木原歯科医院

歯を抜かずに一生残す
もともと歯のない方には義歯で咀嚼力の回復
なんでも噛めて、元気な毎日

診療時間
9:00~13:00、14:00~18:00
木曜日、日曜日、祝日休診


新幹線新下関駅から徒歩3分
(下関市秋根南町1-6-9)
TEL 083-256-6866
はじめまして 木原歯科医院 です

治療理念

歯科治療は銀歯をかぶせたり、入れ歯を入れたり、歯のないところに部分入れ歯やインプラントを埋めたりする修復処置としてとらえられがちです。もちろん、修復処置によって、自分の歯の代わりになる人工的な歯が出来上がり、なんでも噛めるようになるので、ありがたいことではあります。しかし、歯科医療があまりに修復処置に傾きすぎると、「歯を抜かずに残す」ことがおろそかになりかねません。
 予防的に虫歯や歯周病を防ぐことができれば、一生、自分の歯で噛んでいけます。運悪く、虫歯になったり、歯周病が進行しても、丁寧に治療すれば従来の治療では抜歯にいたるような歯も保存することが可能になります。これこそが、あなたの大事な歯を守る本当の歯科医療であると私は確信しています。歯科医師にとって、ブリッジや入れ歯はできて当たり前のことです。
 残念ながら、すでに歯を失っておられる方もいらっしゃいます。そのような方にはなんでも噛めて、同時に、長くもたせられるブリッジ、部分義歯、総義歯、インプラントもお作りします。咀嚼能力を高めることで、全身の健康も回復します。

院内感染を防ぐこと。治療以前の最も大切なこと。

最近の新聞報道によりますと、歯を削るハンドピースという器具を患者さんごとに交換して滅菌している歯科医院」は約半数だそうです。当院ではハンドピースだけでなく様々な機械器具の滅菌、消毒を真摯に行っています。基本はもし自分が治療を受ける側であったらしてほしくないことは、患者さんに対して行わない。してほしいことを患者さんに対して行うということです。このことは、治療が上手だとかどうとかの以前の最も基本的に大切なことです。確かに、十分な滅菌、消毒を行うことは高いコストが必要で医院経営上は大変なのですが、そんなことは言っておられません。さらにレベルの高い方法を考え続けるつもりですので、ご安心ください。

治療用グローブの交換

治療用グローブは患者さんごとに使い捨て、交換になります。治療の途中で他のものに触れるときは、触る部分にビニールのカバーをします。これで汚染の拡散がなくなります。

治療台の消毒

患者さんの治療が終わり、治療台をはなれたら、治療台、各種ホース類はアルコール噴霧器で消毒します。

ハンドピースの滅菌

ハンドピースは動作をやめたときに口腔内の唾液、血液を再吸引するといわれています。そのため、ハンドピースは15本用意し、それぞれ患者さんごとに袋に入れて、オートクレーブで滅菌しています。ご安心ください。

エプロンとヘッドレストカバー、紙コップは使い捨て

これらのものは、患者さんそれぞれで使い捨てになります。エプロンで口をぬぐっても大丈夫です。

根管治療の器具はこんなにたくさんあります。

根管治療にもちいられるファイルという器具です。これで根管内の汚染を除去します。すべてオートクレーブで滅菌しています。

各種滅菌機、消毒器

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌機)が3台、ガス消毒器が1台、煮沸器が3台あります。それぞれの器具の材質によって使い分けます。基本はオートクレーブです。どれにも適さない器具については抗ウイルス消毒液を用います。さらに向上させます。
予防、治療において具体的に目標にしていることがあります。
    歯を抜かないようにできるための目標にむかって努力いたします。

目標1
プラークコントロール(はみがきで歯垢を除去)がきちんと出来ること

患者さんが確実にプラークコントロール出来ることで、今後、むし歯が出来なくなります。(ご自身の歯磨きで歯垢を確実に除去できる)また、歯周病の治療のためにも絶対に必要なことです。ブラッシングが高いレベルで行えるようお手伝いいたします。

目標2
歯石を確実に除去すること

歯石をきちんと除去することは想像されるよりも難しいことです。特に歯周ポケットが深くなっている歯の歯石除去はさらに、難しくなります。時間をかけて、ゆっくりと、痛くないように行います。歯石の取り残しがあると歯周病は治りません。歯石を除去することは歯周病を治すための手段であります。決して手を抜くことは出来ません。

目標3
歯周組織を健康な状態にする

歯の周りの歯肉を含めた組織を健康にします。簡単に言えば歯周ポケットを減少させ出血がないように致します。病的な歯の動揺もなくなることで歯周病が治り、歯が長持ちいたします。
場合によってはなくなった骨を再建する手術も行います。

目標4
むし歯の治療において極力、歯髄を保存する

大きなむし歯で、歯髄(神経)に達するようであっても、出来るだけ、歯髄(神経)を除去しなくて済むような努力を致します。多少しみても、歯髄を保存することで、歯が長持ちいたします。むやみに歯髄を除去すると将来、感染が起きやすかったり、破折によって歯を失うことになります。

