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障害者等の医療費助成制度の
現物給付(窓口無料)を求める
かごしまの会

事務局 鹿児島県鹿児島市川上町680番地3
099ー244-8201(呼出)

令和4年2月16日現在 13.467筆の署名を集めております

私たちの願い

障害のある私たちの暮らしは,今,年々厳しさを増してきています。現在の医療費償還払いでは,翌月に医療費が戻ってくるものの立て替えるお金が手元にないと病院に行けません。だんだん病院行きを先延ばししているうちに重篤になった人もいます。軽いうちに病院に行っていたら入院することはなく,医療費の抑制にもつながったはずです。

また子どもさん連れの人は診察の支払いを済ます間,薬局に移動する間,とても一人で対応するのは厳しく,他にも付き添う人の協力を得ないと病院には行けない状況もみられます。申請手続き自体も重なり,障害児の場合も保護者の負担が増しています。

30都道府県が立て替え払いのない現物給付(窓口無料)を実施しています。ぜひ鹿児島県においても,現物給付(窓口無料)を実現していただきますよう心からお願いするものです。

2024年 鹿児島県知事 立候補者に問う
「重度心身障害者医療費助成制度の現物給付(窓口無料)」について

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2024年 鹿児島県知事立候補者に問う

2024年7月7日は鹿児島県知事選挙が行われます。3名の立候補者に我々が求めている「重度心身障害者医療費助成制度の現物給付(窓口無料)」についてどのように考えているか質問させて頂きました。その中で2名の候補者から回答がありましたので、公開いたします(候補者の了解済)。7月1日から自動償還払いが始まっていますが、利用者や介護者の中には「 自動償還払い = 窓口無料 」と思っていた方もいるようです。やはり、目指すべきところは「窓口無料」化ではないでしょうか。

「来年7月から自動償還払い方式」

2019年7月7日から「重度心身障害者医療費助成制度の現物給付を求めるかごしまの会」として第1回実行委員会を開き、7月27日にハートピアかごしま多目的ホールで「スタートアップ集会」を開催、署名活動を展開しながら「現物給付(窓口無料)」を鹿児島県議会に陳情してまいりました。しかし、なかなか進展する気配がない。そこで、国保国庫負担金減額調整に支障のない「自動償還払い方式」を要望することに途中からかじ取り変更して知事と面談もしました。

県は、2022年3月議会の中、知事の提案等理由説明で、「重度心身障害者医療費助成制度自動償還払いに向けて、来年度意見交換を市町村、医療機関、国保連合会としていく。精神障害者も対象にしていく。」と表明された。

それから何の音沙汰もなく、何度県障害福祉課に問い合わせてみようかと電話器に手が伸びたことか。しかし、じっと待とうと心に決めて今日(こんにち)を迎えました。

 2023年11月28日のMBCニュースが「来年7月から自動償還払い方式になる」と報じていたと同志からの連絡が届きました。

しかし、事務局として県障害福祉課に確かめざるをえず、電話をさせていただきました。

ここに皆様に「来年7月から自動償還払い方式になります。」と報告いたします。手続きが簡素化して良かったと思いました。

これまで応援してくださいました市民・県民の皆様、ほんとうに有難うございました。一歩前進しました。

しかし、私たちはこれで歩を止めるわけではなく、これから詳細が明らかになるだろう自動償還払い方式や現物給付について、より一層学びを深めて行きたいものです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

                                                       2023年12月        (事務局  所﨑治代)

否決されました・・・

なんとも悲しいお知らせとなりました。

6月16日に鹿児島県議会環境厚生委員会で審査された陳情は、自動償還払い、所得制限で行くとのことで、否決であった。要望している3の項目に対する審議もしてもらえなかった。

精神障害者の1級通院者を対象に含めたから、医療費が今までより増額すると言われるが、自動償還払い方式になったとしても、障害のある人は償還払い方式と同じく、自分の懐から医療費は窓口で支払う。自分の懐にお金がなければ病院には行けないのです。償還払い方式と同じなのに自動償還払い方式にすると医療費が増額するという考え方はおかしいなぁと思う。手続きに役所まで行かなくても良いですよということなのに。

