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『未来の住職塾NEXT』
受講を迷っている
あなたへ!!!

このページは、平成28年度『未来の住職塾』第5期を東京クラスで受講した僧侶が、住職塾の感想などをお伝えして、個人的に参加をオススメするページです。6期の入塾をお悩みの方に向けて作成したものですが、住職塾NEXTの受講を悩まれている方もぜひご参考になさってください。皆様にお会いできますことを卒業生の私たちも心待ちにしております。

◆お知らせ◆
2017年1月~2月にかけてサイト内で5期生のコメントを更新しておりましたが、2018年2月に6期生のコメントを更新しました。

未来の住職塾は、大きく変化する時代に合わせて学びの内容がアップデートされ、「未来の住職塾NEXT」として令和元年9月より開講します。
リンク先を更新しました。

最終更新日 2019年8月3日

こんな理由で受講を
迷っていませんか?

怪しい団体なんじゃないか?
講義が難しそう・・・
誰も知り合いがいなくて心配
受講料が高い・・・
講義に出席できない日がある
寺業計画書なんて書けない

その疑問を解決します!!

私は秋田県の日蓮宗のお寺(久遠山 法華寺)の副住職です。『未来の住職塾』第5期を受講させていただきました。正直、私も受講を申し込むまでにはかなり悩みましたが、結果として一年間受講してとても勉強になり、実際にお寺の新しい取り組みもスタートし、生まれ変わろうとしています。そして、なによりかけがえのない仲間と出会うことができました。
住職塾の受講を迷っている、検討している、評判や評価が気になっている人の参考になれば、との思いでこのページを作りました。

また「未来の住職塾」は2019年9月より「未来の住職塾NEXT」としてアップデートされた内容がスタートします。これまでの「寺院の将来に資する計画書をつくる力」に加えて、新プログラムでは「計画を実行する力」と「コミュニティを導く宗教者としてのリーダーシップ力」を養うことに重きを置いて設計されています。(「未来の住職塾NEXT」ホームページより)

こんな方に
オススメです

    • これからのお寺の運営に危機感や不安を感じる方
    • 相談できる人がまわりにいない方
    • お寺の行事・イベントがうまくいかない方
    • お寺の運営について真剣に勉強したい方

『未来の住職塾』を
受講して
私が住職塾を受講しようか検討していたのは「人口減少の進む秋田で、これから地域とお寺は生き残っていけるのだろうか」という疑問がきっかけでした。自分なりに解決策を探ってみるも、浮かんでくるのは不安ばかり。

そんな中、先輩からこの住職塾の存在を聞きました。どうやらこの塾では、経営学の見地からお寺の運営について学べるらしい・・・。最初はそういう印象でした。ホームページを見ると怪しい団体ではなさそうです。たしかにこれまでと違う切り口から考える必要があるのかも、と思い、ちょうど応募を受け付けていた無料の一日体験教室に申し込んでみました。そこで出会った、住職塾の卒業生の方々に率直な疑問をぶつけ、塾長のお話を聞き、ワークショップを体験してみて、これは良いかもしれない!と衝撃を受けました。

さて、そこで私が迷ったのは受講料です。なにしろ、これまで受けてきた講習会とは桁が違う受講料。迷いに迷いましたが、約15万円も1年間で割ると月に1万円ちょっと。習い事を始めたつもりで、がんばってみるか!と思い立ちました。ちなみに、講義の際に講師の方からは「お坊さんたちは自分の勉強のためにお金をあまりに使わない」という指摘を受けました。本当に自分に必要な学びなのか、価値あるものなのか、ということを考えた上で、しっかり自分に投資するという意識は、これからの僧侶に必要なことだと、今では思います。

講義についていけるかな、と心配な方は、ぜひ全国各地で開催される無料の一日体験に参加されることをオススメします。講義の内容、進め方、雰囲気がわかりますので、体験教室が苦痛でなかった方は全く心配いりません。無料体験に予定が合わず参加できなかった方は、事務局へご相談なさると、当日の様子や雰囲気等教えていただけるかもしれません。

