過バライ金のデメリット!キャッシング利用者の場合

キャッシング利用者が過バライ金返還を請求するときのデメリットをまとめてみました

クレジットカードでも過バライ金は発生する?

クレジットカードのキャッシング利用者の中にも、過バライ金が発生していたという人はたくさんいます。消費者金融カードローンについて過バライ金返還請求をする場合とは注意するべきポイントがいくつか異なるので、ここで解説をします。

キャッシング利用者の過バライ金請求の流れと基礎知識

キャッシング利用者が過バライ金返還請求をする時の流れを紹介する前に、キャッシングと過バライ金の関係について紹介します。基本的な知識を持っておくことで、弁護士への相談や返還請求の流れがスムーズになるでしょう。キャッシング枠の過バライ金返還請求にしかない特徴もあるので、よく理解をしておきましょう。

クレジットカードのキャッシング枠

クレジットカードのキャッシング枠は、消費者金融キャッシングとほとんど同じ機能を持っています。ATMから枠の範囲内で借入をすることができます。返済方法については会社によって異なります。インターネットバンキングを利用した返済やATM返済に対応していることもあれば、返済は口座振替のみにしか対応していないこともあります。
昔はキャッシングといえば50万円以下の小口融資を受けて、翌月に一括返済をしてしまうという商品のことを指していたようです。現在では小口融資を受けるという意味では変わりませんが、必ずしも翌月に一括返済をする必要はないようになっています。キャッシングの返済方法は一括払いもしくはリボ払いです。
キャッシング枠の金利は現在では金利18%となっているケースがほとんどですが、昔は20%~28%くらいのグレーゾーン金利が設定されていたことも多かったようです。消費者金融キャッシングだけでなく、クレジットカードのキャッシング枠でもグレーゾーン金利が設定されていて、過バライ金が発生していたということは意外と知らない人も多いです。
クレジットカードのキャッシング枠でもグレーゾーン金利で返済をしていたのなら、過バライ金返還請求の対象となります。基本的な流れは消費者金融への過バライ金返還請求の流れと同じです。完全に同じ流れではないので、クレジットカードのキャッシング枠の過バライ金返還請求ならではの特徴もつかんでおきましょう。

ショッピング枠は過バライ金返還請求の対象にならない

クレジットカードのショッピング枠は借金ではありません。クレジットカードで商品を購入してクレジット決済をすると、クレジット会社がショップに対して商品の購入代金を支払います。その後、翌月以降に利用者がクレジット会社に対して立替払いしてもらった代金を支払っていくという流れになります。
このように、ショッピング枠は借金ではなくあくまで商品を購入するための代金を立替払いしてもらうというものとなるので貸金業法の対象外です。また、クレジットカードのショッピング枠を利用すると手数料がかかりますが、この手数料は金利ではありませんので、仮に20%を超えていたとしても過バライ金は発生せず、過バライ金返還請求をすることはできません。
一方、キャッシング枠は貸金業法の対象であり、借金としてみなされます。過バライ金返還請求はキャッシング枠だけが対象です。
クレジットカードのショッピング枠の手数料は一括払いもしくは2回払い、ボーナス払いに設定している場合には手数料はかかりません。分割払いもしくはリボ払いにしている場合には手数料がかかります。この手数料は20%を超えていても過バライ金返還請求はできないということは知っておくべきです。しかし、現在ではショッピング枠のリボ払い・分割払いの手数料についてもほとんどのクレジットカードで18%以下に設定されているので、この点について気にする必要はあまりないでしょう。ショッピング枠リボ払いの手数料はキャッシング枠よりも低く、15%と設定されている商品が多いです。

過バライ金が発生している可能性が高い人とは?

キャッシング枠の過バライ金返還請求をする流れの中で、最初にやることは過バライ金発生の有無を確かめることです。正確な金額を出すためには専門家に依頼をする必要がありますが、まずは自分でだいたいの金額を計算してみましょう。ここでは過バライ金が発生している可能性が高い人について紹介します。

