12月に入り、今年は暖かい日が続いていた影響か、紅葉は例年よりはやや遅い見ごろであったようです。当院の木々も紅く色づき、落葉が始まっており、本格的に冬が訪れてきました。
年末年始のお知らせです。
通常診療は12月28日(土)までで終了です。
12月29日(日)~1月4日(土)まで休診となります。
1月5日(日)は休日当番医で診療を行っておりますが、通常診療の方は、1月6日(月)よりご来院ください。
ぐっと冷え込んできましたが、体調には気を付けてお過ごしください。来週からは最高気温も10度程度となってくるようです。朝起床時の腰や膝のこわばり・痛みを感じられる方が増えて来ています。日ごろから温め・体操などを行い、調子を整えていきましょう。
お困りの際にはご相談ください。
11月も終わりが近づき、日が落ちるのがとても早くなり、気温もだいぶ低くなりました。紅葉の季節から、冬がやってきそうです。
今回は診療部門より、「へバーデン結節」についてのお話です。
手指の痛みでお困りの方は多いと思います。へバーデン結節とは手指の第1関節が赤くはれたり、曲がったりする状態で、痛みを伴うことがあります。変形に伴い、関節の動きが悪くなったり、痛みのため強く握ることがしにくくなったりし、日常動作に影響が出る場合があります。
原因は不明ですが、局所の所見は第1関節に発生する変形性関節症です。一般に40代以降の女性に多く発生します。
診断はレントゲンで可能であり、第1関節の隙間が狭くなったり、関節の変形、骨のとげ(骨棘)があれば、へバーデン結節(手指の変形性関節症)と診断します。関節リウマチとは異なります。
治療としては、①保存療法が一般的で、痛み止めや塗り薬、テーピング、温熱療法があります。②手術療法もありますが、保存療法では痛みがとれない、変形が強いなどの方が対象となります。
手指の痛みが続いたり、関節リウマチではないかと気になる場合は、当院にて診察・検査を行うことが可能です。お気軽にご相談ください。
10月も終わりとなり、秋風が心地よく感じられる季節になりました。今回は受付部門より「マイナンバー保険証利用」についてのお話です。
現行の健康保険証の発行については、令和6年12月2日より終了し、マイナンバーでの保険証利用を基本とする仕組みに移行します。マイナンバーカードの健康保険証としての事前登録は、マイナポータル・セブン銀行ATM・医療機関、薬局のカードリーダーからでもできます。
健康保険証発行終了後、マイナ保険証や有効な健康保険証をお持ちでない方は、加入する医療保険者から資格確認書が送付される予定となっており、資格確認書を医療機関・薬局にて提示することで確認を行います。令和6年12月2日時点で有効なお手持ちの健康保険証は、最大一年間有効とする経過措置が設けられています。
ご注意いただきたいのが、各自治体が対応している子供医療費等の地方公費受給者証については現在一体化しておらず、これまで同様医療機関受診の際はご提示下さい。
また、引っ越しや転職により加入する保険者が変わった場合、最新の資格情報が表示されない場合があります。新旧保険者が紐づく資格情報について更新作業が完了してない場合です。お勤めの方は、お勤め先を介して現在加入中の健康保険組合等にご確認ください。お勤めされていない方はお住いの市区町村や福祉事務所へご確認下さい。
新制度導入に困惑される方もいらっしゃると思いますが、マイナ保険証利用で様々なメリットもあります。操作方法等お困りの際は、お気軽に受付まで声をかけて下さい。
皆様お元気で、深まる秋を満喫されますことをスタッフ一同お祈りしております。
10月19日(土)~20日(日)と東京で行われた、第35回 日本整形外科超音波学会に参加してきました。東京は19日は最高気温が30℃だったのが、20日は一変して19℃となり、東京で急に秋を感じることとなりました。今回は理学療法士2名も一緒に参加をし、スタッフと学会に参加したのは初めての経験で、学びも多く充実した2日間となりました。
運動器のエコーを用いた診療が進歩して、患者さんの病態がより分かるようになってきたこと、さらにそこにポイントをあてた治療を、理学療法士と協力して行うことがとても重要であることを強く感じました。
当院では診療にエコーを取り入れてまだ日が浅いですが、より良い医療を提供できるよう、新しい知識・技術も取り入れて取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。
明日から10月となり、朝晩はひんやりとした気候になってきましたが、まだ昼間の暑さはもう少し続きそうです。朝晩と日中の寒暖差が大きいので、体調には気を付けて過ごしていきたいです。
9月26日に、高砂市医師会の主催する、高砂市健康大学(@高砂市文化会館)で「いつまでも元気にいきいきと -運動器の健康について-」というタイトルで講演を行いました。
日常生活を制限なく健康に過ごせる「健康寿命」を伸ばすために、運動器の健康がとても重要であり、①けがの予防・②慢性疼痛の予防を行っていくために、骨粗鬆症・ロコモについて理解し、予防のために日常生活で出来る事(バランスの良い食事・適度な運動・日光浴など)をしていくことが大切であるというお話をしました。実際に、ロコモチェックや、ロコモ体操を一緒に行い、その後に、困ったことがあれば整形外科へ、ということで、当院の診療の流れなどについて簡単にお話をしました。
このような貴重な機会をいただきまして、医師会の関係者の方々に感謝いたします。この講演で、みなさまの運動器の健康についての意識が高まり、「元気にいきいきとした生活」の助けになれば嬉しく思います。
9月になり、少しずつ過ごしやすい季節になってきそうですが、まだまだ暑い日が続きそうです。しっかり水分を取って体調を整えましょう。
今回はリハビリ部門より「こむら返り」のお話です。
こむら返りは特にふくらはぎの筋肉に突然発生する激しい痙攣で、夜間に発生することが多く、突然の痛みが数秒から数分間続きます。
<原因と対処法>
1・筋肉の疲労:立ち仕事や運動により、カルシウムやナトリウムの電解質バランスが崩れ筋肉の収縮と弛緩が正常に行われなくなります。→ストレッチをこまめに行い、バランスの良い食事を摂取するようにしましょう。
2・水分不足:体内の水分や電解質が不足すると、筋肉が正常に働かなくなり、脚が攣りやすくなります。→日ごろから、十分に水分を摂取しましょう。起こった際には、スポーツドリンクなどで、十分な水分を摂取し、電解質のバランスを整えます。
3・血行不良:冷え性や同じ姿勢を続けることで血流が妨げられ、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されずこむら返りが発生しやすくなります。→起こった際にはストレッチ・マッサージを行い、筋肉の緊張を和らげましょう。日ごろから適度な運動を行い、筋肉を柔軟に保ちましょう。足が冷えないように工夫し、あたためるのも良いでしょう。