ただし、医療機関窓口で手続きの手数料を取りますよということになると思います。

精神障害1級通院者を何名と予想しているのかの議員さんの質問に対しても1~2分間議事が中断したが、はっきりとした数値は出なかった。予算を立てていらっしゃるだろうにと思ったが・・・。あいまいな試算で、所得制限をかけられる1.76%の障害のある人は納得いかないだろう。みんなが納得できる説明をお願いしたい。 
(文責 所﨑)

リスタート ~陳情書を提出~

2022年6月鹿児島県議会に向けて、再び重度心身障害者医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を求めて、5月27日に陳情書を提出させていただきました。

陳情内容は3項目です。

1.障害者等の医療費助成制度(公費負担事業)の現物給付化(窓口無料)を年齢制限なし、所得制限なしでおこなうこと。

2.即時窓口無料化できない場合は、自動償還払いを年齢制限なし、所得制限なしでおこなうこと。

3.市町村、医療機関、国保連との自動償還払い方式へ向けた意見交換進捗状況を3ヶ月あるいは6ヶ月おきに当会に報告すること。

これからまたみんなで力を合わせて頑張ります‼ (文責  所﨑)

3月県議会の環境厚生委員会審査の報告 「審議未了」となった

3月14日(月)に私達が提出していた重度心身障害者医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を求める陳情の審査があった。

環境厚生委員会にはコロナ禍の中で通常4名の傍聴席があるが、他の傍聴者1名の先客があり、3名傍聴席に入れると伝えられ、2名は聴覚室での傍聴となりました。

審議の前に、1年間継続審査の請願・陳情は、採択か審議未了になりますと議長からの通達がある。私達の陳情も1年を経過しているので、今回が瀬戸際と認識して審査の順番を待つ。

私達の要望の陳情に入り、議員さん方が陳情者は強く現物給付を求めていると質問をしてくださるが、県は、現物給付にすると山梨県のように医療費が増額する。市町村、医療機関、国保連と意見交換して自動償還払い方式に向けて行きたいと応えられた。精神障害者1級の通院者も対象にしていく。また所得制限を設けて行きたいとも告げられた。所得制限については心外であった。所得制限なしを要望しているのになんということか。もう一度議事録を見てみたいと思っているが、議会が始まらないと開示されないと聞き、もどかしさを感じる。

また、もし市町村、医療機関、国保連が意見交換の中で自動償還払い方式に難色を示したらどうなるのかと質問した議員さんの応えは、声小さく聞き取れないでした。

ある議員さんが「この文言ではどちらにでも受け取られますよね。これでは、陳情者の・・・」と言われていた。頭の良い方がどちらにでも受け取られるような文言を示されるのは国会でもよくあることだが、その文言も早く見てみたい。

 

 

 

結局、「審議未了」を言い渡されて、私達の陳情は終わりました。

なんともあっけなく、もっと審議をつくしてもらいたい消化不良を感じた審議であった。

ずっと私達の運動を見守っていた障害者団体、市民の方々、これまでほんとうに有難うございました。今回はこのような結果となってしまいました。

私達の運動の微弱さを申し訳なく感じます。応援していただいた皆様方、誠に有難うございました。

※審議未了とは、案件が審議期間中に議決に至らず、継続審議にもならないこと。

                                                                        (文責 所﨑)

令和4年2月16日 鹿児島県知事に要望書提出

2月16日(水曜日)の13時10分から塩田知事との面会が一年ぶりに叶い、重度心身障害者医療費助成制度の現物給付を求める要望書とこれまでに集めた署名13,467筆を提出してまいりました。

 署名の中の一部100筆をお渡ししたら、ご自分で署名を縦に重ねて全ての署名を一気に抱え受け取られたのにはびっくり致しました。署名してくださった方々の気持ちを汲んでくださったようで感動と感謝でした。

またアンケート調査をした際の当事者・家族の声を抜粋して読み上げましたら、ネットのあのアンケートですかと質問されましたので、このホームページを閲覧されているようです。

 知事は次のように表明されました。

 18日から開会した3月県議会で、知事は提案等理由説明で、「重度心身障害者医療費助成制度自動償還払いに向けて、来年度意見交換を市町村、医療機関、国保連合会としていく。精神障害者も対象にしていく。」と表明されたそうです。

嬉しいですね、一歩前進です。やっと山が動くと表現したなかまもいます。

これからも願いを真ん中につながっていきましょう!!

