特定非営利活動法人 里地里山問題研究所 TEL. 079‐550-9037
豊かな里地里山を継承するために
20歳以下人口「0」人!
丹波篠山市川阪集落より発進!
川阪オープンフィールド
参加者募集!

遊休農地を活用して、以下の活動をしています

多種多様な野菜づくり
野菜の生長過程・美味しさを知る

天日干しのお米づくり(目指せ無農薬!)

堆肥づくり(美味しい・甘い野菜を作ろう)

みんなで地域活性化案の検討
農地の価値向上のため、参加者みんなで検討・商品開発を目指します。

四季折々の里山の恵みを楽しむ
魅力いっぱい!里山の資源を体感します


★2024年度スケジュール

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3月31日(日)ジャガイモ植え、畑の片付け
4月14日(日)スナップエンドウの支柱づくり
4月21日(日)田んぼの代掻き
4月28日(日)田植え①
4月29日(祝)田植え②
5月3日(祝)  田植え予備日
6月2日(日)  河川の草刈り(集落支援)
9月29日(日) 河川の草刈り(集落支援)
11月10日(日)道路沿いのゴミ拾い、シカ柵点検(集落支援)

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現時点での主要な予定を記載しています。
上記以外にも、第2、第4日曜日に基本的に活動しています。

活動内容が決まり次第内容を追記していきます。


以後も2週間に1度程度の頻度で継続します

●ひと月に2回程度、丹波篠山市川阪のオープンフィールドで以下のプログラムから作業をスタートします。もちろん来られる日だけで結構です。体力に自身のない方も、休みながら自分のペースで作業をしてくださって結構です。みんなで楽しみながら力を合わせて、進めていきましょう!
●地域行事への参加など別途参加費が必要なときもあります。
毎回、地域の女性の方といっしょに、地域食材を使った簡単な食事をお料理班で作ります。
※2023年度4月以降は月1回のペースでお昼ご飯づくりを再開することとなりました。
 お昼ご飯づくり活動日は、参加費300円/人を頂戴します。
 

川阪オープンフィールドが目指すこと

丹波篠山市の北部に「川阪」という集落があります。

周囲は広葉樹の山々に囲まれ、圃場整備されていない田園風景を護岸整備されていない清流がさらさらと流れている、まるで日本の原風景のような美しい景観があります。

しかし、この川阪にはある事実が・・・
それは、20歳以下人口が0人ということです。

私たちが美しいと感じる景観は昔から人の手によって管理・維持されてきたものです。伝統や文化も人の手によって受け継がれてきました。

しかし、20歳以下ゼロという事実が・・・今その存続が危ぶまれているのです。

耕作放棄地が増え、草刈りや川の管理、獣害対策をする人がいなくなれば美しい景観は失われてしまいます。

地域で850年続いている祭りは900周年を迎えられないかもしれない。

それどころが、10年後、20年後の集落はどうなっているのか
大きな不安がだんだんと現実に迫ってきています。

一方で、地域の方にお話しを伺っていると、皆さんがこの川阪の美しい景観を誇りに思っているのがよく分かります。

何とかできないものか・・・・
何かきっかけがないか・・・

そこで川阪では、年々増加する耕作放棄地を活用して、新しい試みを始めることにしました。

それが川阪オープンフィールド構想です。

川阪の美しい景観・地域を守りたい・・・
そんな地域の想いに共感してくださる方に、オープンフィールドを提供し、

気軽に川阪にお越しいただきながら、楽しく農作業や地域を守るための作業体験をしてもらいたいと思ってます。
そして、みんなで話し合いながら次にやってみたいアイデアを出して、実現可能性をさぐっていきます。

リピーターになればなるほど、やれることも広がっていくでしょう!