4・ミネラルの不足:カルシウム、マグネシウム、カリウムなどが不足すると神経伝達が正常に行われず、筋肉のけいれんが発生しやすくなります。→ミネラルを含む食材を意識的に摂取しましょう。バナナやほうれん草、ナッツ類がおすすめです。
こむら返りは一過性であることが多いですが、頻繁に起こる場合は、何らかの身体的問題や生活習慣が原因である可能性があります。糖尿病、腰部脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症、熱中症などが原因として挙げられ、その他にも肝機能障害や妊婦の方はミネラルバランスが崩れるため、こむら返りになりやすいです。
整形外科では、腰部脊柱管狭窄症からの筋肉疲労・こわばりからこむら返りになる方が多く、ストレッチ指導や漢方処方も行っております。気になる方はご相談ください。
8月も後半となり、日が暮れるのが早くなってきましたが、まだまだ厳しい暑さは続きそうです。引き続き体調には気を付けてお過ごしください。
今回は、診療部門よりガングリオンについてのお話です。
ガングリオンという疾患をご存知でしょうか。
関節の周辺にできる、米粒大〜ピンポン玉くらいの腫瘤のことで、関節包(関節を包む袋)や腱鞘(腱を包む”さや”)の変性によって生じます。女性に多く、主に手首の甲にでき、柔らかいものや硬いものまで様々です。
腫瘍をMRIや超音波検査で検査して中身がゼリー状・液体様であればガングリオンと診断されます。当院では年始から新しく稼働しているMRIでの検査で、20分ほどで撮影が可能です(腫瘍が小さすぎると撮像が困難な場合もあります)。
症状としては不快感・違和感のみで多くの場合は痛みがない良性の腫瘤ですので、放置しても心配はありません。稀にガングリオンができる位置によっては神経が圧迫され、神経痛(ピリピリした痛み・しびれ)を伴うことがあります。症状が気になる場合は、当院では注射器で内容物を穿刺して治療をします。穿刺して、いちど消失しても袋が残っているため、再発することがあります。何度か穿刺しても、再発してくる場合には手術で摘出することもあり、その場合は手術可能な医療機関へ紹介も可能です。
また、ガングリオンのように経過観察ではよくない腫瘍の場合もあります。特に痛みがある・大きくなってきている腫瘍にはご注意ください。
お困りの際、気になる際にはお気軽にお問い合わせください。
明日より8月となり、35℃近い真夏日が続いています。
体調を崩さないよう、水分補給・規則正しい生活(十分な睡眠)を心がけていきたいものです。夏の疲労の予防に、ストレッチや湯船に浸かることも効果的と言われています。
当院は8月11日(日)~15日(木)まで夏季休暇となります。8月10日(土)まで、8月16日(金)からは通常診療となります。
(8月12日(月・祝)は休日当番医の担当となっておりますので、9:00~18:00で診療を行っております。)
よろしくお願いいたします。
7月に入り、全国各地で、最高気温35度以上の猛暑日が続いています。今回は、受付部門より熱中症についてのお話です。
熱中症とは、暑熱環境における身体適応の障害によって起こる状態の総称のことを言います。熱中症を起こしやすい原因は主に気温の高い状態ですが、風がなく、湿度が高い状態でも体から放散する熱少なくなり、熱中症になりやすいとされています。本格的な夏を迎え高温多湿な7月は熱中症になりやすい条件がそろっているため、気を付けて生活する必要があります。
熱中症の症状には、めまい、立ちくらみ、大量の発汗、筋肉痛があります。このような症状があった場合は、冷所で安静にし、体を冷やし(首の両側にある太い血管を氷嚢で冷やす)、しっかり電解質を含んだ水分(スポーツドリンクや経口補水液など)を補給しましょう。重症になると頭痛や虚脱感、嘔吐が起こり、医療機関での診療が必要です。その際にも応急処置として、冷所で安静にし、体を冷やし、しっかり水分と塩分を補給して下さい。
高齢者・小児は特に注意が必要です。高齢者は体温調節機能の低下・体内の水分量の減少に加えて口渇を感じにくいため、水分補給が足りず、脱水になり汗がでにくくなることから熱中症になりやすい特徴があります。また、小児では体温調節機能が未発達のため、大人と比べると体温を下げる時間がかかってしまい体に熱がこもりやすい特徴があります。
熱中症を予防するために、スポーツや外出時には帽子をかぶり直射日光に長時間当たらないようにし、こまめに水分や塩分を補給しましょう。屋内でも熱中症は起こるため、屋内にいるときも水分補給はこまめに行いましょう。
7月中旬頃は例年梅雨明けの時期です。梅雨明けは気温が急激に上がりやすく、体が暑さに慣れていないため最も熱中症になりやすい時期の1つとされています。そのため、暑さを体に慣れさせるための暑熱順化も熱中症予防におすすめです。ウォーキングや適度な運動、湯船に浸かるなどを行い無理のない範囲で汗をかき、体を暑さに慣れさせていきましょう。
熱中症対策を行い、十分にご自愛してお過ごしください。
真夏のような暑い日が続き、例年より遅い梅雨入りも近いと思いますが、身体にお変わりございませんか。
今回はリハビリ部門より、怪我をした際の応急処置に関してお伝えします。ご自宅や外出先で転倒したり、足首を捻ったりして、痛みを感じた事はありませんか。そんな時は応急処置を行いましょう。身体の負担軽減・症状の緩和につながります。
一般的に言われる、代表的な処置は、行うべき動作の頭文字を取って“PRICE”処置と言われます。いずれも、筋肉や周辺組織の腫れ・炎症を抑え、症状の長期化を予防する目的で行われます。
P Protection(保護):
患部を固定することし、二次傷害を防止し、負荷を減らします。
R Rest(安静):
患部を安静に保ちます。その場に座る、横になる事が必要です。運動を続けると、身体の循環が活性化し、患部への血流が促進されます。
I Icing(冷却):
ビニール袋に氷を入れて約20分患部を冷やし、患部の血管を収縮させ、患部への血流を抑えます。
C Compression(圧迫):
手で圧迫、タオルで患部を抑え圧迫し、患部への血流を抑えます。
E Elevation(挙上):
心臓よりも患部を持ち上げ、重力によって血液が患部へ向かうのを抑えて、血液が患部に溜まるのを防ぎます。
応急処置としてだけではなく、受傷後数日はこのようなことを日常で心がけると、炎症・腫れを抑える効果があります。痛み・腫れが強い、続く場合は病院での診察を受けるようにしましょう。患者様の安心を心よりお支えいたします。お困りの際は、ご相談ください。
過ごしやすい気候が続いていますが、朝晩は冷えることもあり、関節や腰の痛みが出やすい方も多いようです。注意してお過ごしください。
今回は診療部門より、「肘内障」についてのお話です。
「肘内障」という疾患をご存じでしょうか?