誰も知っている人がいなくて不安だ、という方。ぜひ、隣の方や話しやすそうな方に声をかけてみてください。おそらくみなさん、同じく少しだけ不安を抱えながら参加しているはずです。ちょっとの勇気が大きなご縁につながります。そして、仲間が増えてくることで講義もどんどん楽しく充実したものに変わってくるはずです。講義の後の懇親の席では、お寺の未来について大いに盛り上がります。ぜひたくさんの仲間と出会ってください。また、講師の方々、事務局の方々とも気軽に積極的にお話をされることをオススメします。そこにもたくさんの学びがあるはずです。

講義に出席できない日がある場合は、簡単な手続きで全国各地の講義に振り替えることができます。振り替えをしますと、いつもと違う仲間と出会え、そしてその土地特有の環境等も学ぶことができ、とても大きな刺激を受けられます。もしも余裕があれば、一度は振り替えをしてみるのもオススメです。

この住職塾では「寺業計画書」を作成することが目標となります。そんな計画書なんて作れない、と心配な方。大丈夫です。すべての講義を受講して、毎回の課題をこなすと不思議なことにExcelのセルに収まりきらないほど、寺業計画があふれてきます。そのようなカリキュラムになっていますので、心配はいりません。

一年間受講しての感想

正直に言って、講義を受けて課題に取り組む中で悩むこともありましたし、忙しい時期と重なって苦しむ時もありました。しかし、それでも一年の講義と寺業計画の発表を終えて、素直に「受講して本当によかった」と思っています。それは次のような理由です。

1つ目には、実際に自分のお寺の改革が動き出したこと。今まではどのように取り組めば、未来のお寺にとってプラスになるのか、進む方向すら定まっていませんでした。しかし、この一年間の学び・気づきの蓄積によって、進むべき道の見つけ方、お寺の運営の道しるべを知ることができました。また、寺族や総代をはじめお寺に関係している人たちと、課題のために何度も話し合いを行うことができ、熱意が自然に伝わっていくことも、お寺に化学変化を起こす大きなきっかけとなります。

2つ目には、一生の友人、法友たちと出会えたこと。宗派や地域、お寺の歴史や規模も全く違う人ばかりですから、最初に話しかける時にはドキドキしますが、一度話してしまえば、みんな同じ不安を抱え、同じ志を持った仲間。どんどん仲良くなることができます。時には講義の休み時間、時には講義の後の夕食の席。様々な場所でお寺の未来、仏教界の行く末について、そして時には楽しい雑談も、存分に語り合うことができます。悩んだり苦しんだりする時に支えになってくれるのも仲間ですし、その関係は住職塾の一年が終わってもずっと続きます。宗派や地域、立場を越えて、励まし合いながら同じ方角を向いて進んでいく仲間と出会えるのは、この住職塾の大きな大きなメリットだと思います。

3つ目はお寺にとって大事なものは何か、改めて気付かされたこと。この住職塾について、残念ながら「お寺がお金を儲けるための経営セミナー」「お寺をビジネスとして考える経営塾」という評判を耳にすることもあります。たしかに経営学の観点から、今まで気づかなかったお寺の運営方法について学ぶこともたくさんあり、それはとても勉強になるのですが、そこから導き出される答えはいつも仏教の教えに包まれたものでした。決して利己的な運営を勧めることはありません。受講当初は僧侶としての目線とは角度を変えて学んでいたつもりでしたが、一年経ってみると結局、お寺の本業、僧侶としてあるべき姿という部分に戻ってきたことはとても興味深い学びでした。

すべてはお寺に来てくださる方、お寺を応援してくださる方、檀信徒の方々のため、ひいては社会全体のため。当たり前だったはずの答えですが、お寺のためと思って考え、悩んでいるうちにいつの間にか進むべき方角から離れてしまっていることもあります。受け手目線で考えることの大切さに改めて気付かされました。そして、勇気を持って進むこと。失敗を恐れずにどんどん向かっていく積極性、実行力。その力も一年間の講義を通してしっかりと培うことができます。

