こんにちは！　稲野一美です。

早いもので、プロとして司会の仕事をして20年以上がたちました。

力を合わせてイベントを成功させ、
お客様と笑顔になる、
現場の仕事が大好きです。

ところで、現場には、プロのイベンターさんもいらっしゃれば、
そうでない運営の方もいらっしゃいます。

例えば、会社でたまたま、イベント運営役が回ってきた、とか。
仲間の集まりの幹事をやれといわれた、とか。
実は、現場の大半が、そんな方々だったりするんです。

そんな皆さんに、お伝えしたいことがあってこの文章を書きました。
少しの間お付き合いいただけるとうれしいです。

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プロでない限り、あまり気にされていないと思うのですが、
あちこちのイベントでよくあるのが、
「あーーー！！　もったいなーい！！」というケースです。

とってもいい内容のイベントなのに、出演者の入れ替えで間延びし、
グダグダになった瞬間、お客様の興味や集中力が切れて、その場を離れられたり…

すごいゲストが来てるのに、全然伝わらず、聞き流されたり…

ちょっとした言い方やタイミングの違いで、お客様に大切なことが伝わらず、
その場が混乱したり、プログラムが進まなかったり、がっかりされたり…
（時には怒りを買ったりも！）

本当に「もったいない！」ことが多いのです。
お客様の立場で、こういうご経験、おありではありませんか？

でも、こういう時、主催者は往々にして「こんなもんだ」と思っていらっしゃって、
あまり気にされていなかったりするんです。

ここがまた「もったいない！」

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私はよく、「イベントはケーキ」とたとえます。

スポンジやクリームなど、土台になる部分はコンテンツ（内容）。
パティシエである主催者が、いいものにしようと企画し、
一生懸命作り上げられる部分です。

主催者の努力で、最高の材料がそろい、とてもおいしいケーキになった、
これで喜んでもらえる、と思われたとします。

ところが。

ケーキを買いに来た方が、まずご覧になるのは何でしょうか？

そう。ケーキそのもの。見た目です。
美しく、綺麗で、ワクワクさせてくれ、
ケーキのおいしさを予感させる、素敵なデコレーション！

どれもいいな、次はあっちも食べたいな、と思わせるおいしそうな見た目です。

ここで、もし。
そのデコレーションがドロドロだったら・・・？

ワクワクしながら買いますか？
食べる気がおきるでしょうか？
中身のおいしさがちゃんと伝わるでしょうか？
食べてもらったとして、お客様は満足でしょうか・・・？

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司会進行は、イベントの演出部分、ケーキのデコレーションです。

すぐれた司会者は、主催者が作り上げてきたイベントの魅力を何倍にもします。

話し方という「見た目」が美しいのはもちろんのこと、
中身=主催者が伝えたいことをふまえて的確にそれを伝え、
イベントを何倍もおいしく演出し、
お客様に、主催者に満足していただく。

仮に何かが起こったとしても、最小限の影響にとどめて進行する。
時には、イチゴが倒れたのも演出のように乗り切る。

中身は同じでも、満足度は大違い。

私は、それがプロの司会者の仕事だと考えます。


そのために必要なのは、

現場に対する愛と責任感。（私のモットーです）

生まれてきたのが、信頼と安心です。


あなたのイベントのデコレーションはいかがですか？
お客様は満足されていますか？


「もったいない」を「大満足！！」に。

あなたのイベントの魅力を何倍にも引き出すお手伝いをいたします！