手を繋いでいたお子さんが突然勢いよく走りだし、思いがけず腕をひっぱってしまうことは非常によくある事で、そのことにより、お子さんが腕を痛がり動かさなくなってしまうということがあります。これが「肘内障」という状態で、肘関節を構成する、輪状靱帯が橈骨頭から外れかかる亜脱臼を起こした状態で、輪状靱帯がまだ発達していない、1歳未満から6歳位のお子さんによく起こります。転んで手をついた時や、腕をひねったときでも発症することがあります。
小さいお子さんでは、痛い部位がよく分からない時もあり、肩や手関節に痛みがなさそうか、痛くなった原因などをしっかり聴取して、肘内障の可能性を考えた場合には、整復を試みます(けがが原因で動かさなくなった場合には、レントゲン検査で骨に異常がないことを確認することもあります)。肘内障であれば、コクっと入ったような感覚があります。
整復後はしばらく時間をおくと、通常通り「バンザイ」など痛がっていた腕を動かし始めるようになります。整復後は腕をいつも通り使用しても構いませんが、肘内障は繰り返す事もあるので注意が必要です。
だんだん暖かくなってきて、屋外で遊ぶことも多くなってきました。けがなどには注意して過ごすようにしましょう。お困りの際にはご相談ください。
当院は5月22日~25日まで臨時休診となります。27日より通常診療となります。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
明日より5月となります。暖かく過ごしやすい日が続いていますが、暑いくらいの陽気となる日もあり、すぐに暑い夏がやってきそうです。
1994年4月に川井整形外科は初代院長により、開院いたしました。今年は30周年となります。当初は、宝殿駅前のビル内の診療所でしたが、現在の場所へ移転し、日々、地域の運動器(骨・関節・筋肉)疾患の診療を行ってまいりました。今後も温かく安心できるクリニックを目指し、地域の皆様が元気に・笑顔で過ごすお手伝いが出来るようスタッフ一同心がけてまいります。
連休はカレンダー通りの診療で、4月30日・5月1日・5月2日、5月7日から通常診療です。5月12日は日曜日ですが、休日当番医のため、9:00~18:00は診療を行っています。お困りの際はご相談ください。
また、5月22日~25日が臨時休診となります。患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
ホームページトップのカレンダーもご参照ください。
4月も半ばとなり、日中は20℃を越える陽気となり、桜も葉桜と変わっていき、暖かな過ごしやすい季節となりました。
今回は、車いすをリニューアルしましたのでそのお知らせです。
今までの車いすは、「自走式」と言われる「自分で操作する」ことの出来るタイプで、後輪タイヤが大きく、自身で操作できるハンドリムがついていました。新しい車いすは、「介助式」と言われる一般的に、「介助者が操作する」タイプになります。
自走式では、後輪タイヤが大きく、車いす幅が広くなります。介助式のほうが軽く、車輪が小さく、こまわりがききやすいので、屋内では動きやすく、介助者の操作がしやすいというメリットがあります。後方の持ち手にブレーキもついており、急なブレーキにも対応が可能となります。さらに、今回のタイプは肘部が可動式となっていますので、車いすからの移乗がスムーズが楽に行いやすくなります。
自分で車いすを操作される方は、ご自身の車いすでご来院いただくことがほとんどですので、介助者が操作しやすく、診察ベッドやリハビリ機器への移乗がスムーズに行いやすい、介助式の車いすを今回は導入いたしました。以前までの自走式のタイプもリハビリ室に置いておりますので、必要時には使用することが可能です。
車いすの使用について、お困りの際は近くにいるスタッフにお声掛けください。よろしくお願いいたします。
本日より4月になり、冬ごもりしていた虫たちも目を覚まし、日に日に暖かさを感じられるようになりました。10日ほど前まで雪が降るような寒い日もありましたが、ようやく暖かな春を感じる日が続きそうです。
今回は受付部門から脊柱側弯症についてのお話です。
春になると地域の様々な学校で運動器検診(背骨や四肢の状態のチェック)が始まります。
その中の一つの項目に、「脊柱側弯症」があります。
脊柱側弯症とは背骨が曲がる疾患で、曲がり方の程度が強い場合には、治療を行う必要があります。発症率は約150人に1人で決して稀な病気ではありませんが、早期発見・早期治療を行うことで手術を回避することができます。
一般的には成長と共に骨の変形も止まりますが、弯曲の程度が大きい場合は成長が止まっても徐々に変形が進んでしまうことがあります。治療を行わず、そのまま放置しておくと外見からも姿勢の歪みが分かる、将来的に背中や腰の痛みが出現する、程度の強い場合には内臓器にも影響が出ることがあります。
運動器検診で指摘をされた際には、是非レントゲンでのチェックを行っていきましょう。
ご自宅でも可能なチェックポイント
・肩の高さの差
・わきのラインの左右差
・肩甲骨の突出の左右差
などがあります。運動器検診でも上記ポイントを含めて、確認していきます。
気になる点がありました際にはいつでも当院にご相談ください。また学校から、要検査の書類を受け取り、御来院される場合は書類・健康保険証を一緒に受付までご提出ください。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでお体に気を付けてお過ごしください。
3月も半ばとなりましたが、春の陽気を感じられる日もあれば冬の寒さに逆戻りする日もあり、気温の変化に気をつけて過ごしましょう。
今回はリハビリ部門から、頚椎(くび)の牽引療法についての紹介です。当院には2種類の頚椎牽引器があります。
1つ目は、固定型の牽引器です。こちらは、体が固定された状態で頚椎の一定の箇所を牽引することでしっかりと牽引される感じが得られやすいメリットがあります。
2つ目は、変動型の牽引器です。こちらは、リクライニングシートに座り、シート自体が動くことによって、リラックスした状態で頚椎を色々な角度から適した角度で牽引することが出来ます。
どちらの牽引器も頚椎を牽引することで、頚部の関節周囲の軟部組織をストレッチし、マッサージ効果により血流の循環を改善し、筋肉のハリやこりを緩和させます。頚部から手にかけての痛み・痺れ症状がある、頚椎症性神経根症や頚椎椎間板ヘルニアなどの方でも、医師の指示のもと注意して治療を行うことが出来ます。
牽引する強さ(重さ)は、患者様の症状や体重を考慮し設定されます。また安全面から体重の4分の1までの強さで行っています。ぜひご興味のある方はご来院頂き、ご相談ください。
リハビリ部門は2月より新たに理学療法士が1名増え、「笑顔で元気よく皆様のお力になれるよう頑張ります!」と熱心に取り組んでいただいています。
これからも患者様に寄り添ったクリニックを目指し、日々努めて参ります。引き続きよろしくお願い致します。
明日より3月になります。日中は暖かく感じる日もありますが、最近は雨が多く、天気痛で頚部痛・関節痛が強くみられている方がおられます。寒暖差の多くなる気候ですので、体調には気を付けて過ごしましょう。
今回は診療部門より、小児の膝の痛みについてです。
小学校高学年から中学の発育期のスポーツを行っている小児によく膝の痛みが見られます。膝のお皿の下の骨(脛骨粗面と言います)が痛くなり、成長期に特徴的な痛みです。
これは太ももの前の大きな筋肉(大腿四頭筋)がお皿を介して、すねの骨(脛骨)につながる部分の痛みで運動をする際にとても大きなストレスがかかります。オスグッド病と言われ、陸上やサッカーなど、走るスポーツで多く見られます。
症状を強くしないために、スポーツを控え安静にすること・太ももの筋肉のストレッチをしっかり行うこと・スポーツ後には痛い部位のアイシングを行うことが重要です。
小児の膝痛に限らず、ストレッチ・体操をしっかりと行うことが関節の痛みの予防に重要です。冷える季節には、筋肉もこわばりが出やすいですので、あたためて、関節の曲げ伸ばしを行い、筋肉の血流を良くしてほぐしていきましょう。急な動きは筋肉の付着部(骨につながる部分)の痛みの原因となります。スポーツをする際にもしっかりと準備運動を行ってするようにしましょう。
お困りの際にはご相談ください。
2月も半ばとなりました。まだまだ寒い日が続きますが、来週には最高気温が20度近くなる日もあるようで、寒暖差で体調を崩さないよう、気を付けて過ごしていきたいです。
2月より、理学療法士が1名増えて、3人体制となりました。
運動器リハビリテーション(運動療法)は、事故やスポーツで怪我をされた方や、年齢を重ねることで生活に支障が出てこられた方に対して、運動を行い症状の軽減や機能の回復を目指します。
医師の指示のもと、理学療法士が患者さんと1対1で行い、1人1人の患者さんに合わせたプログラムを作成し、運動を行います。自宅で行うセルフトレーニングもお伝えしています。
予約制になりますが、行っている患者さんも多く、予約が頻繁に取りにくい状態にありましたが、このたび予約の取得が行いやすくなり、より多くの患者さんに運動療法をしていただけるようになると思います。
身体の痛みなどでお困りの方はお気軽にご相談ください。
とても冷え込む日が続いており、朝方は腰や膝が硬くて痛いという方が多くおられます。体を暖めて、ストレッチなど筋肉をほぐすようにすると、動き始めの痛みが緩和しやすいと思います。
今回は受付部門より、お薬手帳についての案内です。
当院では、受付時にお薬手帳の提示をお願いしております。目的としては、他の医療機関におけるお薬の処方状況を把握することで、当院で処方するお薬との併用による副作用のリスクを低減(飲み合わせの管理)させるためです。
またその他にも、お薬手帳にはメリットがあるのをご存じでしょうか?