私は『未来の住職塾』、自信をもってオススメ致します。

受講にあたって
大切だと思うこと

それは「お寺をより良く変えるんだ!」という強い気持ちです。その気持ちこそが一年間の受講を支える原動力になりますし、仲間と強く結びつく絆になります。どうぞ強い気持ちを持って、受講なさってください。そして、ぜひ積極的に学んでください。

一年間、座って講義を聞くだけで終わってはもったいないです。たくさんの人と出会い、たくさんのことを考え、そして思いっきり行動してみてください。失敗してもいいと思います。どんどん動いて吸収して、学びまくってください。


わからないこと、聞いてみたいことがある方は、私でお答えできることはなんでもお答え致します。

未来の住職塾
6期生のコメント

【仙台クラス】 伊藤 礼子
山形県 来迎山西蓮寺(浄土宗)
 

私は住職の兄妹という立場で受講しました。

未来の住職塾について、私から申し上げられる最大の魅力は、機会が開かれている、ということです。お坊さんではない立場から、お寺についてともに学ぶことができる。そういう場は、まだ案外少ないと思います。その点、未来の住職塾は開かれています。

さらに言えば歓迎されています。 私は寺生まれとはいえ仏教的知識も乏しく、はじめは恐る恐るでした。体験教室にて、ご姉弟の立場で受講された卒業生もいらっしゃることを聞き、また「お寺への想い」があれば十分という雰囲気に背中を押され、受講に至りました。性別・立場を問わず、皆さんと“クラスメイト”として学びをともにできた一年、いただいたものはあまりあるものでした。

お坊さんではないけれども運営に関わっている立場まで門を開き「ともに学びましょう!」という塾の姿勢は、各クラスにも通底しています。 もし、立場で迷っている方がいらっしゃれば、ぜひ飛びこんでみていただきたいなと思います!

「様々な視点・立場が学びを深くする」、私が背中を押していただいたこの言葉を、今度は私からお送りしたいと思います。

-2018年2月20日(火)更新-

【東京クラス】 藤井 浩行
群馬県 白法山政淳寺(真宗大谷派)

お寺の行く末に漠然とした危機感を持ちながらも具体的な行動が思いつかず悩んでいる中、未来の住職塾のことを知りました。正直、法務との両立や決して安くはない受講料、誰も知り合いがいないことなど不安だらけでした。しかし、自坊でモヤモヤした気持ちを抱えているだけでは何も好転はしない、そして自坊の外へ出られる今のうちにと思い入塾を決心しました。

始まってみると、同期の誰もがお寺を良くしたいと思っていて、宗派も地域もさまざまでしたが、だからこそ気兼ねなくお互いのお寺に対し意見交換できたのだと思います。そして、受講前に感じていた不安も、実は同期の誰もが感じていて、むしろその不安をおして集まった人たちだったからこそ、より真剣にお寺について考えることができたのではないかと感じました。

1年の受講を通し、それまでは漠然としていた不安もその原因と意味合いをしっかり分析することで、むしろお寺が良い方向に進むための要素になり得るという視点を持てたことは自分にとって大きな前進でした。また、お寺に対し厳しいことを言ってくれる人が極めて少ない昨今、講師陣の厳しいけれど確かなアドバイスによって、理想を持ちつつもお寺の現実という面もしっかり見ていかなければならないことを改めて痛感させられました。

決して楽ではありませんでしたが、1年前の決心は間違いではなかったと修了した今、心から思っています。                    

合掌

-2018年2月15日(木)更新-

【甲府クラス】 山崎 秀典
山梨県 白砂山自元寺(曹洞宗) 