参考にするのは、最近企業でも取り入れられているオープンイノベーション。
オープンイノベーションとは、組織の枠組みを越え、広く知識・技術の結集を図ること。企業やベンチャー、大学、研究機関が自前の技術やアイデアを持ち寄り、共同で新製品開発などを進める手法を言います。

農村は豊かな資源が残る宝の宝庫。

地域だけではできないこと、一人だけではできないことも、年齢や職業や立場が違う多様な人々が集まることで、新たな可能性が生まれます。

川阪の未来を共に創っていきませんか?
もしもあなたが疲れたら
疲れたら綺麗な空気を吸って新鮮で美味しいものが食べたくなる。
癒されにちょっと田舎の実家に帰りたくなる。
田舎に帰れば、待っている人がいる。変わらない景色がある。

農村に実家がある人もない人も、気軽に帰ってこれる「もうひとつの田舎」見つけてみませんか?

命に大切なものはどこから?
昔は当たり前のようにあった安心安全が求められる昨今、水はどこから?食べ物はどこから来ているのでしょう?
癒される風景、子供の時に遊んだ遊び場。
それを作る人、守る人達がいます。
守りたいもの
便利な世の中に慣れて現在の生活なしでは不便さを覚える人がほとんどでしょう。
でも世界的に食糧難の時代が到来し、それが日本にもやってくると言われています。
守らなければならないもの、それが日本の農村にはあります。
そして未来へ
私達だけでなくこれからも未来は続いていきます。
子供達、そしてまたその子供達にいつまでも健やかに、そして美しい風景や遊び場が残るように1人1人が少しずつでいい、行動を起こせばそれが大きなことにつながる。
そんな風に思ってまずはここ川阪から始めてみまれんか?
皆さんのアイデアや労働力、パワーをわけてください。
命に大切なものはどこから?
昔は当たり前のようにあった安心安全が求められる昨今、水はどこから?食べ物はどこから来ているのでしょう?
癒される風景、子供の時に遊んだ遊び場。
それを作る人、守る人達がいます。

川阪ってどんな村?

篠山市西紀北地区には4つの集落があり、その1つが川阪です。
川阪に生息する蛍
川阪に生息する蛍
川阪について
川阪は22世帯、人口33人の村です。
そのうち20歳以下人口がなんと0人!
自然豊かで山からおりる清流があり、晩春には蛍が飛び交います。
その水で美味しいお米や野菜が作られ、山では筍、山菜、柿、四季折々の自然の恵みをいただけます。
川阪が抱える問題
・人口減により耕作放棄地が増え、草刈りや川の管理、獣害対策などを行う人出不足
・祭りなどをはじめ、昔からの文化、伝統行事などを継承することが困難

皆さんの「したい」ことで人と村の架け橋を
作物を育ててみたい 住んでいるところではやってみたいけど畑やお米を作ることが難しい
リフレッシュしたい 休みの日には美味しい空気を吸って体を動かしたい
四季を感じたい 自然が近くに少ないから草花や旬の食べ物を食べて季節を感じたい
伝統を学びたい 川阪の人とお話をすることでその土地の風習や文化を学びたい
調査したい 土地ならではの生物が存在します。
川の生物や昆虫、鹿や猪などの野生動物、その土地で生きる生き物を調査したい
守りたい 大切な資源である美味しい水や空気、景観を守りたい
調査したい 土地ならではの生物が存在します。
川の生物や昆虫、鹿や猪などの野生動物、その土地で生きる生き物を調査したい
川阪が抱える問題
・人口減により耕作放棄地が増え、草刈りや川の管理、獣害対策などを行う人出不足
・祭りなどをはじめ、昔からの文化、伝統行事などを継承することが困難

例えば、皆様の力があれば

獣害柵点検をし、村に野生動物が入ってくるのを減少させ、農作物の被害を減らせる
耕作放棄地を使うことで荒れた土地が減り、人と自然で暮らす動物達との境界線ができ、また景観も守られる。
季節の恵みを収穫することで土地も循環し、お料理作りをするなど人も活気づく
季節の恵みを収穫することで土地も循環し、お料理作りをするなど人も活気づく

美味しく、楽しく、学ぶ。
こんな体験してみませんか?