【お薬のアレルギーや副作用の記録】
今まで飲んでアレルギーや副作用があったお薬を記入しておくことができ、受診する医療機関に正しく伝えることができます。
【災害時や緊急搬送された場合】
普段からお薬手帳をカバンの中に入れておくと、災害時や万が一意識がないような状態になってしまっても、名前や住所、緊急連絡先を記入しておくことですぐに連絡することができたり、かかりつけの病院がわかります。内服薬の種類や量、薬のアレルギー記録などが緊急処置の手助けになります。
手帳を持ち歩くことに抵抗がある方は、お薬手帳の携帯アプリも登場していますので、活用してみてください。まだ作ったことがないという方も、ぜひこれを機にお薬手帳を作成し、ご自身の健康管理にお役立てください。また、処方された薬に対してご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
新年あけましておめでとうございます。皆様には、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本日より今年の診療を開始しております。12月上旬からのMRIの入れ替えの工事が無事に完了し、新型オープンMRIでの撮像が可能となっています。
本年も当院に来院される患者様に寄り添い、不安や疑問が解消され、笑顔でお帰りいただける医療をスタッフ一同心がけてまいります。今年もよろしくお願いいたします。
早いもので明日は大晦日で、今年も終わりになります。
本日で今年の診療がすべて終了しました。本日は休日当番医で、年末の時期ということもあり、大掃除で体を痛めた方やウインタースポーツで怪我をされた方などが受診されました。
当院は明日12月31日(日)~1月4日(木)まで休診となります。新年の診療開始は1月5日(金)となりますので、よろしくお願いいたします。
MRIの入れ替えも無事に完了し、新型MRIにて本日の当番医より稼働開始しました。年明けからは通常診療でも撮像が再開となりますので、ご希望の方はお声掛けください。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
だんだんと寒さも厳しくなって参りましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
今回はリハビリテーション部門からのお知らせです。
8月からウォーターベットが2台になり、以前に比べて待ち時間も少なくスムーズにご案内できるようになりました。ご興味のある方は一度ご相談ください。
今年の冬至は12月22日です。冬至は北半球において太陽の位置が最も低く、日照時間が最も短くなる日です。翌日から長くなっていくので、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから祝祭が行われてきました。この日を境に再び力が甦ってくることから「一陽来復」といって陰が極まり再び陽にかえる日である冬至を境に運が向てくると言われています。
また冬至にはかぼちゃを食べ、ゆず湯に入るという風習があります。「ん」がつくものを運盛りといい2つつけば「運」も倍増すると考え、「ん」のつくもの7種を「冬至の七種(ななくさ)」と呼ぶことがあります。
・なんきん・れんこん・にんじん・ぎんなん・きんかん・かんてん・うどん
かぼちゃは「南京」で運盛りのひとつですが、前述のとおり冬至は陰(北)から陽(南)へ向かう日なので、冬至に最もふさわしい食べ物になりました。またかぼちゃは、ビタミンAやカロチンが豊富で風邪や脳血管疾患予防に効果的です。
ゆず湯は、柚子=「融通」がきく、冬至=「湯治」の語呂合わせからと良く知られてますが、もともとは運を呼び込む前に厄払いするための禊だと考えられています。柚子の強い香りのもとには邪気が起こらないという考えもありました。また柚子は実るまでに長い年月がかかるので長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。もちろん、ゆず湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果が期待できます。さらに芳香によるリラックス効果もありますから元気に冬を越すためにも役立ちます。
寒さ厳しくなってくるおり、十分にご自愛してお過ごしください。
12月29日~1月4日は休診となります(12月30日は休日当番医です)。
よろしくお願いいたします。
今年も残すところあと1か月となりました。クリニックの木々も紅く色づき、徐々に葉を落として行っています。冬の寒さとなってきましたが、体調には気を付けてお過ごしください。
今回はMRIの入れ替えのお知らせです。
当院ではオープンMRIを導入しておりますが、現在のものを15年ちかく使用しておりましたので、このたび新型のオープンMRIに入れ替えることとなりました。画像の解像度が上がり、撮影時間も約半分に短縮されますので、患者様の負担も減り、混雑時の検査待ち時間も短くなると思います。
入れ替え工事に伴い、12月8日~12月28日(年内診療最終日)までMRIの撮像が出来ません(12月7日までは現MRIでの撮像が可能です)。レントゲン・骨密度検査は通常通り行えますので、診療は問題なく行っております。また、検査の予約は可能です。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
11月も中旬となり、今年も残りわずかとなってきました。朝晩はとても冷え込むようになり、体調にも気を付けて過ごしていきたいところです。
今回は、診療部門より変形性膝関節症についてのお話です。
変形性膝関節症とは、主に加齢などの影響が原因となり、膝関節にある軟骨がすり減り、膝の弾力性が低下することで骨の変形や痛みにつながる病気です。
はじめのうちは、歩き出しや立ち上がるなど、動作の初めに痛みを感じることが多く、休むと痛みが治まることが多いです。しかし、症状が進むとじっとしている際にも痛みが出たり、痛みで歩行が難しくなるなど、日常生活への支障も大きくなってしまいます。
当院では、症状についてお話を聞かせていただいたのち、医師からの診察・検査を含め患者様一人一人の状態にあった治療を提案させていただきます。症状に気づいた方は初期の状態から治療を開始することで、進行を遅らせることが期待できますので、気軽にお早めのご相談をお待ちしております。
初期の状態では、温熱療法や体操の指導を行っていきます。温めたり、ふとももの筋力をつけたり、体重が減るだけでも痛みが緩和される方も多いです。状態の進んだ、それだけでは痛みが軽快しない方には、MRIでの詳細の検査・ヒアルロン酸の注射や理学療法士による運動療法(筋力強化・可動域訓練)を行っていきます。いろいろ治療を行ったが、痛みが続いており、手術加療を検討したい場合も、手術加療の行える専門病院への紹介を行いますので、そのような方もお気軽にご相談ください。
スポーツの秋ともいわれるように、スポーツイベントが増える季節となります。しっかりと準備運動をし、水分を取って、ケガや事故にはお気を付けになってください。
お困りのことがございましたら、ご相談ください。
明日より11月となり、今年も残すところ2か月となりました。10月の初旬はまだ暑いくらいの気候だったのが、一気に気温が下がり、朝晩は冷え込むようになりました。日も短くなり、午後の診療が終わるころには真っ暗になるようになりました。
朝の冷えから、腰や膝がこわばり、痛む方が増えてきています。日常での暖めや適度な運動をおすすめしています。
年末年始の診療のお知らせです。12月28日(木)までは通常診療を行い、12月29日~1月4日は休診となります(12月30日は休日当番医のため、救急患者の診療を行っています)。新年は1月5日(金)より通常診療を開始します。
引き続き、よろしくお願いいたします。
10月になり、少しずつ景色が秋色になり始めました。当院玄関のケヤキの木も紅く色づき始めています。急に朝晩は冷えるようになり、日中も過ごしやすい気温となってきましたが、まだまだ少し動くと暑さを感じる日が続いています。全国的に気温は平年より高い状態が続くそうです。
今回は受付部門から、10月にある整形外科に関係する記念日を2つ紹介させていただきます。
10月8日「骨と関節の日」:日本整形外科学会が記念日と定めたもので、整形外科の医療の内容を知っていただき、骨と関節を中心とした体の運動器官の健康が体の健康の維持にいかに大切かを認識し、日常生活で注意してほしいとの考えから制定されました。これを機にみなさまも、骨や関節に良い生活習慣(適度な運動・バランスの良い食事など)をさらに意識していただきたければ嬉しく思います。
