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第9回富山県
女性防災士の集い

令和4年11月13日
サンシップ富山

女性防災士59名の参加!

令和4年11月13日(日)、サンシップ富山にて第9回富山県女性防災士の集いを開催しました。
 体調不良の方は、残念ながら遠慮してもらったのですが、それでも59名の大勢の方に参加してもらいました。参加ありがとうございました!実際に会ってお話する方がいいですね!
最後に記念撮影!いい笑顔😃

その時どうする?
命・健康・人権を守る 避難所運営

 今回は、日本防災士会スキルアップ研修会で企画された「被災地の女性たちが直面した困難とその対応-東日本大震災を振り返るー」のスライドを使用し、避難所で直面した女性たちの状況を説明しました。(特定非営利活動法人イコールネット仙台 常務理事宗片恵美子先生に了解をもらい、研修会でのスライドを使用)

 その後に「災害時、こんな時どうする?」といった下記の4つのテーマのワークを、テーブルの2~3人の方々で話し合ってもらい、出た意見を発表してもらいました。

・避難所での情報収集と物資の配布
・在宅避難者支援
・避難所での安全対策
・避難所での要援護者の誘導

の4つの質問について皆さんに考えてもらいました。

人権と多様性に配慮した避難所運営

避難所には、このようにいろんな多様の方々が来られます。困難を抱えるのは女性でもあり多様な人たちです。

・乳幼児、妊産婦
・肢体不自由な方、介護の必要な方
・独居の高齢者
・慢性疾患をお持ちの方(腎不全、糖尿病など)
・喘息、食物アレルギーをもつ方
・視覚障害のある方
・聴覚言語障害のある方
・認知症の方
・発達障害の方、精神疾患の方
・外国人
・性的マイノリティーの方
・その他・・・様々

この一つ一つの事例については、説明できませんでしたが、それぞれの事例に関して、今後皆さんと考えていきましょう!


災害時、こんな時どうする?(ワークショップ)

同じテーブルの方とそれぞれの事例について考えてもらい、皆さんにシェアしてもらいました!

 避難所の運営には男性の役員が多い中で、女性の立場の意見をしっかり伝えないと変わりません。「避難所の問題について考え、自分の意見をいう」のが今回のワークの目的でした。短い時間のワークでしたが、素晴らしい意見が次々と!進行係もとても刺激を受けました!下記の項目について考えてもらいました。

避難所での情報収集と物資の配布

600人以上いる避難所で、あなたは運営のお手伝い係。
女性用のものを含めて物資が、女性たちにうまくいきわたっていないことや、足腰の弱い高齢者や障害者が、物資をもらい損ねています。

Q:どのような体制を作れば、600人以上の被災者の細かい要望や状況が把握でき、必要な人に必要なものが渡るでしょうか?

在宅避難者支援

避難所で運営責任者をしているあなた
民生委員さんから「自宅から動けずに、食べるものや介護用のオムツも足りない状態で困窮している高齢者や障害者世帯が地域に何人もいるのだが」と相談。
避難所には、支援物資がスムーズに入ってきましたが、近隣の人にまで広く配ってしまって、足りるようには思えません。

Q:あなたは在宅避難者の支援をしますか?今の段階でできることをあげてみましょう!
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小見出し

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避難所での安全対策

避難所の中や、仮設トイレ・ゴミ捨て場の周辺などで、女性と子どもたちが盗撮や痴漢の被害に相次いで遭っているという噂・・・。また、倒壊家屋が残る街の中で、建物の陰に引きずりこまれそうになった女子校生がいたという噂も聞きました。
 
Q:あなたは、なんらかの対策をとるために防犯チームを立ち上げることにしました。どんな方に声をかけ、どのような対策をとりますか?

避難所で要援護者の誘導
冬(夏)の平日昼間、自宅にいるときに大地震!
手伝おうと避難所に行くと、多くの住民。その中には赤ちゃんを抱えたお母さん、妊婦さん、車椅子の方や杖をついた高齢者、目の見えない方もいます。外はとても寒い(暑い)ため、避難してきた方たちに体育館に入ってもらい、先生にお願いして、必要な場合は校舎1階の交流室にも案内することになりました。
 
Q:車椅子の方はどこに案内すべきだと思いますか?(必要な条件やその場で工夫できそうなことを想像して選択可能な方法を複数検討してみてください!
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皆さんと繋がろう!

地区別に色分けした養生テープに氏名を記載してもらいました。
休憩時間を多めにとり、名刺交換や情報交換などしてもらい、盛り上がりました。
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アンケートより 
~皆さんの声~


アンケートにご協力ありがとうございました!