永平寺から戻って、坐禅会や子ども禅のつどい、ヨーガなどを開催し、私なりの寺院の活性化をすすめてきました。そんな中で住職塾を勧められ、半信半疑のまま体験教室に。

その中でスペインのサン・セバスチャンという小さな町の話が心に残りました。目立った産業もなく、観光資源も乏しいこの地が今、美食に特化し、多くの観光客が詰めかけています。その礎を築いたのが「共有」です。レシピや技法、様々な知識などを公開したことでより美味しい、新しい料理が次々生まれ、全体でレベルアップをしていく。またその地域でしか手に入らない食材を使うことも加えて、10数年という期間で町はもちろん、スペイン料理の地位さえも向上させ、大きな変化をもたらしたというものです。

ここにはそのお寺がこれからをしっかり踏みしめていくために、全力でサポートしてくれる講師陣、志をともにする仲間がいます。(卒業生も含めて)それらと住職塾特製レシピとワークを皆で共有し、それぞれの地盤で「強み」を見つけ、ビジョンに向かって動き出しており、その力は大きな流れとなっています。

この1年、私も徹底的にお寺のことを寺族と共に考え抜きました。そして強みを見出す基盤が導き出され、それを作るべく行動し、地域の協力者を得ました。計画書というレシピを共有することで、今は行事自体変わりませんが、担う人が増え、「私なり」ではなく「みんなのための」行事になってきていると感じています。

これからみんなで何が出来るのが、とても楽しみです。(もちろん書ききれないくらい得るものがあります) 大切なのは「お寺をおもう」気持ち。それが強ければ強いほど、より充実すると思います。住職塾で学ぶことで、お寺独自の発見が必ずあります。

地域に根ざす寺院の方、特に受講をオススメ致します。

-2018年2月12日(月)更新-

【香川クラス】 大林 慈空
香川県 常光寺(真言宗御室派)

昨年の4月からおよそ一年間、といっても6回ほどの講義ですが、未来の住職塾という講座を受講しました。

名前のとおり、未来の住職を育てる塾です。お寺の住職・副住職、寺族・檀家総代・その他お寺に関わる人が対象の塾で、過去5年の実績があり、全国で先進的な活動をされているお寺の方々が先輩になります。例年は東京や大阪、名古屋、福岡といった大都市でしか開催されないところが、今年に限っては香川クラスもあったのもきっかけになりました。

続きはこちら

-2018年2月9日(金)更新-

【仙台クラス】 松村 妙仁
福島県 田子山 壽徳寺(真言宗豊山派 )

以前より興味があった”未来の住職塾”をやっと受講することができました。

毎回様々な目線から、お寺づくりを見直す講義内容であり、想像以上に多くの事を学ばせていただき、悩みながらも楽しく充実した時間でした。

なにより有り難いことは、各講師、同期の方々をはじめ、卒業生のみなさんともご縁をいただけたこと。 受講生それぞれが、違う環境や立場でありながらも、よりよいお寺づくりを考える同志であり、 全国各地に相談できる仲間がいるというのは、”未来の住職塾”ならではの魅力であり、大きな力だと思います。

そしてそのご縁は、講義を受講している一年間だけでなく、一生のお付き合いに繋がるということ。 これって、素晴らしいことですよね?他ではできないことだと思います。
”住職塾”という名前ですが、ご住職に限らず、お寺に関わる方ならどなたでも受講可能です。 私としては、お寺を支える女性のみなさんにもぜひ、受けていただきたいなと思っております。これからのお寺づくりには、女性のアイディアもますます重要になってくると思うからです。

約500人の卒業生の実例や経験値、アイディアから、自分ひとりでは発想もできなかった気づきや方策もうまれてくるはず。 今のところ悩みがないという方も、新たなご縁を繋ぐだけでも大きな価値があると思います。 ”未来の住職塾” 楽しいですよ。おすすめいたします。 少しでも気になりましたら、まずは体験教室へ!