10月20日「世界骨粗鬆症デー」:イギリスの全国骨粗鬆症協会により始められた国際デーです。日本の骨粗鬆症患者は、約1,300万人(2015年)と推測されています。骨粗鬆症は加齢とともに進行し、骨折のリスクとなりますが、無症状で見過ごされやすく、重要性を再度見直すよう制定されました。案内のポスターを当院受付付近に貼っておりますので、ご覧になってください。
スポーツの秋ともいわれるように、スポーツイベントが増える季節となります。しっかりと準備運動をし、水分を取って、ケガや事故にはお気を付けになってください。お困りのことがございましたら、ご相談ください。
9月も下旬となり、18時頃には暗くなりはじめ、日が急に短くなったように感じられます。だんだんと秋の気候となってきました。
今回は、リハビリ部門から水中ウォーキングについてのお話です。
「適度な運動」ということが良く言われますが、運動のポイントは継続する事で、そのため体力に合わせ続けやすいものを行なうと良いと思います。今回は水中ウォーキングを紹介します。
水中ウォーキングはプールに入って水の中を歩く運動で、股関節や膝などの関節の負担を少なくして運動を行うことが出来ます。水に浸かる深さがみぞおち付近で約5割、胸までで約7割、首までで約9割の体重が浮力によって支えられると言われています。又、体温より温度が低い水中では体温を保つためにエネルギー消費が必要になります。つまり、水中にいるだけで、陸上より消費カロリーが増えるということになるので、体重が気になる・カロリーを消費したい方にとってもメリットがあります。
さらに、水圧の影響や水中で運動を行うことで血液循環がよくなります。体の循環が改善されることで、足のむくみ解消に繋がることもあります。また、適度な運動により、ストレス解消・リラックス効果や、程よい疲労感が快眠に繋がる場合があるなど様々なメリットがあります。
※注意点:水中ウォーキングをすることで、程よく心臓など循環器系にも負荷もかかる為、心臓病や高血圧がある方は、かかりつけ医に相談してから水中ウォーキングを始めると安心です。
日中はまだ汗ばむ暑さですが、朝夕は涼しく感じはじめ、日中との寒暖差が大きい季節です。体調には気を付けてお過ごしください。
8月も終わりとなり、9月を迎えようとしていますが、まだしばらく真夏日が続きそうです。体調には気を付けて過ごしましょう。
今回は、診療部門より骨粗鬆症についてのお話です。
骨粗鬆症は骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる状態です。当院では骨密度の計測に、前腕の橈骨(手首)で測る測定器(DEXA)を用いており、若年成人(20~40代)の方と比べて、骨密度が70%以下の方は骨粗鬆症として、70~80%の方は骨量減少(骨粗鬆症予備軍)として、必要な方は投薬での加療を行うとともに、日常の注意点として、食事療法や適度な運動・日光浴を勧めています。
日光浴は夏場は木陰の下で30分程度、冬場は1時間ほどが有効であるとされています。日光浴により体内でビタミンDが生成され、ビタミンDには、食物からのカルシウム吸収を促し、血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ働きがあり、健康な骨を維持するには非常に重要です。
運動は、本来は日光を浴びながら、骨に負荷のかかるウォーキングが有効ですが、まだまだ暑い日が続きますので、なかなか屋外での運動が難しいと思います。屋内で出来る運動に「かかとおとし」があります。イメージのように踵を上下にする訓練で、骨に衝撃を与えると、その衝撃によって骨代謝(古い骨を壊し、新しい骨に作り変える)が促され、骨密度がアップすることが知られています。1日に50回、それを1か月続けると効果が出るそうです。テレビを見ながら 、電車の中で手すりにつかまりながら 、バス停でバスを待ちながら 、台所で食事の支度をしながら・・など、「ながら」で行い継続できると良いと思います。
骨粗鬆症は症状がなく自覚しにくい状態ですが、骨折を起こすリスクとなり、骨折を起こしてしまうと日常生活が不便になったり、障害が残ったりする可能性があります。ご自身の骨密度を知り、骨粗鬆症について意識をして、骨折の予防が出来るようにしていきましょう!骨密度検査など、気になる方はご相談ください。よろしくお願いいたします。
8月も中旬となり、当院は明日より夏季休暇となります(8月11日~15日)。8月13日は休日当番医で診療を行っておりますので、お困りの際はご相談ください。
リハビリ室のウォーターベッドが2台になりました。バージョンアップしてから、大変好評で患者様にはお待ちいただくこともありましたが、待ち時間少なくご案内できるようになると思います。新たにご希望の方もご相談ください。
酷暑が続きますが、体調には気を付けてお過ごしください。
日本各地で35度を越える猛暑日が続いています。水分補給をしっかりと行って、熱中症には気を付けて過ごしましょう。
クリニック前駐車場に、進行方向の矢印(⤴)・駐車禁止区域のマークを塗装していただきました。混雑時には、駐車区域でないスペースに駐車されている方がいたり、進行方向が定まらなかったりすることで危険なことがありましたが、それを防ぐために施行いたしました。
第2駐車場(徒歩1-2分)もご用意しておりますので、クリニック前駐車場の混雑時にはご利用いただけますと幸いです。
みなさまが安全に・安心してご来院いただけるよう、努めてまいります。ご協力をよろしくお願いいたします。
※第2駐車場につきまして、下記リンクもご参照ください👇。
早いもので今年も半分が過ぎました。夏本番となってきた今日この頃、ムシムシとした日が続きますね。待合室の空調を使用する時期です。「寒い」「暑い」を感じられましたら、受付までお申し付けください。
今回は、受付部門よりお知らせです。
6月30日で福祉医療受給者証の有効期限が切れています。受付の際は、健康保険証と合わせて、新しい期限の医療券を忘れずにご持参ください。
8月1日より後期高齢者の方は新しい被保険者証に変わります。市(区)町から、7月中旬ごろより順次お届けされます。ご確認ください。
夏季休暇のお知らせ:8月11日(金)~8月15日(日)は休診となります。8月13日(日)は休日当番のため、診療を行っておりますが、緊急の方以外のご来院はお控えください。
天候のすぐれない日々が続きますが、体調・転倒には気を付けてお過ごしください。
6月も終わりとなり、30度を越える真夏日となる日も出てきました。梅雨のじめじめとした気候がまだ続きそうで、体調の変化には気を付けてお過ごしください。
今回はリハビリ部門より、物理療法機器 メドマーについての紹介です。
メドマーとは、空気圧によって下肢全体のマッサージを行う機器です。血行促進により、疲労を回復したい方・筋肉のコリをほぐし疲れを取りたい方・神経痛の緩和をしたい方などに最適です。
空気圧によるソフトなマッサージですので、身体への負担は少ないです(ブーツ型のカフに下肢全体を入れて使用するため、衛生上靴下の着用をお願いしています)。
ふくらはぎ(下腿)は第2の心臓ともいわれます。ふともも(大腿)から下の下腿は心臓から離れており、血液の流れが滞りやすい部位です。血液の流れが悪くなると血栓ができ、心臓や肺へと流れると病気などにつながる可能性があります。メドマー治療により、下肢の血行促進を行い、血栓予防・むくみや冷えの改善など様々な効果が得られます。
ご興味のある方はご相談ください。引き続き、皆様の元気のお手伝いが出来るよう、努めてまいります。よろしくお願いいたします。
6月に入り、例年より早い梅雨入りとなりました。雨天時は気圧の関係もあり、関節痛や頚部痛などが出やすくなります。適度な運動やストレッチをして、体をほぐすようにしましょう。
本日は、第2駐車場の利用開始のお知らせです。
今までクリニック敷地内の駐車場のみで、患者様の多い時には駐車場がいっぱいになってしまい、多大な迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございませんでした。
クリニックより徒歩1-2分の場所へ第2駐車場をご用意いたしました(10台)。すこしでも患者様のストレス・ご負担が減るよう、ご利用をいただければと思います。(月極駐車場となりますので、川井整形外科看板のスペースへ駐車をお願いいたします。)