とても嬉しい意見がいっぱいだったので紹介させてください。

Q:「女性防災士で集まる機会があったほうが良い」
            と思う理由何ですか?

女性防災士と情報交換や仲間作り、ネットワークができる!
・共通点があるので話しやすく繋がりやすい。
・女性防災士同士の方が話しやすい、聞きやすい。
・女性防災士の方と直接会って話したい!
・女性防災士の方に会う機会がないので。お話が出来ること、聞けることが有難いです。
・女性防災士としてどんな活動をしているのか、情報交換ができるから。また刺激にもなる。
・情報や意見交換の為、そして仲間づくりの為
・思わぬ事を気付かされたり、参考になる事が多い。同じ地区の方と知り合える!
・情報の交換と共有ができる。
・情報収集や繋がり
・地域情報の交換が深まる。
・情報交換が出来る事と、一人では何が出来るかモヤモヤしてても、一緒に話す事で 次の一歩に繋がる。
・資格を持っていても、どのように活動したらよいのか、わからなかったので。
・地域で実際に活動をする際には協働することになるので、顔の見える繋がりは必要。
・組織力を高めることが必要だと思うことと、考えを共有することが大切と思うため
・ネットワークをつくり情報交換や課題に対しての相談をしあえる場が必要
・普段から女性防災士の連携体制が取れていることは大切だと思う。
・皆さんの活動の状況や同じ地域の女性防災士の方とのコミュニティが広がり、活動の幅が広がることが期待されるからこれからも継続していただきたいです。

勉強会に参加して知識を深めたい!
・知識を深めたい。
・意識を持つことのモチベーションアップ
・色々と情報が聞けます。自分の市町村と違った取り組みなど勉強になる。
・個人で防災士を取りました。地域の交流がなく、自分からアクセスするのも難しい です。ひとりで活動も出来ないので勉強会でもいいので機会があると助かります。
・女性同士の方が話しやすい。男女問わない集まりもあれば参加してみたいが、今回のように気軽に参加できる集まりが他にもあるのか、分からない。またどこで情報収集すればいいか分からない。


女性目線の共有が必要!
・女性の声を届ける為に必要・人脈作り、女性目線でできることの共有
・やはり災害時には女性の力がおおいに必要だと思います。
・避難所生活での大変さや行うべき大切なことなどが聞ける。
・情報共有をして、知識を得たい。また、女性の声を拾いあげてもらうために力をあわせていきたい。
・女性目線と言っても世代に合わせていろいろな目線があるので勉強になる。地域の交流にも繋がるので集まりに参加できてよかった。
・女性が多く集まる方が多岐にわたる意見が聞けると思う。
・「女性ならではの意見」を言いやすいから。
・女性の声が反映させない事象が多い。
・女性の方が柔軟に、横のつながりを取り入れて、しがらみなくいい方法を考えていけると思う。意識も高いように思う。

Q:参加した感想をお聞かせください!

