カクキュー
今川義元の家臣であった早川新六郎勝久は、1560年の桶狭間の戦いで今川が敗れた後、岡崎の寺へと逃れ、武士をやめ、名を久右衛門と改めました。
久右衛門は寺で味噌造りを学び、数代の後、現在の場所である岡崎市八帖町(旧八丁村)へと移り1645年に業として八丁味噌を造りはじめました。
その後、現在まで場所を変えることなく「大きな木桶に仕込み、職人が重石を円錐状に積み上げ、二夏二冬(2年以上)天然醸造で熟成させる」という伝統製法の八丁味噌を守り続けています。当主は代々「早川久右衛門」という名を襲名しており、現当主で19代目となります。
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八丁味噌
弊社・カクキューは、徳川家康公の生誕地、愛知県岡崎市の岡崎城より西へ八丁(約870m)の距離にある八帖町(旧八丁村)で江戸時代初期から続く伝統製法で「八丁味噌」を造り続けています。大きな杉桶に大豆と塩のみを原料に仕込み、職人が手作業で天然の川石を円錐状に積み上げて二夏二冬(2年以上)、天然醸造で熟成させています。2年以上熟成させたお味噌は、濃厚な旨みと、少々の酸味、渋みを伴うコクが特徴の、他には無いお味噌となります。八丁味噌のボンボンショコラには、地元・三河産(愛知県三河地方)の大豆を使用したこだわりの八丁味噌を使用しました。