これからも患者様が安心して受診できるクリニックを目指して、日々努めてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
5月も中旬となり、25度を越える気温の日も出てきて、一気に暑さを感じるような気候となりました。日も長くなり、午後の診療が終わる時間でもまだ明るいようになってきました。
今回は診療部門より、「いつの間にか骨折」についての紹介です。
「いつの間にか骨折」とは、骨粗鬆症により、背骨・腰骨の椎体(胸腰椎)がつぶれる骨折(脊椎圧迫骨折)のことを指し、世界的に50歳以上の女性3人に1人、男性5人に1人の確率で起こると言われています。
この骨折は骨がもろくなることで、じわじわと骨がつぶれ進行するため、骨折しても痛みを感じないことがあります(いつの間にか骨折している!)。
いつの間にか骨折を予防するためには、骨粗鬆症の予防・治療が大切です。
骨粗鬆症を防ぐには、生活習慣の改善や適度な運動が重要です。骨の形成に必要なカルシウム・ビタミンD,K・たんぱく質などを含む食品を意識しながら、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。ビタミンDは食事以外でも、日光を浴びることでも体内で作られます。
また、骨粗鬆症の早期発見には、骨密度計による「骨量測定」が有効です。当院では、DEXAという検査装置にて約15秒で測定をすることが可能です。
定期的に検査を行うことで、骨粗鬆症の早期発見・早期治療につながります。検査をご希望の際はご相談ください。
5月25日~27日は当院休診となります。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
4月も下旬となり、桜の時期が終わり、当院ではハナミズキが花を咲かせ、だんだんと新緑をつけ始めています。
今週は25度近いとても暖かい日が続きましたが、まだまだ朝晩は冷え込むこともあり、日中との気温の差が大きいので、体調には気を付けてお過ごしください。
5月のゴールデンウィークは、カレンダー通りの診療になります。4月29日(土)・5月3日(水)~5日(金)は休診になります。5月1日(月)・2日(火)・6日(土)は通常診療です。
また、5月下旬の25日(木)~27日(土)が臨時休診となります。ご注意ください。
これからも患者様が安心して受診できるクリニックを目指して、日々努めてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
当クリニックのシンボルの木々の芽が春の支度を整え始め、色とりどりの花々が咲きそろう季節の訪れを感じます。
今回は受付部門より、マイナンバーカードを使用した認証についての案内です。
当院を受診された方は、毎月1回、受付にて健康保険証の目視確認をさせていただいております。3月下旬より当院でもマイナンバーカードをカードリーダーにかざして、顔認証など(マスク・メガネの着用可)、最新の公的医療保険の資格状況をオンラインで確認できるようになりました。
ご注意いただきたいのが、70歳以上の方の負担割合・公費受給者証などマイナンバーカードだけでは確認できない事項もありますので、従来通り保険証のご持参もお願いいたします。
ご自身のマイナンバーカードが保険証と紐づけしていなくても、カードリーダーで操作が出来、利用することが可能です、
当クリニックを信頼し、ご来院くださる患者様の心に寄り添える「そえ木」となり、お帰りの際には、不安が安心に変わるような接遇をスタッフ一同心がけております。
引き続きよろしくお願いいたします。
今週は雨がちな天気が続きますが、木々も新緑を付け始め、春の訪れを感じます。
今回は、リハビリ部門より、今年の1月末に新たに導入いたしました、ウォーターベッドについてのご案内です。
ウォーターベッドは左右対称に配置したノズルから噴射される水の圧力を利用して、全身をマッサージする機器です。水圧刺激でのリラクゼーション効果が期待できます。
マッサージの強さは6段階あり、患者様のお体の状態・ご希望に合わせて強さを調整することが可能です。シートは柔らかい素材で出来ていますので、水に浮いたような感覚でリラックス効果もあります。また、足首までしっかり包み込むエアバッグにより脚位置を保持し、ふくらはぎから太ももにかけての刺激感が得られるようになりました。
今までも当院にウォーターベッドは導入しておりましたが、このたびのバージョンアップにて、とても気持ちが良いと、患者様の満足度も高く、嬉しいお声をいただいております。ウォーターベッドを始め、リハビリ加療をご希望の場合は、お気軽におたずねください。
これからも患者様がリハビリ室での治療時間を心地よく過ごすことが出来るよう、お手伝いさせていただきます。
この週末は20度を越える陽気となりましたが、今週は雨の日もあり、日中の温度もあまり上がらないようですので、気温の変化に体調を崩さないようにしたいものです。
マスクの着用は2023年3月13日から個人の判断に委ねられることになりましたが、医療機関や介護施設等では新型コロナウイルス感染症の感染再拡大を防ぐため、引き続きのマスクの着用が推奨されています。
当院でも、検温・手指のアルコール消毒・マスクの着用などの感染対策を、今までと同様に継続して行ってまいりたいと思います。受診の際にはご協力をお願いいたします。
早いもので今年も3月となり、日中は春の陽気のような暖かい日が続きますが、朝晩との寒暖差が大きいので、体調には気をつけてお過ごしください。
今回は、診療検査部門より、当院オープンMRIのご案内です。
MRI検査は、レントゲン検査での診断の難しい骨以外の椎間板・筋肉・靭帯・腱・半月板・神経・腫瘍などの軟部組織の評価が可能です。また、レントゲンでは判断しにくい微小な骨折や骨挫傷などの診断にも有用です。
●オープンMRIは、トンネル型MRIと比べ、開口部が大きく、視野が開け開放的であり、狭いところが苦手な方でも対応可能です。
●検査時間は、20~30分程で、横になっているだけで終了します。
●MRI特有の検査時の騒音も小さくなっています。
●X線を使用しないため、被ばくの心配はありません。
心臓ペースメーカー・人工内耳・埋め込み型除細動器を挿入されている方は、検査できません。
歯科インプラントや手術による体内金属がある方はMRI可能かどうかの確認を行ってからの検査になります。
上記を含む注意点に関しまして、安全に検査を受けて頂くためにMRI検査前に、詳細の問診をとらせていただいています。ご協力をお願いいたします。
MRI検査は予約が可能ですので、検査をご希望の場合は、お気軽に当院へお問い合わせください。
日中はあたたかく感じる日もありますが、まだまだ朝晩の冷え込みは強い日が続きます。
冬は冷え込むために、関節や筋肉の血行が悪くなり、関節の硬さ・筋肉のこわばりが起こりやすくなり、けがをしてしまったり、負担による痛みが出やすくなったりします。
ストレッチは、筋肉の柔軟性を高めて、凝り固まってしまった筋肉の血行を促進し、緊張をほぐします。関節の可動域も広がり、けがを予防することが出来ます。
血行促進により全身の代謝改善も行われると言われており、健康に過ごすことが出来ます。また、リラクゼーションの効果もあると言われています。
「運動」となると、なかなか継続が難しく感じる方が多いかもしれませんが、まず「ストレッチ」から始めてみてはいかがでしょうか。簡単な体操や、筋肉トレーニングなどパンフレットをお渡しして、ご案内もしております。お困りの際にはご相談ください。
今週は記録的な寒波で、高砂にも火曜日の夜から、本日朝も雪が降り、積雪する天候となりました。
水曜日の朝は特に積雪もすごく、積雪により自宅待機となったスタッフ・交通渋滞につかまってしまったスタッフなどおりましたが、クリニック近くのスタッフや、歩いてきてくれたスタッフらで少数で診療を通常とおり行うことが出来ました。雪や凍った地面で転倒してしまった患者様が何名かおられました。雪国では日常の生活での工夫なども慣れていますが、あまり雪の降らない土地では雪を見るとワクワクしてしまう気持ちもありますが、転倒などにはしっかり注意して過ごさないといけないと感じました。
まだまだ来週も冷え込む日が続きそうですので、体調・転倒には気を付けてお過ごしください。よろしくお願いいたします。
日中はあたたかく感じる日もありますが、来週はぐっと冷え込む日が続くようです。
今回は受付部門より皆さまへお知らせです。
患者様にはいつも当院における感染症対策にご協力いただきまして、ありがとうございます。
