マチュピチュは、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿った標高2,430mの山の尾根にあるインカ帝国の遺跡です。15世紀に築かれ、その後廃墟と化しました。
漆喰を使わずに大きなブロックを結合させるという精巧な技術で築かれた石垣、天文学を考慮して配置された興味深い造りの建物、そして全景を見渡せる壮大な眺めで有名です。
当時、インカ帝国の首都であったクスコは、マチュピチュからさらに約1,000m高い所に位置していたことになります。現在のクスコはペルー有数の都市で、その市街地は世界遺産に登録されています。
なお、インカ帝国は1533年にスペイン人の征服により滅亡しましたが、アンデス文明は文字を持たないため、マチュピチュの遺跡が何のために作られたのか、また首都クスコとの関係や役割分担など、未だ解明されていない多くの謎があり「新・世界の七不思議」の1つに選ばれています。
その圧倒的スケールと謎に包まれた神秘的な雰囲気により、周辺の観光地と合わせて、世界中の旅行者の憧れの的です。
添乗員付きのマチュピチュ旅行にかかる金額は、朝食付き・燃油サーチャージ代込みで、5日間、約280,000円~420,000円が目安金額です。
(シーズンや燃油価格の変動によって、最大金額が変わる場合もあります)
東京発(羽田発・成田発)・中部国際空港発・関西発・名古屋発・福岡空港発…
など、各地の航空会社を利用した様々なツアープランが各旅行会社から提供されています。
ルックJTBでは、「地球の詩 ペルー世界遺産紀行9日間」と称した添乗員付きツアーを販売しており、マチュピチュ観光に加え、世界文化遺産に登録されているリマ歴史地区、クスコ市街、チチカカ湖、ナスカ地上絵と、ペルー周遊をしながら人気の遺跡や観光地を効率よく巡ることができ、人気を呼んでいます。
阪急交通社トラピックス東京海外では、大人気のウユニ塩湖の観光と組み合わせたプラン「天空の遺跡マチュピチュと天空の鏡ウユニ塩湖10日間」を販売しています。
いずれも添乗員付きツアーですので、高山病などが不安なマチュピチュへの旅も安心して参加できます。
また、利用航空会社によっては、追加運賃の支払いで、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードすることもできます。
追加料金の支払い先は航空会社ではなく旅行会社であることが多いため、ビジネスクラスを希望する場合は、念のため利用会社に連絡を行いましょう。