●直接話をして、交流ができてよかったです。👍
●初めての参加でしたが、地域の方ともつながることができ、大変有意義でした🤩
●ワークもあり考えることが大事で楽しかった😍
●たくさんの本音の声が聞くことができた👍
●やっぱり参加すると 意識が変わります 勉強になりました🔥
●避難所の防犯対策について関心があり、防災士の資格を取りました。今日のテーマは聞きたかったことばかりで、同じ机の若い方とも意見交換できてとても有意義な時間でした🤩
●いろんな視点の意見が聞けてよかったです👍
●楽しく学ばせていただきました。ありがとうございました😍
●様々な意見や考えを共有することができた👍
●参加して良かったです。またの研修会を楽しみにしています🌟
●いろんな職種、地域の方と情報交換でき、大変良かったです🥰
●防災士になったばかりということもあり、避難所を知らなかったのでとても勉強になりました👍
●同地区の方と知り合いになれた。研修では気付きが多々あって有意義だった😻
●皆さん積極的で、また、具体的なお話が聞けてとても刺激になりました😍
●とても勉強になり、楽しかったです。自分の知識(高齢福祉)については少しはお話が出来ることもあります。(実行委員:ぜひお願いします!😍)
●わかり易い言葉で、はっきりと対応についての説明があり勉強になった。皆さんの発表の際にも否定することなく全面的に受け入れられ、次の学びに結びつく対応はとても好感が持てました。有難うございました。少しづつではありますが、学びながら出来ることを増やしていきたいと思いました🌟
●防災士になって1年ちょっと…。初めて参加しました。地区の防災士の集まりや、防災訓練のお手伝いをする程度の活動しかしてないので、参加するまでヒヤヒヤしてましたが参加して良かったです。様々な意見、様々な目線がわかって勉強になったし、もともと他県の出身で知り合いも少ないこの富山で同じ市の方と繋がりが持てたのは嬉しかったです。ありがとうございました👍
●昨年は地域ごとのテーブルだったので、今年も同じ地域の方と情報交換をしたいと考えていました。今年は座席の指定と参加者名簿がなかったので同じ市町村の方と名刺交換をするきっかけがつかみにくかったです。ただ2~3人のグループは、たくさん話ができ盛り上がりました。同じテーブルの方は、どんな風に地域に関わっていけば良いのか悩んでおられました。防災士としての活動を紹介されると参考になると思います。コロナの状況にもよりますが、明るいうちに帰宅できる時期の開催だと助かります。(実行委員:了解しました!一歩ずつですが皆さんの要望に答えれたらいいなと思っております。)
●防災意識が高まり、とても勉強になりました。災害発生時に自ら進んで活動できるようもっと勉強したいと思いました。このような機会をいただきありがとうございました👍
●参加者の素晴らしい意見を沢山聞けて良かった🌟
●初めて参加しました。ディスカッションは他の人の意見が聞けてとても良かった🥰
●前回参加した時は同じ市町村でグループになっていたのですが、今回は自由に空いている席に座ったことで離れた市町村の方ともお話し出来たので、コミュニティの幅が広がり有意義な時間を過ごせました。仕事では介護支援専門員をしておりますので、高齢者福祉の方が専門です。高齢者の身体的なことや言葉掛け、各地の地域包括支援センターとの連携による要支援者の情報収集の仕方など啓蒙する際にお力になれることがあるかもしれません。(実行委員:心強いお言葉ありがとうございます😍)
●皆さんモチベーションが高く、自分もやる気が出た。5〜6人でグループワークができた方が、いろいろな方の意見を聞けてよかったと思う。(実行委員:嬉しいことに今回はたくさんの参加でこういった形式にしましたが、皆さんの意見参考にさせてもらいます(*^^)v)
●コロナ禍でZoomを使った研修が多かったので、久々に対面での研修に参加して、会場の雰囲気や受講生の反応、生の意見も聞くことが出来て良かったと思います。ちなみに、トイレのお話でしたら、日本トイレ研究所が開催している研修の基礎編実務編を終えてトイレアドバイザーの資格は持っております。研修内容で相談などお役に立てることがあればご連絡ください。(実行委員:トイレについてのお話の際にはお願いいたします😻)
●とても勉強になりました。同じ市町村の方々と話ができました。出来れば今後市町村ごとの勉強会も作ってもらえば嬉しいです。(実行委員:一緒にやりましょう!)
●皆さん色々な活動をしておられるようで圧倒されてばがりでした🥰
●ちょっと密でしたが、ワークショップもあり、良かったです👍
●若い方も多数参加されていて嬉しく思いました。かぁちゃん会に加え、若手の会も発足されてはいかがでしょうか。(実行委員:いいですね~)
●みなさんの防災に対する意識の高さがすばらしかった😍
●初めてだったので、とても勉強になりました。いろんな人の意見が聞けて、これからますます勉強していかなければと、思いました。👏
●若い防災士の皆さんの熱気を感じ 頼もしく安心感があふれていました。私は高齢でもできることがあると信じ、真剣に参加でき多く学ぶことができました。ありがとうございます🙏
●話し合える機会が多く良かったです。人数に対し、もう少し会場が広いとさらに交流できそうですね。ありがとうございました。(実行委員:はい!たしかに狭かったです🙇🏻)
●全体の名簿があればよかったかなぁと思います。前回のグループディスカッションの際に同じ班のメンバーの方との再会話、同じ市町村の方と話す機会など、お話しするきっかけが持てるのかなぁと思いました。(実行委員:名簿あればよかったですね🙇🏻)

実行委員より

第9回富山県女性防災士の集いに、たくさんの方々に参加していただきありがとうございます。また、アンケートではたくさんの感想を書いていただき、実行委員一同感謝感激です。
 思っていた以上に参加者が多く、皆さんにはご不便をおかけしましたが、皆さんのやる気や熱気が感じられ、こちらもパワーをもらえましたし、とても嬉しかったです。ワークがうまくいくか心配していましたが、すぐに女性防災士の皆さんは打ち解け、積極的な意見がたくさん出て、参加者の皆さんで盛り上げてもらいました!
 やっぱり、直接あってお話するほうが交流を深めることができるのでいいですね!また、企画しますので、どんどん意見をお待ちしております!