グレーゾーン金利を設定していたクレジット会社

グレーゾーン金利を設定していた業者として有名なのは、アコム、レイク、プロミス、アイフルなどの大手消費者金融です。しかし実は、このほかの消費者金融やクレジット会社でもグレーゾーン金利で利息をとっていた会社はたくさん存在します。
クレジット会社としては、ライフカード、三菱UFJニコス、クレディゾン、ポケットカード、イオン、セディナ、オリエントコーポレーションなどがあげられます。複数のクレジットカードを発行している会社も多いので、自分が持っていたクレジットカードが該当していないかチェックしてみましょう。オリエントコーポレーションならオリコカードが有名ですが、アメニティカードなども発行していました。
これらの会社でキャッシングを利用していた人は、過バライ金返還請求ができる可能性が高いです。
一番確実なのは、クレジットカードの契約内容を確認することです。インターネットの会員画面にログインをしても、過去の金利までは表示されないことが多いでしょう。過去の契約書などもすべて残しておいたほうが過バライ金返還請求の流れがスムーズですが、書類がすべて揃っていなくても過バライ金返還請求は可能です。
グレーゾーン金利が設定されていたとしても、キャッシング一括払いで支払いをしていた場合には過バライ金は発生していなかった可能性もあります。リボ払いで長期で返済をしていた人ほど、過バライ金が発生していた可能性が高くなります。
また、キャッシングで過バライ金が発生していたとしても、ただちに返還請求をすることにメリットがあるということにはなりません。キャッシング枠で過バライ金が発生していたが、その金額が1万円だけだったというケースでは、手間や時間、弁護士費用などのほうが高くつく傾向なので、過バライ金返還請求をすることにあまりメリットがないでしょう。

キャッシングの金利が引き下げられたのは2007年

大手消費者金融やクレジットカード会社の多くは、2007年から2008年にかけて金利を引き下げています。金利が引き下げられた後に新規でカードローンやキャッシングを契約した人は過バライ金は発生していません。過バライ金が発生しているかどうかを確かめるための1つのポイントは、2007年以前にキャッシングを利用していたということになります。
過バライ金返還請求の流れの中で、最初にやることは過バライ金が発生しているかどうかを確かめることです。弁護士や司法書士に返還請求を依頼する場合には、ほとんどすべての流れを代理人としてやってくれます。キャッシングで過バライ金が発生していたということがわかったら、次の流れとして時効にかかっていないことも確認しておきましょう。
過バライ金の返還請求では10年の時効があります。過バライ金を支払っていることが判明して、その後の流れで時効にかかっていないことも確認ができたら、高い確率で過バライ金返還請求が可能になるでしょう。時効の起算点は最後に取引をした時点です。借金をしてから10年が経過しているからといって諦める必要はありません。最後に取引をしてからまだ10年が経過していないなら、可能性はあります。過バライ金返還請求の流れの全体像については、インターネットのサイトなどで調べておくとよいでしょう。

過バライ金返還請求の流れとブラックリストとの関係は?

過バライ金返還請求の流れについてだいたい把握したら、すぐに返還請求をする人も多いでしょう。その前にブラックリストとの関係についても知っておくと、安心して過バライ金返還請求を行えるようになります。スムーズな流れで返還請求をするためにもブラックリストとの関係を理解しておきましょう。

基本的には過バライ金請求ではブラックリストにはのらない

クレジットカードのキャッシング枠について過バライ金返還請求をしても、基本的にはブラックリストにはのりません。ブラックリストにのるのは、長期延滞、任意整理、個人再生、自己破産などをした場合になります。クレジットカードのキャッシング枠について過バライ金返還請求をしただけではブラックリストにのるといったデメリットはいっさいありません。
しかし、過バライ金を返還してもらう流れの中で、任意整理などになることがあるので注意が必要です。過バライ金返還請求の流れの中で任意整理を行う場合には、基本的には弁護士や司法書士が教えてくれます。しかし、弁護士や司法書士に依頼をせずに個人で行う場合には、知らないうちに過バライ金返還請求の流れの中で任意整理をしてしまっているということも起こり得ますので、気をつけておくべきです。
過バライ金返還請求の流れの中で任意整理をすることになるのは、過バライ金を引き直し計算してもなお借金が残ってしまっている場合です。クレジットカードのキャッシング枠について過バライ金返還請求をする場合には、その流れの中でショッピング枠の計算もしておくことが重要です。ショッピング枠に残高があると、それもクレジットカード会社への債務としてみなされますので、引き直し計算に影響します。消費者金融キャッシングについて過バライ金返還請求をする場合とは手続きの流れが少し異なるという点に注意が必要です。

