にして、痛みや痺れの根拠としています。手術でこの変形した骨を削ったり、隙間を広げるような治療を行えば、症状が消えると考えているからです。
ところが、手術をしても痛みや痺れの症状が消えない場合が多くあります。画像上では、とげがなくなり、隙間も広がっているにもかかわらず、症状が消えないのです。
こうなると、もはや整形外科では手の施しようがありません。鎮痛薬をどんどん強力にするばかりで、有効な方法がありません。
いったい、これはどのような原因で起こることなのでしょうか。なぜ、手術をしても症状が消えないことが多いのでしょうか。
それは、実は「オ血」の概念が重要になってくるのです。
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