畑で野菜やお花作り
ハウスではなく栄養たっぷりの季節の野菜を収穫したり、季節のお花を楽しむ。
篠山ならではの黒枝豆作りもできます。
お米作り
機械化の世の中ですが、手植えで苗を植え、手で稲刈りをし、天日で干す。
昔ながらの米作りをして当たり前にある食べ物の大切さを感じませんか?
自然の恵み収穫
春は筍、山菜など川もあるけど山もあるこの川阪では自然の恵みがいっぱい!
宝探しのように夢中になりますよ。
お料理作り
地域のお母さん達はお料理の大先生!土地でとれたものを美味しく一緒にお料理しましょう。
新たな発見があるかも。
獣害柵点検
農作物を守るため、川阪では山沿いに獣害柵を設置しました。
この柵も点検をしなければ倒れている箇所などから野生動物が村に侵入し、意味がありません。
広範囲に渡るため、これも人がいなければ重労働なのです。

でも、都会の人からすれば、シカやイノシシの痕跡を確認し、野生動物の行動を想像しながら山歩きをするのも楽しいかも。
生き物調査
自然を守るため生き物調査もかかせません。
川阪には貴重な生物たちが存在します。
生態系を守るのも環境を守る上で大切。作物などにも大きな影響があります。
ちびっこボランティアも大活躍!
お米作り
機械化の世の中ですが、手植えで苗を植え、手で稲刈りをし、天日で干す。
昔ながらの米作りをして当たり前にある食べ物の大切さを感じませんか?

他にも楽しいことを皆さんで見つけて素敵な時間を作っていきましょう!

蛍狩り、ジビエBBQ、干し柿づくり、キャンプ等々。
皆さんの新しいアイデアで色んな企画を作って川阪を盛り上げていきましょう!
まずは川阪へ是非遊びに来てください!

さともん川阪オープンフィールド
2024年度プログラム


●ひと月に2回程度、丹波篠山市川阪のオープンフィールドで以下のプログラムから作業をスタートします。もちろん来られる日だけで結構です。体力に自身のない方も、休みながら自分のペースで作業をしてくださって結構です。みんなで楽しみながら力を合わせて、進めていきましょう!

★2024年スケジュール

3月31日(日) ジャガイモ植え
4月14日(日) 夏野菜に向けた準備
4月21日(日) 田植え準備、代掻き
4月28日(日) 田植え①
4月30日(日) 田植え②
5月3日(祝) 田植え(予備日)
5月12日(日) 畑作業、草刈り、田んぼの草取り
5月26日(日) 畑作業、田んぼの草取り
6月2日(日) 集落行事「川刈り」への参加
6月9日(日) 集落の草刈り支援、黒豆の播種
6月23日(日) ジャガイモの収穫、畑の耕運
6月30日(日) 黒豆の苗植え
7月14日(土) 内容未定
7月28日(日) 内容未定
8月11日(日)集落の草刈り支援、畑作業
8月25日(日) 秋野菜の種まき
9月15日(日) 畑作業
9月22日(日) 新米試食会
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以後も2週間に1度程度の頻度で継続します。

1回あたりの参加費は基本300円/人(昼食代込)。地域行事への参加など別途参加費が必要なときもあります。

●毎回、地域の女性の方といっしょに、地域食材を使った簡単な食事をお料理班で作ります。
※2023年4月以降お昼ご飯を月1回のペースで再開いたします。お昼ご飯づくりを行う活動日は、昼食代として参加費300円/人をいただきます。お昼ご飯づくりを行わない日もお昼をまたいで作業を行うことがあります。その際は、各自お昼ご飯のご用意をお願いいたします。

 

さともん川阪オープンフィールド
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お問い合わせ先

特定非営利活動法人 里地里山問題研究所(さともん)

〒669-2214 兵庫県丹波篠山市味間新315
TEL&FAX:079-550-9037
E-mail:info@satomon.jp
URL:http://satomon.jp/