年末年始の人流の増加により、新型コロナウイルス、季節性インフルエンザなど様々な感染症が急拡大する可能性があります。
当院の感染症対策として、ご来院いただいた方には、マスクの装着・手指消毒・検温をお願いしております。引き続き、スタッフによる共有部分の消毒の徹底、定期的な室内換気も行ってまいります。
患者様にはお手数・ご迷惑をお掛けすることもございますが、いつも気持ちよくご対応いただき感謝しております。
安心して受診できるクリニックを目指して、努めてまいります。よろしくお願いいたします。
年末年始の休みが明け、本日1月5日より診療再開となりました。
いつもリハビリに来られている方や、年末年始に調子の悪くなった方・けがをされた方など、たくさんの患者さんが来院されましたが、「ここの診療が始まるまで待っていたよ」という声を多く聞き、大変うれしく思うとともに、さらにしっかりと丁寧な診療を行い、患者さんにより安心な環境を提供できるよう心がけていきたく思いました。
今年もスタッフ一同、みなさまの元気のお手伝いが出来るよう、より一層協力して、努めてまいりたいと思います。
本年も川井整形外科をどうぞよろしくお願いいたします。
早いもので、2022年も残すところ1週間となり、朝晩は大変冷え込むようになりました。
2022年1月よりクリニックの院長を継承し、電子カルテへの変更や、スタッフの入れ替わりなどで患者様にもご迷惑をおかけしたことがあるかと思いますが、大きなトラブルもなく、無事に1年を終えられそうなことをうれしく思います。
引き続き、地域のみなさまが困ったときに相談しやすい、明るいクリニックを目指して、スタッフ一同、取り組んで参りたいと思います。よろしくお願いいたします。
本年も残りわずかとなりましたが、良いお年をお迎えください(12月28日午後~1月4日は休診となります)。
紅葉の秋が過ぎ去り、本格的な寒さが続く冬がやってきました。寒さで姿勢が悪くなり肩こりに悩む人も増える季節でもあります。今回はリハビリ部門から肩こりについてお伝えします。
肩こりの症状は首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。(図1)
原因:首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人、(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などで首から肩にかけての血流障害が大きな原因になります。
現在、スマートフォンの操作などで姿勢が悪くなることにより首にかかる負荷が大きいことが明らになっています。成人の頭の重さは約4〜6kgあり、頚椎(首の骨)を含む背骨と、首や肩、背中の筋肉がこの重さを支えています。うつむくだけで、頭の重さの数倍の負荷が首にかかります。(図2)
姿勢が悪くなることで肩こりに繋がるメカニズムの一例として、背中が丸くなることで、肩甲骨が体の外側に位置するようになります。首・肩回りの僧帽筋などの筋肉が引き延ばされた状態で負担がかかる事や、頭が体より前に位置することで、首から肩にかけての筋肉の活動が増大し肩こりに繋がります。
首・肩回りの簡単な体操 (血行促進の為、痛みが出ないよう無理のない範囲で一日こまめに行ってください。)
肩こりは予防が大切です。
・日頃から良い姿勢に気をつけ、同じ姿勢を長く続く場合は合間に背筋を伸ばすなどの適度な体操しましょう。
・蒸しタオルなどで肩を温めて筋肉の血行を良くし疲労をとったり、入浴し身体を温め、リラックスしましょう。
首の病気など、明らかな原因疾患がある場合もあります。症状が強い場合など、気になる時は我慢せず、まずはお気軽に御相談下さい。
12月に入り、本格的な冬の寒さとなってきました。
本日は第36回 高砂マラソンが行われ、けがなどの応急処置のための救護班として、参加いたしました。高砂マラソンは3年ぶりの開催とのことで、お子さんからお年寄りまでたくさんの方が集まっておられました。密にならない運動として、ランニングを始められた方も多いようでした。
新型コロナウイルスのため、さまざまな行事が中止になってきましたが、徐々にこのような催し事も感染に注意しながら行われてくるようになりました。走者としての参加ではありませんでしたが、このようなイベントはやはり活気があり、大変刺激を受けました。最後にゴールされた60代の方が、ご家族の見守る中で完走されたのが印象的でした。
救護班としても、大きなけがをされる方もおらず、無事に任務を終え、ほっといたしました。
朝晩はとても冷え込んできましたので、体調には気を付けてお過ごしてください。
本日より11月となり、早いもので今年もあと2か月となりました。朝晩が一気に冷え込み、木々も紅く色づき始めました。
今回は診療部門より肩関節の痛み・肩関節周囲炎についてです。
肩関節周囲炎は一般的に四十肩、五十肩とも呼ばれています。
関節を構成する骨、軟骨、腱(筋肉の一部)などが老化して肩関節周囲の組織に炎症を起こすことが主な原因と考えられています。肩を動かす時や夜中にズキズキする痛みが出現し、眠れない事もあります。
肩関節の動きを良くする袋(滑液包)や関節を包む袋(関節包)が硬くなるとさらに動きが悪くなり、進行すると手を挙げたり服を着替えることが不自由になります。
痛みを少しでも和らげるように過ごすために荷物を提げるのを避けたり、肩を温めたり、寝る時に肩や肘をクッションで支えたり、袖を通すときは痛い方の腕から先に通すとよいでしょう。
当院での主な治療法として、
①薬物療法:外用薬(湿布、軟膏)、内服薬(消炎鎮痛剤)関節内注射(ヒアルロン酸)
②五十肩体操:パンフレットを渡しています
③リハビリテーション:温熱療法、運動療法(可動域改善訓練)
などを行っております。
肩関節の痛みは長期化したり、なかなか薬物療法などではコントロールが難しかったりすることが多く、当院では多くの患者様がリハビリテーションを行っておられます。
お困りの際は、ご相談ください。
急に朝晩が冷え込むようになり、ぐっと秋の気候になりました。
本日は、近隣中学校へ骨検診へ行ってきました。側弯症や、O脚・扁平足、歩容異常などのチェックとなります。
コロナによる活動度の低下や、ゲーム・スマホなどでの、「こどもロコモ(ロコモティブシンドローム)」が増えてきていると言われていますが、本日担当しました多くの学生さんは体も柔らかく、とても活発な印象を持ちました。
10月20日は「世界骨粗鬆症デー」であり、10月8日は「骨と関節の日」と定められています。10月は体育の日もありますし、運動器と関わりのある月となっています。
気候も良いですので、適度な運動を心がけて、健康に元気に過ごせればと思います。
本日より10月となり、まだ朝晩の寒暖差が強いですが、来週半ばからは昼間も最高気温が20度前半くらいとなる見込みで、本格的に秋の涼しさを感じる気候となりそうです。体調には気をつけて過ごしていきたいです。
今回は受付部門よりお知らせになります。
令和4年10月1日から75歳以上の後期高齢者医療の被保険者の方で、一定以上の所得がある方は、医療費の窓口負担割合が変わります。(現役並み所得者の方は変更ありません。)必ず有効期限を確認して、被保険者証を提示下さいます様、お願い致します。
朝晩の冷え込みで腰痛・関節痛が強くなったと来院される患者様が増えてきました。お困りの際は、ご相談ください。
9月も半ばになりますが、まだまだ日中は30℃を越える日が続いており、朝晩との気温の差があるため、体調に注意して過ごしましょう。温度の差は、「秋バテ」と言われる自律神経の乱れを引き起こすようです。食事・入浴・運動・十分な睡眠が大事と言われています。元気に過ごせるよう、工夫したいものです。
当院では、スタッフの入れ替わり・業務増加に伴うスタッフ増員のために、5月下旬より今月頭にかけて、多くの新しいスタッフが加わりました。
新しいスタッフが早く業務に慣れることが出来るよう、適切に指導を行い、患者様のご負担にならないよう、努めてまいります。ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
朝晩の風が涼しく感じられる日が出てきましたが、まだまだ日中は暑い日が続きます。お身体には十分お気を付けください。
今回は、リハビリテーション部門より、「フレイル」の話題です。