-2018年2月6日(火)更新-

【山梨クラス】 横山 瑞法
山梨県 法源寺(日蓮宗)

私も第6期甲府クラスで受講している「未来の住職塾」ですが、現行のお寺の運営をテーマとしたカリキュラムは来年度の第7期で終了とのことです。
受講するか否か迷っている方も始めて知って興味があるという方も、住職塾の実際の評判や評価など気になっていらっしゃると思うので、私が受講を決めるに至った経緯と実際に1年間受講した感想を少しだけ書いておきます。読んだ方が受講を検討する参考になれば幸いです。

続きはこちら

-2018年2月3日(土)更新-

未来の住職塾
5期生のコメント

【関西クラス】 川口 英俊 
大阪府 往生院六萬寺(臨済宗単立)

ー 「未来の住職塾」は、まさに幕末期の松下村塾 ー

幕末期、開国を迫る諸外国の圧力を前に、長らく鎖国にあった江戸幕府は対応できず危機に陥っていた。

そのような中、この国の未来について熱く議論研鑽し、新しい国づくりを担う明治維新の志士たちを多く輩出した塾があった・・。そう、誰もが知る「松下村塾」である。

今、日本の仏教界は、幕末期の日本とどこか似ていると言えるのではないだろうか・・。時代・社会の変革のスピードに対応できず、苦境に喘いでいる。檀家の減少、無住寺の増加、布施のビジネス化、進む仏教離れ・・まさに「寺院崩壊」の時を迎えている。

このような危機の下で現れたのが「未来の住職塾」だ。

これからのお寺の未来に危機感、不安感を持った者たちが全国から集い、互いに学びと共に侃々諤々に議論して研鑽し合い、それぞれが磨き上げたる寺業計画書を基に、これからの新しいお寺づくりを担おうと奮闘している。

そして、お寺の未来のみならず、これからの仏教界の未来をも切り開く志士たちが集うところ。それがまさに「未来の住職塾」と言えるのではないだろうか。

確かなる救い、癒し、安心のための仏教、寺院、僧侶のあり方について、是非、共に熱く語り合いましょう。

-2017年1月31日(火)更新-

【名古屋クラス】 三宅 教道・千空
愛知県 教西寺(浄土真宗本願寺派)

私たちは夫婦で受講しました。
2人で同じ方向を向いて自坊の未来について話し合い、互いの意見もすぐに共有できるからいいね、と尊重し助け合うことができました。もし一人で受講していたら、私は途中でくじけていたでしょう。支えあい、常に話し合う相手がすぐそばにいるのは何よりの推進剤でした。

子どもたちはよくお留守番をし、また、夕食では一緒に話をし、アイデアを出し、どうお寺を盛り立てていくかを一丸となって考える機会をいただきました。

寺業計画書はそれぞれに提出しましたが、男性として、女性として視点の違いを出せたのではと思います。

お子さんが小さかったり、家族の段取りをしたりして出るのはなかなか大変でしょう。(ご家族に任せておひとりで参加できる方はご家族に感謝ですよ!)だからこそ、助け合って寺業計画書提出を目指す、夫婦での受講はおすすめです!

※こちらの記事も参考になさってください。
教西寺の行事報告/未来の住職塾

-2017年2月2日(木)更新ー

【広島クラス】 秋津 智子
広島県 願船坊(浄土真宗本願寺派)