              (文責 所﨑治代)

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シリーズ 私たちの暮らしを知ってほしい
「なぜ、医療費の現物給付を求めるのか?
今回は「重度知的障害者の親の思い」を紹介します

 私の娘は重度の自閉症スペクトラム障害です。言葉は話せないし数字などの概念もわかりません。ですから、病院に行くのも独りでは行けず、必ず介助が要ります。現在は生活介護施設に入所していますが、週末は帰宅し通院などすることで親子関係も学生時代同様に続けているので、住民票は自宅のままです。そのため、重症心身障害者の医療費助成に係わる手続きは保護者である親がしています。
 今はまだ役場に出向くのに支障はありませんが、アラ還の親はあと10年、20年と経てば手続きに行くのも大変だろうと思います。我が家はその時は住民票を施設に移して職員の方に手続きはお願いしようと考えていますが、入所していない在宅の方の家族にはそのような相手はいません。実際、在宅で見ている年配の親御さん方は使える手段はいろいろ使って手続きをしているはずです。でもその親御さんが亡くなられたら?頼れる親族もいなかったら?さらに、入所していても健康を害して3か月を超える入院をした場合、入所の契約解除をされる可能性があります。今の障害者サービスは健康な障害者を対象としており、施設側はサービスを提供できなければ収入を得ることができないので、契約解除をして新たな健康な契約者を入所させないと経営が成り立ちません。入所していても在宅でも、親亡き後遺された子供がどのように過ごすのか心配は尽きません。せめて医療費が現物給付になってくれたら、病院受診さえできれば後の手続き等心配しないで済みます。
 現物給付になったらコンビニ受診が増えると行政側は憂慮していますが、独りでは行けない病院に果たしてそんなに気軽に行けるものなのでしょうか?もしも助成金額が想定以上に上がるとしたら、それは医療費を支払ったのに手続きを期限内にできなかったために助成してもらえなかった分が表面化しただけではないのでしょうか?

9月県議会を傍聴報告(文責 事務局 所崎治代)

去る9月29日に、一般質問にてA議員が重度心身障害者医療費助成制度について問うということで6名にて傍聴に出かけました。6月議会でコロナ禍の中、調査は進んでいないと言う当局の答弁があったのを受けて、A議員は、コロナ禍でも出来る「リモート調査」を提案されていた。私も調査をしようという気持ちがあれば、リモートでも調査は出来るはずなのにという思いを持っていたので、よくぞ言って下さったと聞きました。

当局の答弁は、償還払い方式は、全国で鹿児島を含め6県となっている。鹿児島県は所得制限なし、自己負担なし、年齢制限なしの償還払い方式だと自負されていた。

ただし、47都道府県のうち41都道府県がすでに重度心身医療費助成制度の現物給付を施行しているのです。確かに現物給付を施行している県でも自己負担をかす県がある。それは、国が国民健康保険療養費等国庫を減額するからである。自治体に任せていて、現物給付にするとペナルティーで減額すると言うシステムでは、貧乏県が現物給付にするのは厳しい。ペナルティーを外してほしいと思う。

A議員は、再質問の際に、厚生労働省も用いる「長瀬効果」では、自動償還払い方式では医療費は上がらないという説の知事の見解を問うと、「自動償還払い方式については検討したい」と、はっきり答弁された。やっと前に進むような気がして嬉しいでした。

10月1日の環境厚生委員会で私たちが提出している陳情書の審査があり、期待を込めてまたも6名で傍聴に行きましたが、午前の部から午後の部へ新型コロナウイルスの議題が続き、請願・陳情の審査は14時過ぎからとなった。3番目の審査でしたが、調査が不十分であること、市町村との協議が進んでいないという当局答弁でした。採択を希望してくださったのは、県民連合、公明党、無所属の3委員で、残りの自民党の議長を除いた6委員が継続希望で、数で負けて「継続審査」となりました。