フレイルとは「年齢に伴って筋力や心身の活力が低下した状態」のことです。介護予防のキーワードとして注目を集めています。フレイルには筋力低下などが起きる「身体的フレイル」、認知機能の低下やうつから起きる「精神・心理的フレイル」、歯や口の衰えから起きる「オーラルフレイル」、独居や閉じこもりを背景にした「社会的フレイル」などの要素も含まれており、高齢者が陥りやすい心身の虚弱を多角的に表した概念です。非常に多くの疾患が関わっているのもフレイルの特徴です。フレイルになりやすい疾患として、糖尿病・骨粗鬆症・運動器不安定症・認知症・うつ・慢性腎臓病・慢性閉塞性肺疾患などがあります。
〇セルフチェック
簡単にセルフチェックができるので、気になった方は実践してみてください。
・体重減少:6か月で2~3㎏以上の体重減少
・筋力低下:握力が、男性26㎏未満、女性が18㎏未満
・疲労感 :わけもなく疲労感を感じる
・歩行速度:通常歩行速度が毎時間 1.0㎞未満
・身体活動:軽い運動または定期的な運動をしていない
5つの基準のうち、3項目以上に該当する場合には「フレイル」と1~2項目に該当する場合は「プレフレイル」と判断します。
〇予防するためには
・運動の習慣をつける:健康寿命を延ばすという観点からも、定期的な運動習慣を身に着けておくことは重要です。
・食事をしっかりとる:筋肉量を維持できるように食材の偏りの無い食事を摂取するよう意識することが重要です。
・病気の対策をしっかり行う:しっかりと持病をコントロールして心身の健康を守ることがフレイル予防には効果的です。
・社会参加を進める:コミュニケーションをとる際には脳が働くので、フレイルの予防効果を高めてくれる効果が期待できます。
心やからだの衰えは加齢のせいとあきらめず、しっかり食べてからだを動かし、毎日楽しく過ごしたいものです。ぜひ、今できることから始めてみましょう。
今年も早いものでお盆が過ぎ、だんだんと日が短くなってくるのを感じ始めますが、まだまだ厳しい暑さが続きそうです。
今回は、骨粗鬆症について、診療部門よりご案内です。
骨粗鬆症とは、加齢などにより骨がもろくなる病気です。骨はたえず古くなった骨を壊す働き(骨吸収)と新しい骨を作る働き(骨形成)を繰り返しています。このバランスが崩れることにより発症します。
<治療法>
①食事療法:3食規則正しく、バランスの取れた食生活を心がけましょう。カルシウムを多く含む食品(乳製品・大豆製品・小魚・海藻など)。カルシウムの吸収を助けるビタミンD(青魚・きのこ類)ビタミンK(緑黄色野菜・納豆・海苔など)
②適度な運動と日光浴:散歩などの軽い運動で骨に適度の負荷をかけて骨量の減少を防ぎます。日光を浴びると体内でビタミンDが産生されカルシウムの吸収が高まります。
③薬物療法:内服薬や注射など、年齢や症状に応じ適した薬剤が処方されます。
骨粗鬆症になっても、ほとんど自覚症状は現れず、骨折してから気が付くことが少なくありません。定期的に検査を行うことで早期発見・早期治療につながります。検査を希望される方はご相談ください。
30度を越える厳しい暑さが続いています。来週より8月となり、まだまだ暑さが続きそうですが、熱中症など体調に気をつけてお過ごしください。
業務拡大・スタッフの入れ替わりにより、6,7,8月と多くの新人スタッフが入り、業務を開始しております。スタッフ一同、業務の指導を的確に行い、また新人スタッフは早く業務に慣れるよう努めてまいります。しばらくの間、温かい目で見守っていただけると幸いです。
玄関のベゴニアがきれいに咲いています(2022.05.31のブログで植えていただいたのを紹介しました)。クリニックに来られた際には、玄関のお花にも目を向けていただければと思います。
8月は11日~15日までお盆休みで休診となります。10日まで、16日からは通常診療を行います。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
一時の猛暑の暑さはなくなりましたが、雨の多い蒸し暑い日が続き、明けたと思っていた梅雨がまた戻ってきたようです。気圧の変化での体調不良にお気をつけてお過ごしください。
今回は受付部門より受診の際の注意点のお知らせです。
7月より福祉医療券は期限が新しいものをご持参ください。
7月1日より加古川市のこども医療助成制度の対象が小学4年生~18歳までに変わります(所得制限なし)。
16歳~18歳の方も受診の際は健康保険証と合わせてこども医療券も忘れずにご持参ください。
また、後期高齢者の保険証の有効期限が7月31日で切れますのでご注意下さい。8月1日からは新しい期限の保険証をご持参ください。
8月は11日~15日までお盆休みで休診となります。10日まで、16日からは通常診療を行います。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
高砂市 教育委員会よりお話をいただき、高砂市 スポーツ医学講座で講演を行いました(高砂市ユーアイ帆っとセンター)。毎年1回行われている講演ですが、新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止、昨年は人数縮小での開催で、しっかりとした形での開催は久しぶりとのことでした。
高砂市の小・中学校の先生方を対象に「学童期のスポーツ傷害」についてお話ししました。整形外科でよくみられる、学童期のけが・オーバーユースに加えて、現在新型コロナウイルスでの活動自粛などの影響でも見られる、こどもロコモ(子供のロコモティブシンドローム)についてのお話もしました。運動能力・体力・柔軟性の低下している子供が増加しており、けがをしやすくなっています。ロコモチェックポイントやロコモ体操について先生方も一緒に行っていただきました。
自分自身も、小児のスポーツ傷害について考え直すことが出来、大変貴重な経験となりました。ご参加いただいた先生方にも少しでもお役に立つ情報となり、日々に活用していただければうれしく思います。
6月は『水無月』。梅雨から初夏という気候の変化が大きい時期です。季節の変わり目には、体調を崩しやすくなりますので、身体の声に耳を傾けながら、無理をせず、気になることがありましたらご相談ください。
今回はリハビリ部門よりソファ型のマイクロ波治療器のご紹介です。医院リニューアルと同時に新しく導入致しました。ソファにアプリケーターを組み込みこんだ新しいスタイルの治療器です。座り心地の良さからも、リラックスして治療を受けて頂くことができるのが大きな特徴です。
当院では、2種類のマイクロ波治療器を設置しており、
●ソファ型マイクロ→主に腰周辺の患部
●従来型のマイクロ→反射パネルの角度を無段階に開閉できる為、首、肩、肘、腰、膝のような狭い患部を包み込むような治療も可能です。
※マイクロ波治療器は湿布、コルセット、カイロを外しての治療になりますのでリハビリ前の確認をお願い致します。
リハビリ室がリニューアルして半年になります。引き続き患者様に寄り添うリハビリ室を目指して日々努力してまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。
日がとても長くなり、クリニックの診療終了時間でもまだ外が明るいようになってきました。雨の日は蒸し暑くなってきており、梅雨も近づいてきていそうです。
クリニック表の花壇に新しい花を植えていただきました。「ベゴニア」で様々な花の色があり、春~秋にかけて開花を楽しめる花のようです。これからの開花が楽しみです。
クリニックに来られた際には表の花壇にも目を向けていただければと思います。よろしくお願いいたします。
日中の日差しは強くなってきて、クリニック玄関のケヤキは一気に新緑が鮮やかとなり、ハナミズキも白い花を咲かせ満開となりました。
ゴールデンウィークはカレンダー通りの診察予定となります。4月30日(土 午前)・5月2日(月 午前・午後)は通常通り診療いたします。
よろしくお願いいたします。
4月になり、クリニックの桜も開花しました。今週末はまだヒンヤリしそうですが、来週からは春の暖かさが続きそうです。
今回は受付部門より、4月からの変更点についてお知らせです。
湿布の処方についてお知らせです。
4月の薬価改正に伴い、1回に処方できる湿布の枚数が変わります。1回につき最大70枚処方できていましたが、63枚に変更になります。診察されている部位の数によって1か月の処方枚数は異なりますのでご注意ください。
何卒ご理解の程お願い致します。
福祉医療についてお知らせです。
4月より小学4年生になる保護者の方へ。
現在使用されております乳児医療券が3月31日で期限切れとなります。それに伴い4月1日よりこども医療券が発行され受給者番号が変わります。受診の際は新しい医療券をご持参いただきますようお願い致します。
よろしくお願いいたします。