手続きの流れの中で、クレジットカードは利用停止になる

クレジットカードのキャッシング枠について過バライ金返還請求をすると、手続きの流れの中でクレジットカードが利用停止になってしまいます。キャッシング枠が使えなくなることはもちろん、ショッピング枠についても利用ができなくなり、カード自体が解約されます。それだけではなく、その後もずっと同じクレジット会社でクレジットカードを作れなくなる可能性もあります。
過バライ金返還請求の手続きの流れでは、キャッシング枠だけを手続きするということはできません。ショッピング枠の残高が残っている場合には、手続きの流れで一緒に整理がされてしまいます。キャッシング枠が50万円、ショッピング枠が30万円残っていて、過バライ金が70万円あったとすると、トータルではマイナスの10万円なので、借金が残ってしまいます。この場合には残った借金10万円については自動的な流れで任意整理をすることになってしまいます。
クレジットカードのキャッシング枠について過バライ金返還請求をするときの流れでは、ショッピング枠についても必ず考慮をするということが大切なポイントです。ショッピング枠について考慮をしていないと、ブラックリストにのってしまうというデメリットを受けてしまう可能性もあります。手続きの全体の流れを理解すると同時に、小さな注意点についても確認しておきましょう。

キャッシング枠の過バライ金返還請求をする流れと方法

それでは、実際にキャッシング枠の過バライ金返還請求をする流れと方法について、順を追って説明して行きます。流れの中でどのタイミングで弁護士や司法書士に相談をするのかというポイントも重要になりますので、チェックをしておきましょう。
一番最初に行うのは、取引履歴の開示請求となります。しかし、最初からいきなり弁護士や司法書士に依頼をすれば、取引履歴の開示請求からすべて代理人としてやってくれます。手間と時間をはぶきたい人は、最初の流れで専門家に依頼をしてしまうのがよいでしょう。取引履歴の開示請求の流れとしては、取引履歴の開示請求をしたい旨を電話で伝えて、簡単な本人確認をするという流れとなります。その後2週間程度で自宅に書類が届きます。
キャッシング枠の過バライ金返還請求をする流れとして、取引履歴の開示請求を行った後は引き直し計算をして過バライ金の金額を出します。ここで計算を間違えても業者は指摘してくれないので、慎重に計算をしましょう。キャッシング枠のほか、ショッピング枠の計算も忘れないようにしておきましょう。心配な場合にはキャッシング枠の過バライ金返還請求を弁護士などの専門家に依頼をすることが確実です。
引き直し計算ができたら、過バライ金請求書を内容証明郵便で送付します。その後の流れとしては、業者から電話がかかってくるので、電話で交渉をするということになるでしょう。和解交渉がうまくいくかどうかによって、手続きの流れが変わってきます。資金力があるクレジット会社の場合には和解交渉でうまくいく可能性も高いです。

弁護士にキャッシング枠の過バライ金返還請求を依頼する流れ

キャッシング枠の過バライ金返還請求の流れで、一番確実かつ簡単なのは、最初の流れで弁護士もしくは司法書士に依頼をするということになります。キャッシング枠の過バライ金返還請求の流れはそれほど難しくはないため、個人でやってしまうということも有りです。しかし、個人で交渉をしても4割~6割程度の不利な和解になってしまう可能性も高いです。和解交渉でうまくいかなければ裁判をする流れになりますが、遅くともそのタイミングでは弁護士などに依頼をするべきでしょう。個人で裁判をやることはハードルが高いです。
弁護士にキャッシング枠の過バライ金返還請求を依頼する流れとしては、まずはメールや電話で相談をすることからはじめましょう。最近では相談だけなら無料という法律事務所も増えています。キャッシング枠の過バライ金返還請求を依頼する流れは法律事務所によってさまざまです。経験と実績が豊富な事務所のほうが、スムーズな流れでキャッシング枠の過バライ金返還請求をしてくれるでしょう。
裁判をやらなければ100%の過バライ金を取り戻すことは難しいです。キャッシング枠の過バライ金返還請求を依頼する流れの中で、信頼できる法律事務所をしっかりと見極めましょう。複数の事務所で相談を受けてみることもおすすめができます。

キャッシング利用者の過バライ金返還請求の流れとしては、ここで紹介したポイントは最低限理解しておきましょう。一番良いのは、弁護士などの専門家に相談をするということです。しかし、過バライ金の金額が少額の場合には、個人でキャッシング枠の過バライ金返還請求の流れを学び、自分でやってしまうというのも有りでしょう。