午前の部や午後の部を終えエレベーター前で、自民党議員が優しく声かけをして下さるのですが、重い気持ちも少し和らぎ、次回の12月県議会に期待したいと思います。

衆議院議員 川内博史氏との懇談会

 去る7月11日かごしま国際交流センターにて現・衆議院議員の川内博史さんと医療費現物給付化について懇談会が開かれました。
 参加者は13名、これまでの会の動きと県の対応等を川内議員にお伝えし、その後は医療費が償還払であることでどのような不都合や困り事があるのか当事者の声としてお話しいたしました。
 川内議員はとても熱心に聞いて下さり、的確なアドバイスもくださいました。その中で印象的だったのは、「声をあげることも大事、そしてデータを自分たちで調べて、それを示していくことも大切です」ということでした。
これまで私たちは、主に当事者の声を伝えてそこに理解を示してもらおうということに熱心になっておりました。無論当事者運動としては何より大切なことですが、そこをもう一歩踏み込んで必要な情報を調べる、開示する。それを武器に話を進めていくことも大事であると感じました。
 川内議員からは力強いお言葉も多く頂き、皆背中を押されました。これからも力を合わせて、取り組んでいきます。
 最後になりますが、この場をお繋ぎくださった鹿児島県、安樂議員もお忙しい中ありがとうございました。
 大変有意義な時間となりました。
 心から感謝申し上げます。

6月議会を前に県議会議員との面談

環境厚生委員会の議員さん方の入れ替わりがあったとお聞きし、陳情書を提出している件について6月議会前にご理解を深められたらと願い、面会を申し出ましたら、6月17日13時30分から自民党議団(環境厚生委員会委員長の郷原氏と副委員長の柴立氏、議会運営委員の鶴園氏)のお三方が面会に応じてくださるというので、当会からは当事者4名と付き添い3名の計7名で伺いました。

 まず当会の成り立ちをご説明し、資料をもって当事者の暮らしぶりを話ました。収入に見合った食事をしているので、なお病弱になりやすいが、医療受診の診察料がわかるのは最後で、手持ちに余裕がないと行き辛いこと、償還払いは、申請書を提出して1~2ヶ月後に返還されてくるが、申請するには交通費と移動支援の時間とヘルパーさんが必要で、ヘルパー不足の中で行きそびれてしまうことがあること、しかし、まとめてしまうと生活が苦しくたいへんな事になること、地方へ行けば行くほど交通機関も整っていず不便であること、申請書類を郵送しようにも郵便局やポストも少なく遠いことなどなどを話ました。

自民党議員からは「現物給付にすると、7億医療費が上がる」とこれまで当局の議会答弁の話がもちあがりました。先行事例を調査するというので、その結果を見てみましょうと。現物給付にしている県でうまくいっている県の症例もあげてほしいと要望する。

また、私達が行っている現物給付アンケートの集計結果を知らせてほしいと言われたので、結果が出たらお知らせしますと応じました。

最後に、私達も国へ要望していますが、県も国へ現物給付を施行している自治体へのペナルティーを外してもらえるように継続した要望をお願いしました。ペナルティーがある期間は、自動償還払いを施行してほしい。しかし、ペナルティーが外れたら速やかに現物給付に移行することを要望いたしました。

緊急アンケート 「皆さんの声を聞かせてください」

素直な気持ちをお聞かせください。

 障害のある私たちの暮らしは,今,年々厳しさを増してきています。
 現在の医療費償還払いでは,翌月に医療費が戻ってくるものの立て替えるお金が手元にないと病院に行けません。
 だんだん病院行きを先延ばししているうちに重篤になった人もいます。
 軽いうちに病院に行っていたら入院することはなく,医療費の抑制にもつながったはずです。
 このような状況の中、私たち「障害者等の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を求めるかごしまの会」は医療費助成制度の現物給付化を求めてきました。
 しかし、わが鹿児島県では「医療費の現物給付」が行われることによって、その助成額の増加を非常に危惧していた経過があり、今回の県調査結果もそれを裏付けるものとなっているように思われます。
 さて、皆さん、医療費が現物給付になった場合、医療に対する考えは変わるでしょうか?
 素直な思いをお聞かせください。

