家族や恋人、そしてペットという最愛の存在と
死別したり、お別れすることは、身を切るような辛い体験。
そこには、「もっとやれることがあったのではないか?」という後悔の念と
それが出来なかったご自身を責める気持ちです。
このセラピーでは、後悔の気持ちをお別れした相手に伝え
苦しい気持ちを癒し
また新らしくご自身の人生を歩いていくことを目指しています。
わたしは、父を亡くしました。
肺がんでした。
その頃、わたしは沖縄に住んでいましたが
父の様態が急変し「すぐに帰ってきて!!」という涙声の母からの電話で
仕事も放り投げて、地元福岡へ帰りました。
毎日、休むことなく
片道、1時間半の父の病院へ母と見舞いに行き
在宅治療になってからは、わたしが父のサポートを毎日しました。
ホスピス(緩和ケア病院)に入ってからも寂しがる父のために
毎日病院へ通いました。
そして、父が息を引き取ったのは
それから約1年たったクリスマスの前日。
看護婦さんが
「毎日、本当によくやったよね。
こんなに毎日来るご家族ってなかなかいないのよ。
お父さん、喜んでるよ、きっと。」
そう言って、泣いているわたしの肩を抱きしめてくれました。
でも。。。。
わたしは、首を横に振るばかり。
そして、わたしの口から出た言葉は
「お父さん。ごめんなさい。。。。」
わたしは、1年間、一日も休まず父の看病をしていたというのに
「もっと、優しくしてあげればよかった」
そんな後悔の念で、自分を責めることしかできませんでした。
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父を殺したのは、わたしだ
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元々、父のことが嫌いだったわたし。
だから、普段からすごく父には冷たかったし
父の発言や行動が理解できず
わたしからの父への態度は
今でも「あの時はひどかったな」と思う時期もあります。
「もっと、家族が父に優しく接していれば・・・」
そうしたら、ストレスや孤独を感じずに
もしかしたら、がんになんか、ならなかったのかもしれない・・・
わたしは、ずっと
「父が病気になったのは、わたしたちのせいだ」
「父の死期を早めたのは、
わたしが冷たくて孤独にさせたからだ」
そんな想いから、自分を責めて責めて、責め続けるようになりました。
そう。
大切な人の死や、別れは
「ココロの痛み」では、もっとも深く大きな痛みだと言われています。
そして、その痛みを見ていくと
とてつもない大きな悲しみと
そして「後悔の念」が大きく存在しているのです。
今のあなたのお気持ちをお話していただきます。
もしかしたら「いつまでも悲しい顔していたらダメだ!お仕事がんばらなくちゃ」って
悲しい気持ちをスルーしていませんか?
ひとりで、ギュっと抱え込んでいませんか?
話して、受け止めてもらうだけで、すごく楽になることもあるんです。
まずは、あなたのお話を聞かせてください。
「もっとできたことがあるのではないか?」
そんな後悔の気持ちがあって、それをできなかった自分を責めて苦しめている。。。。
そんなことを自己紹介でも話しましたが
その「後悔の気持ち」を、お相手にお伝えするというワークをします。
本当の気持ちを全部伝えると、ご自身を苦しめていた罪悪感が消え
不思議なんですが、その時、その「愛すべき相手」からは「感謝の気持ち」が伝わってくるのです。
「本当は、あなたが大好きだった。あなたとの日々は、とても幸せな毎日だった。」
そんな声が聞こえてくるのです。
①初回ヒアリング(60~90分)
②ワーク(60~90分)
①をしてから②の日程の予約をしていただきます。
ご様子によっては、①と②を同日にされる方もいらっしゃいますが
お話をお伺いして、場合によっては、②まで時間を空けていただくこともあります。
①と②パックで40,000円
・お話やワーク(60~90分)
ご様子によっては、1週間ほど間隔をあけて、もう一度受けていただくとより残されたご家族との絆が深まり、
幸せに向かって歩いて行っていらっしゃいます。
・1回 20,000円