2024年は没後35年、2025年に生誕95年を迎える小説家 開高健。コロナ渦の自粛期間を経て、今年12月9日（月）に4年ぶりとなる「開高健とボジョレー・ヌーヴォーの会」を日比谷プレスセンター10Fの「レストラン アラスカ」にて開催することとなりました。開高健記念会の会員や関係者のみならず、一般の開高健ファンも参加が可能です（※）。
特別ゲストに『オーパ！』シリーズでおなじみの「谷口教授」こと谷口博之氏をお招きし、開高をうならせた数々の料理はどのように生まれたか、を講演いただきます。さらには『対馬の海に沈む』（集英社）で今年第22回の開高健ノンフィクション賞を受賞された窪田新之助氏にもお越しいただきます。

※一般参加者の方につきまして、多数参加希望の場合は先着順となる可能性がありますので、ご了承ください。

1972年辻󠄀調理師学校（現 辻󠄀調理師専門学校）入学。1973年卒業後、日本料理教員として同校に入職し、日本料理の研究と後進の指導にあたる。1980～1987年、開高健氏の「オーパ」隊に、料理人として参加、海外取材に同行。開高氏との旅で作った料理を綴った『開高健先生と、オーパ！旅の特別料理』（集英社）や、『関西風おかず』（新潮社）などの料理本の制作協力、TBS「料理天国」、NHK「きょうの料理」などメディア出演多数。日本各地で講演もおこなう。2018年退職。

ノンフィクション作家。福岡県北九州市生まれ。明治大学文学部卒業。日本農業新聞で国内外の農政や農業生産の現場を取材し、2012年よりフリーに。著書に『GDP4％の日本農業は自動車産業を超える』（講談社＋α新書）、『データ農業が日本を救う』（インターナショナル新書）、『農協の闇（くらやみ）』（講談社現代新書）、『誰が農業を殺すのか』（共著、新潮新書）など。

開高健ノンフィクション賞受賞作の本作の単行本『対馬の海に沈む』は12月5日（木）発売です。