アンケートへ移動

障害をお持ちの皆様、あるいはそのご家族の皆様はアンケートにご協力ください。
下の「アンケートへ移動」をクリックください。

アンケートは
ダウンロードできます。

アンケートは下の「ダウンロード」をクリックして頂ければ、ダウンロードサイトに移動し、アンケートをダウンロードできます。
令和3年4月8日から令和3年6月30日までダウンロードできます。

無料のダウンロードサイトですので、広告掲載があります。
ご注意ください。

新規投稿 私たちの暮らしを知ってほしい

令和3年2月16日 ついに塩田康一知事と面会叶う

少しずつ前へ・・・

 当事者の声を伝えたいと願っていた塩田康一鹿児島県知事との面会を昨日かなえることができました。

 お忙しい中を時間を割いてお会いしてくださるとのことで、面会時間10分間。

 当会から3名の参加。「10分間の面会時間ではあるが知事も話されるので、5分間が持ち時間である」と伺いました。そうすると一人当たり1分40秒。何から話せばよいかと思案しましたが、やはり当会の立ち上げから昨年の9月県議会に陳情書を提出したことは話さなければならないだろうと駆け足で語り、そして障害のある私達のなかまが語ったリレートーク事例(このホームページにも掲載)を資料として持参し、知事に見て頂きながら語り、現物給付を願う気持ちを伝えました。川﨑さん(写真左から2番目)は申請手続きの大変さを、大山さん(写真1番右)は当事者の親としての立場での不安や願いを語りました。

 知事からは、重心医療対象者は何名かという質問があり、所﨑(写真右から2番目)が記憶しているおおよその人数で応じると、同席頂いた県障害福祉課長から正確な数値を伝えて頂きました。

 来年度は、他県の先行事例を調査するなど、制度の在り方について検討していきたいという発言もあり、さらに前向きになれ、嬉しく思いました。

 面会の最後で、記念撮影をさせていただきましたので、掲載いたします。また、2月17日付け南日本新聞の朝刊に面会の様子等の記事が載りましたこともお知らせいたします。

 この度の面会に際しては、安楽さん(写真一番左 鹿児島県議会議員)をはじめとして、色んな方々からのご配慮を賜ったことを最後に付記してお礼といたします。
 誠に有難うございました。(令和3年2月17日記 文責 所﨑)

シリーズ 私たちの暮らしを知ってほしい
「なぜ、医療費の現物給付を求めるのか?」

私たちの暮らしを知ってほしい

「償還払いだったら、後でお金がかえって来るんでしょう。実質、医療費はかかってないのでは?」という声を聞きます。確かにそうなのかもしれません。しかし、上に示したように「収入と支出」の関係を見てください。生活に余裕なんてないのです。

障害年金とは?

当事者家族の声にも耳を傾けてほしい。

現物給付を実現させるために、現状と切実な想いを届けてくださいました。

みやじ拓馬 衆議院議員と語る会を開催

12月29日、総務大臣政務官を務められている宮路拓馬 衆議院議員とオンラインミーティングシステムを使って語る会を開催しました。
当事者として「何が」困っているのか、「何を」変えてほしいのかをそれぞれの実体験や友人たちの経験から伝えました。
「償還払いでもいいじゃないか」
そのような風潮もまだまだあり、12月鹿児島県議会でもなかなか進展せず、実行委員会でも少し暗い空気が流れていました。

そんな中、宮路拓馬 衆議院議員が「話を聞きましょうか?」と時間を作って頂き、今回、オンラインミーティングではありますが、当事者そして実行委員会としてのこれまでの経過をお伝えする機会を得ました。

宮路議員はこれまでの国政や地方行政の経験からお話頂き、私たちの活動にも十分に理解して頂き、今後、議員の視点からもご協力頂ける関係を作ることができました。

実行委員会の中で今日の話題を共有し、今後の活動に活かしていきたいと思います。

会派まわりと陳情書提出

 「観測史上最大級」「特別警戒」と県民の皆さんが恐怖に感じた台風10号。それぞれの十分な対策もあり、想定よりも被害は少なかったのではないでしょうか?その台風が過ぎると朝はちょっぴり秋を感じるようになりました。