目標5
やむを得ず歯髄を除去しても精密な根管治療を行う

むし歯で歯が痛くなってどうしても歯髄を除去しなければならないこともあります。その時には時間をかけて丁寧に精密な根管治療を行います。それで再感染や破折が少なくなり歯が長持ちします。

目標6
歯髄を除去した後の修復物(金属管)の縁が歯にぴったり適合する

根管治療後の修復物が歯にぴったり適合するためには精密な型取りを行います。修復物の材質よりも精密な型取りを行うことによってぴったり適合した修復物が出来ます。もちろん優秀な歯科技工士の技術も大切です。

目標7
修復物のかみ合わせを精密に調整する

修復物は高低があってはいけません。すべての歯と均等に咬合することが必要です。かみ合わせを精密に調整することで、咀嚼が良好に行われます。高い歯があると将来無理な力が働き歯が割れる原因になります。

目標8
部分入れ歯は残っている歯を保護することを目標にする

歯が無くなっている方では部分入れ歯で咀嚼しなければなりません。その時、咬めることは大事ですが、残っている歯に無理な力がかからないようにしたり、歯周病になっている歯を固定して保護できるように出来る設計が必要です。

目標9
治療後のメインテナンスが必要です。

治療が終わった後、メインテナンスが必要です。定期的にチェックすることで、ブラッシングを確認したり、歯石の再沈着を防げます。また新たなむし歯を早期に発見できます。上手に歯磨き腕きが出来ていない部分も歯科衛生士がキレイにすることが出来ます。

当院の歯周病治療 ~なるべく切らない。 生活習慣の見直し。~
歯周病は治ります。



歯周病治療の第一歩は、患者様ご自身で歯磨きをきちんとしていただくというセルフケア―です。ご自身によるお手入れが歯周病の改善のための必要条件の90%以上を占めます。プラークコントロールが充分におこなわれたうえで、その後の歯周外科、修復処置(かぶせ物やブリッジを装着する治療)、インプラント治療が生きてきます。逆に言えば、歯磨きが充分でないと歯周外科(小手術によって歯の周りの組織を再生させる治療)を行っても、高額な入れ歯やインプラントを入れても、長持ちせず、無駄になってしまいます。
 昨今の流れとしては、歯周再生療法(歯周外科手術)によって、歯の周囲の組織を新たに再生させる外科手術に傾きがちです。そして、歯を残すことが無理だと判断すれば、抜歯してインプラントを勧めるということになります。しかし、どうでしょうか。私は歯周外科以前の初期治療(ブラッシングの見直し、歯石、沈着物の完全な除去等)にもっとウエイトをおいてじっくり時間をかけて、お付き合いしても良いのではないかと考えています。いわば歯周内科です。これが当院の歯周治療の特徴です。手術をしなくても、ほとんどの場合治ってゆきます。もちろん、状況を見極めて、歯周外科手術も行います。
 ご自分の歯をご自分で守ってください。
 そのために、歯科衛生士ともどもお手伝いいたします。
 なお、歯周病治療は、ほとんど、健康保険の範囲でできます。

マイクロスコープを用いた精密根管治療
        ~最新の治療法~

マイクロスコープ(手術用顕微鏡)が導入されてから根管治療が変わりました。従来の方法ですと根管内が清潔になっただろうという推定で治療が進むのですが、実際に根管の内部が拡大されると驚くほど、汚染が残っているのです。残っている汚染が見えると、なんとか除去せざるを得ないので、さまざまの方法で工夫しながら治療していきます。当然、治療成績は上がり、従来ですと抜歯になるような歯も保存できるようになります。
 ただ、丁寧な治療になればなるだけ、時間がかかり、患者さんも長い時間、口を開けていなくてはならないし、術者もすごく疲れます。
 それでも、この治療はこれからのスタンダードな治療方法になることは間違いありません。
 アメリカでは根管治療の専門医がいて、その人たちは根管治療だけを行います。私はアメリカ歯内療法学会の専門医です。この分野の治療は長年研鑽しています。

小児歯科治療

小児の治療はなかなか大変ですね。怖くて、怖くて、治療台に近づくのも嫌がられます。応急処置をした後、まずブラッシングを練習することが大切です。すぐに治療には入りません。そのうち、少しずつなれてきます。
当院では抑制具を使用しておりません。無理矢理押さえつけると、その後、歯科医院に行くことさえ嫌がるようになります。出来るまで待ちましょう。なれるに従って、少しづつ、口を開けるようになります。本人に出来る範囲の治療を行います。予防をしながら、新しいむし歯が出来ないようにします。5歳になれば大方の治療は出来ます。最も大切なことは6歳臼歯(永久歯)をむし歯にしないことです。6歳臼歯を守ってゆく事が、健全な大人の口腔の第一歩です。待ってやりましょう。

