「災害対応力を強化する女性の視点
~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」説明
大屋防災士
「大変なときだからころ、我慢ではなく、優しく見守れるような避難所運営」を考えてみました。高齢者の方、乳幼児、ママさん、妊婦さん、あらゆる障害を持った方々など、災害弱者の立場になって何が必要かグループで話しました。
話合いの後、グループで出た話を会場の皆さんで共有しました。皆さんとても熱く離されていたのが印象的でした。
・女性、子供、老人、障害者、社会的にも弱者の方々の思いを受け止めて、支え、支援できるのは女性ならではの優しさ、気配り、など、男性にはできない支援が
沢山ある。
・女性でないと言えないことがある。
・妊婦や乳幼児を連れた方を含めた女性の支援は、女性目線が必要だと思う。
・女性ならではの見方があると思う。
・女性ならではの身体の事(生理、妊娠中)など、男性には気付けない事に配慮できる。
・女性にしか拾えない気づけない声がある。
・女性も避難してくるので、女性の声が必要。
・女性の声を聞いて、女性としての立場を思っていただきたい。
・女性の避難者に寄り添えたいので。
・男性には言いづらいことや、ちょっとした気遣いが女性には出来る。
・男性のみだけでは限界がある。
・男性では分からない視点での進言が必要
・性差や家族状況などさまざまな視点を反映させた方が過ごしやすさにつながると思う。
・女性の積極的な活動なくして住民の避難生活のサポートなどあり得ない
・避難所には男性も女性も避難してくるため、女性の意見も取り入れる必要があるから。
・男女共お互いに気付く所が違うと思うのでプラスになると思います。
・避難される方が老若男女なので、運営本部にも同じように男女必要
・生理や、子育てのような女性目線での、避難所設備や運営の方法を考えなければいけないと思う。
・女性視点での対策の必要性
・女性目線でないと気付けないことが多々あると想定出来る。いろいろな視点や意見があったほうがいい
・皆が平等に、避難できるように
・避難者へのケア、決め細やかなフォロー、特に弱者と分類される方への対応は子育、介護を主に担ってきた女性の方が気付きが多いと思う。
・避難所運営に必要な配慮は女性の方が出来る。
・多様性を考えると男性だけとか女性だけというのは❌双方が半々が理想
・自治体も自治会も男性主体であり、社会的弱者配慮が行き届かないと感じている。
・現在避難所のリーダーとして活躍するのは、多くの場合、地域自主防災組織や自治会の役員の男性が中心です。女性防災士がリーダーとして運営に関わることで、プライバシーの保護や安心安全の確保等がより強化されます。避難所の開設時から参画することで、これまで届かなかった女性目線の声が、お困りごとなどより細かな配慮が出来、避難所生活を快適に過ごせるよう、本部組織に女性防災士(女性のリーダー)が不可欠であると考えます。
・今回の研修で、声を出せずに我慢してしまう女性が多い事がわかった