 令和2年9月9日(水)の13時からY議員が鹿児島県議会 自民党議員控室で面会してくださることになり、6名と付添い5名の11名で嬉しく伺いました。私たちの現状と要望を話すと熱心に耳を傾けてくださり、「この問題は以前からあり、同じような答弁ではもういけないと思っている」とおっしゃってくださいました。

 その後は、公明党議員控室、県民連合控室で共産党議員も同席して話を聞いていただき、有難い一日となりました。残念ながら無所属の議員と本日は会えませんでしたが、またお会い出来たらと思っています。

 会派まわりの後に、議会事務局に14団体の要望として陳情書を提出いたしました。「いよいよこれで採択ですね」という声も飛び出し、明るい雰囲気の中での提出となりましたことを報告致します。

 9月議会は14日から開始いたします。

 24日と30日に傍聴に行きたいものです。

いよいよ鹿児島県に要望書を出す

令和2年8月19日 鹿児島県庁にて
私たちの声 届け!!!

令和2年8月18日午前10時40分に鹿児島県庁にて現物給付に関する要望書を14団体の要望として、障害福祉課に提出してきました。

私どもは、知事選の時に知事立候補者へ公開質問状を送りましたが、7月に就任された塩田康一鹿児島県知事も応えてくださいましたので、お礼を込めて表敬訪問し、改めて要望したいと思ったのが始まりでしたが、残念ながら直接お渡しすることは叶いませんでした。担当部署である障害福祉課には直接私たちの要望をしっかりと伝えることができましたが、ただ、こちらの要望に対して「上司に伝える」という型通りの返答で、なんとも不満の残る状況でありましたが、本日同席していただいた柳誠子、安楽ひでみ両県議会議員から、これまでもこの問題については働きかけて来たにも関わらず、一向に進まない対応の不十分さをご指摘頂きました。

また、鹿児島市外からも実行委員として活動に参加している仲間も駆けつけてくれ、自分の言葉で今置かれている現状の大変さを意思伝達機器で一生懸命伝えてくれました。

今後も一日も早く医療費の現物給付が実現できるように協力団体と絆をより深め、継続した要望運動を行っていきたいと思います。

鹿児島の現状

鹿児島は
未だに償還払いである実情を
知って欲しい

なぜ、鹿児島では「現物給付ができないのか」
「できない」のではない。
「していない」だけなのだ。

鹿児島県は,「自己負担無し」や「年齢制限無し」「所得制限無し」「精神障害者への助成」など制度改善の進展はありますが,障害者・家族から強い要望のある「給付方式」は未だに(いったん窓口で医療費を支払い,後日払い戻す)「償還払い」のままです。全国で30都道府県が実施しているなかで,私たちは一日も早い「現物給付」=「窓口無料化」を求めています。

障害者の声を届けたい

事務局に届いている声

私は、毎月リウマチ治療に5万円を越すお金が必要です。年金は消えていきます。現物給付があればと思います。

とりあえずお金がらみで言うと事前にお金をおろしておかなければならない。
支払いがギリギリになるまで幾らになるか分からない。
また急病になっても持ち金がないと病院に行けない。

金融機関と病院が離れすぎていて、体調が悪くなくても通うのは大変である。
しかも役場までが遠いし、申請手続き期限が決まっているため、その期間に書類が届かないと対象外にされるのでそれが大変であり、困ります。
普段の医療費は持病もあるので、ある程度しょうがないと思いますが、たとえば入院、手術、検査ということになった場合に、ものすごく高額な医療負担が来るので、払いきれない。

そこが一番困っています。

病院が遠すぎて足が無い。(日置市は友愛タクシー券、友愛パス券もありません。

医療費は、病院に行って治療した後で無いと分からない。しかもクレジットが作れない。

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私たちの活動 署名活動

1万人を超える署名

私たちは2019年に活動を始めて、
まず最初に行ったことは
賛同者を集めること。

既に1万人を超える方々の賛同を
得ています。