学びの面白さを知っている子は、
自ら学ぶ。
大人になってからも学び続ける。
これこそが本当の自立である!
もしも、あなたの子どもが
どんどん学ぶようになれば、どんな気分ですか?
物事、好きになる、嫌いになる…
理由が必ずあります。
TVゲームが大好きな子どもに、何で好きなのか尋ねてみました。
「だって絵がめっちゃ綺麗で格好いいもん」
「次にどうなるか分からないから気になるねん。」
感じ方は人それぞれですが、面白いと感じる理由はあるようです。
では、勉強についてはどうでしょうか?
「毎日似たような計算ばかりでつまらない。」
「問題が解けたところで別にいいこともない。」
どうやら「楽しい」と感じる要素がとても少ないようです。
そんな感覚の中で、子ども達は
今日もドリル学習をし、プリントの問題を解いているのです。
子どもたちはいつ、
学ぶことの楽しさに触れることが
できるのでしょう?
学校へ行けば、次から次へと新しいことを教わります。
それがしっかりと頭に入るようにドリル的な学習が課せられます。
学習塾に行けば、さらにその量は増えるばかりです。
なにもこれは悪いことではありません。
けれども、これをこなして、テストで結果を出していく…
ここだけにフォーカスしてしまうと、
もっとも重要な事に触れられません。
そのもっとも重要なこととは?
学ぶことって面白いなぁ…と感じたり、
あれっ?どういうこと?って
疑問に思ったことを追究したりすることです。
本来、人はたくさん学びたい動物なのです。
小さな子ども口癖のように
「これは何?」と質問をします。
何か面白そうなものがあれば、手にとってみます。
TVゲームも友達がしているのを見て、自分もしたくなるのです。
不思議に思ったことや楽しそうって思ったことには、
強い関心を示し、
自ら追究しようとするものが人の本来の姿です。
ところが、現代の子ども達の多くは、
学ぶことが楽しいと感じていません。
その原因は、もしかしたら私たち大人にあるのかもしれません。
重たいものを楽に持ち上げる方法はないの?
なんで、何も繋がっていないのにアプリがダウンロードできる?
息を水に吹き込んでもサイダーにならないのは何で?
真夏にエアコンを使わずにもっと涼しくする方法はないの?
こんな疑問は次から次へと出てきます。
言い出すとキリがないほどです。
ところが、残念ながらこうした事は、
実現可能なのかどうか…学校で試すことはできません。
そして、「そんな事を考える暇があるなら勉強をしなさい。」
なんて言われ、教科以外の学びは価値が低い…
とさえ感じる様になってしまいます。
学校の先生ですら、そんな価値観で、
口を開けば「評定の平均が…」という話になりがちです。
その結果、
現代の子どもは夢をもっていない。
学ぶ意欲が低下し、気力もない。
などと、言われてしまうのです。
果たして、子どもが悪いのでしょうか?
あなたはどう感じましたか?
亀岡科学キッズでは、
心理的なちょっとした仕掛けを用いて、
「えっ?なんで?」という疑問を引き出したのちに、
とことん試しながら、自然界のきまりを見つけていきます。
もちろん、年間を通してカリキュラムを組み、
理科的な思考力を育てることも行うのですが、
一番大切にしたいことは「試してみる」ということです。
なぜ、試すことを重視するのか?
それは、自分で試したことは自分の資産となるからです。
簡単な例をあげてみましょう。
近年はIHキッチンも普及し、
炎を見たことがない子どもも増えてきたとも言われますが、
彼らが、炎の映像を見て感じることと、
実際に、焚き火をしたり、炎で調理をしたりしている子どもが
感じることは全く質が異なると想像できるはずです。
それほど、本来、人の感覚は豊かであり、
五感で感じたことはしっかりと記憶することができるのです。
そして、体験が豊かになればなるほど、
他の問題に出会った時に、
これまでの体験を活用しようとするようになるのです。
これが価値のある思考力なのです。
どんどん自ら勉強をするようになる…
それは、テレビゲームと同じ発想だからです。
これまでの経験を活用して、何か新しいことができた。
となれば、大人でも嬉しいと思うことでしょう。
その習性を上手く活用したのがTVゲームです。
たくさんの経験を積むと、自分のレベルが上がり、次のステージへと上がる。
自分で成長を感じられながら次へ進めるのです。
亀岡科学キッズの講座は、この発想を用いています。
1つの講座で実験が1度しかないという講座はありません。
1度行った実験結果を用いて、次へと進むためです。
時には、子どもたちの方から「じゃあ、こんな場合はどうだろう?」
って言い出すこともあります。
それらは、可能な限り、とことん試して行くことになります。
そして、何度も試してきたからこそ、見えてくる「決まり」が見つかるのです。
時には、大人も気づくことができなかった
「決まり」が見つかることも出てくることでしょう。
少しずつ形を変えながら何度も試し、
最初はなんとなく感じていたことが、だんだん確信に変わる。
この過程が子どもの自信へとつながり、学ぶ面白さへと変容していくのです。
学校の理科の実験とは、ここが大きく異なるのです。
自分の思考がどんどん深く・広がっていくことを感じながら、
毎回、新しい発見がある。
それが、亀岡科学キッズの講座なのです。
科学が好きな子を育てるのではなく、
学び続ける子どもや大人を育てることです。
自己紹介が遅くなりました。渋谷浩一郎です。
京都教育大学卒業後に公立小学校の教諭として仕事をしてきました。
ところが、教育の現場は「学力低下」の言葉のあおりを受け、
言葉では「詰め込み教育ではない」と言いながらも、
実質は次々と新しいことを指導し、
学力テストでも結果を出すことが求められるようになりました。
そして、教科書は指導内容が増え、分厚くなる一方です。
こうした中では、なぜそれを学ぶ必要があるのか?とか、
どこに面白さがあるのか?といった学びの本質に触れることができません。
残念なことですが、子どもによっては、
どうせそんなことを先生に質問しても一緒に考えてくれない…。
こんなことを感じてしまっている子も見られます。
テストでの点数を競い、勝つことが学びではありません。
分からないことや自分の夢を実現させるために
どうすればいいのか考え、そして、試してみる。
私自身も教諭という立場を降り、改めて学び直し、考え、試しています。
もちろん、苦労することもたくさんありますが、
こうした過程を亀岡科学キッズを通して一緒に味わえる仲間が増えたら、
きっと楽しいだろうなぁと思っています。
自己紹介が遅くなりました。渋谷浩一郎です。
京都教育大学卒業後に公立小学校の教諭として仕事をしてきました。
ところが、教育の現場は「学力低下」の言葉のあおりを受け、
言葉では「詰め込み教育ではない」と言いながらも、
実質は次々と新しいことを指導し、
学力テストでも結果を出すことが求められるようになりました。
そして、教科書は指導内容が増え、分厚くなる一方です。
こうした中では、なぜそれを学ぶ必要があるのか?とか、
どこに面白さがあるのか?といった学びの本質に触れることができません。
残念なことですが、子どもによっては、
どうせそんなことを先生に質問しても一緒に考えてくれない…。
こんなことを感じてしまっている子も見られます。
テストでの点数を競い、勝つことが学びではありません。
分からないことや自分の夢を実現させるために
どうすればいいのか考え、そして、試してみる。
私自身も教諭という立場を降り、改めて学び直し、考え、試しています。
もちろん、苦労することもたくさんありますが、
こうした過程を亀岡科学キッズを通して一緒に味わえる仲間が増えたら、
きっと楽しいだろうなぁと思っています。