歯列矯正治療

歯並びの悪い方の歯列矯正治療は基本的に美容の為です。治療を行う前にはレントゲンの規格写真、歯列模型、筋電図、顎位診断等の検査を十分に行いその方に最も適した治療方法を考えます。美容的に満足できるようにするだけでなく、生体に適した良いかみ合わせにすることも目標にします。歯並びがきれいになっても、顎がずれてしまっては大変です。かみ合わせを是正することは、われわれのように一般の歯科医療をおこなう歯科医師の最も得意とするところです。ここが当院で行う歯列矯正治療の特徴です。美容だけでなく、生体に適したかみ合わせにできます。
なお、適正なかみ合わせにするため、マウスピース矯正は行っておりません。

ピッタリ入れ歯。部分義歯、総義歯

部分入れ歯も総入れ歯もピッタリ合うためには顎位(あごの上下関係)の是正につきます。痛い入れ歯は裏側がとがっていると思われがちです。意外ですが、問題は顎の位置関係です。かみあわせが悪いので無意識的に偏った位置で噛みしめるようになります。その部分に過大な力がかかり、痛みとなります。はずれる入れ歯も理屈は同じです。逆に言えばよく噛める入れ歯はズレのないかみ合わせができているということです。ずれたまま裏側をいくら削っても良くなりません。そのため、何度も入れ歯を仮の状態で試適し、修正しながら完成してゆくことが必要です。ここが皆様に伝わりにくいところです。このことが私の40年にわたる経験の結果です。
 あとは、技工士の宇都宮さんがこれまた、経験を集大成した、どこでもできないような、すばらしい入れ歯を作ってくれます。ただの宣伝ではありません。本当のことです。
 当院では予防処置や歯周病治療のイメージが強いのですが、入れ歯に関しても絶対的な自信があります。ぜひ、ご相談ください。ピッタリ合った入れ歯は、よくかめるだけでなく残った歯を支えて守ってくれます。

木原歯科医院 の特徴
歯を残すことを第一に考える。
ご自身の歯を一生、保ち続けることは命の根本にかかわることです。食物を自分の歯でおいしくいただけることは本当に素晴らしいことです。そのお役に立てるよう、スタッフ一同、研鑽、努力しています。長年の経験により、たくさんの技術を集大成しています。
患者さんの意向に沿った治療
一方的にこちらの方針を押し付けるのでなく、できるだけ患者さんの意向、状況、事情に沿って治療します。そして、互いの共感が得られたところで、専門的な情報を提供し、たがいに手を携えて共通の目標を目指しましょう。
約束した時間を守ること
患者さんの時間は貴重です。その大事な時間を無駄にしないよう効率よく治療してゆきます。約束した時間を厳守できるよう最大の努力をしています。時間が充分であればそれだけ高い技術が提供できます。上手な歯科医師とは時間を十分にかけて丁寧な治療ができる人たちのことです。
多彩な経験を持つ歯科技工士、歯科衛生士
当院の歯科衛生士は全部で6名います。どの人も院の方針に共感して治療しています。皆様の歯を守ることが一番大切であると考えているのです。そのため研修を続け、高い技術力を維持しています。また歯科技工士の宇都宮仁は長年の経験で誰にも負けない日本の最高レベルの冠や義歯を作ることができます。一度、当院で義歯を装着された方は十分お分かりです。
なにより、チームワークが大切です。
多彩な経験を持つ歯科技工士、歯科衛生士
当院の歯科衛生士は全部で6名います。どの人も院の方針に共感して治療しています。皆様の歯を守ることが一番大切であると考えているのです。そのため研修を続け、高い技術力を維持しています。また歯科技工士の宇都宮仁は長年の経験で誰にも負けない日本の最高レベルの冠や義歯を作ることができます。一度、当院で義歯を装着された方は十分お分かりです。
なにより、チームワークが大切です。
衛生士さん募集中

当院では衛生士さんを募集しています。
予防歯科や歯周病治療に興味のある方、一緒に働いてみませんか。
一緒に技術を研鑽して極めていきましょう。
条件等の詳細はお電話にてご確認ください。

電話番号
Tel:0832566866

スタッフ紹介
院長 木原芳郎
九州歯科大学卒業。
American Asociation of Endodontists認定正会員(アメリカ歯内療法学会)(根管治療の専門医)
Preventive Dentistry Reseach Group会員
心身医療哲学研究会会員    


歯科医師 木原誉子
九州大学歯学部卒業。予防歯科を中心に研鑽。
歯科医師 木原廣子
九州大学歯学部卒業。口腔外科を中心に研鑽。
歯科技工士 宇都宮仁
 歯科技工のすべての分野でのエキスパート。特にこの人の作る入れ歯は国内でも最高レベルである。なんでも噛める入れ歯です。
歯科技工士 宇都宮仁
 歯科技工のすべての分野でのエキスパート。特にこの人の作る入れ歯は国内でも最高レベルである。なんでも噛める入れ歯です。
医院名 木原歯科医院
創業者 木原芳郎
設立年月 1981年2月
医院住所
下関市秋根南町1-6-9
設立年月 1981年2月