ー 暗雲の中にひと筋の光明となった住職塾 ー 

私が入塾して一番良かった!と思うことは、夫である住職と、同じ方向へ同じ目標を持って進む同志になったことです。住職は第2期で入塾しておりましたが、寺業計画書が行き詰った頃に、第5期広島クラス開講が決まり。受講料の事、坊守なのに住職塾に入る事等、様々な壁がありましたが、住職はもとより事務局の方の強い勧め(夫婦での改革は2倍のスピード!とのオススメ)で、入塾を決めました。
住職塾には、私のような坊守・寺族の方や総代さまも沢山入塾されています。様々な宗派の方々が集まって、仏教というつながりでお互いを認め合い、高め合う・励まし合う、そんな空気感に包まれた、本当に有意義で幸せな時間でした。
そして、お寺を「経営」という目線で見ることは初めてで、毎回の勉強が正に目から鱗!でした。自坊の行く末に不安を抱えていましたが、ビジョンや戦略を学ぶことで、具体的に道筋をつけることが出来、休憩時間すら惜しい、もっと学びたい、そんな貴重な時間でした。
仏教への思い、お寺や門信徒様に対する姿勢、地域に寄り添う日常生活まで、私に多大な影響を与えて下さった未来の住職塾。
これからの仏教界のために、これからを生きていく子どもたちのために、日本の未来のために、是非とも体験教室にお出かけ下さい。
きっと素晴らしい出会いが待っています。
合掌

-2017年2月5日(日)更新ー

【東京クラス】 折橋 大貴
神奈川県 常泉寺(曹洞宗)

ー 自分がこれからしたいことを遠慮なしに議論できる場所 ー

言葉にすれば簡単ですが、少なくとも私は今までやりたくても出来なかったことの一つです。
おそらく我々は同じ僧侶と言っても一人一人に特徴があって、得意分野が違って、それをあまり披露する機会はないのではないでしょうか。

塾の参加者は老若男女も宗派も問いません。
共通しているのは危機感と、『どうしたらお寺はもっと楽しくなれるのか』という目標だけです。

だからこそお互いが良い意味で言いたい放題の言葉を交わし、時には宗派を超えて催し物や派生して新しい勉強会が開催されます。

そんなとても濃厚で、とても楽しい一年間を希望の方は是非入会をお勧めいたします。

尤も、知恵熱は毎回出ますが(笑)

-2017年2月7日(火)更新ー

【東京クラス】 西山 良慶
栃木県 川越山無量寿院正浄寺(浄土真宗本願寺派)

私は住職塾を通して自坊の「護持発展」を深く具体的に考えることが出来、危機感を共有する仲間を得ることが出来ました。これらの点で非常に有意義なものでした。受講前は「私のような若造が行っても」と思いましたが、書籍版『お寺の未来』を読み「ここなら何かヒントを得られるかもしれない」と参加を決意しました。そして今、自信を持って「参加して良かった」と言うことが出来ます。
そんな私が住職塾の受講を迷われている方にお勧めしたい大きな理由があります。
それは「寺業計画書」の作成を通して自坊の漠然とした不安を可視化出来ることです。漠然とした不安を経営学の見地から分析し、具体的な危機として捉えられるようになります。「そんな難しいこと」と思われるかもしれません。しかし事前学習・講義・ワーク・事後課題と進めていく中で「簡単に」とは言いませんが「無理なく」自坊の現在の姿・ありたい姿が見えてきます。お寺の現在や将来に言い表せない不安を抱えている人、そんな人にこそ受講をお勧めしたいです。
最後に住職塾でよく耳にする言葉を受講を迷われている方に送りたいと思います。
              
「やってみなはれ」

-2017年2月11日(火)更新ー

【東京クラス】 高橋 麻悠
東京都 恵日山長昌寺(曹洞宗)

2015年に在家からお寺に嫁ぎ、お寺や仏教の知識がほぼない中でした。

キッカケも独特。調べ物をしていて、面識のないお坊さんのブログにヒット、お礼のコメントをしたところ、住職塾の存在を教えていただき、そして、ただ『楽しそう!』という理由で受講を決めました。

ホップ・ステップとびこえ、勢いで受講してしまったので、講義の事前事後課題では、嫁いだばかりでわからないことだらけ!!毎回、住職やお義母さん、地域の方々に色々教えていただきながらの課題提出でした。思えば、あの時間のおかげで、想いの交換が出き、少しずつ知識も増えていきました。

また、去年までは、『お寺でヨガをする』など、ある事柄を開催すること自体が目標だったけれど、今では、『開催してそこからどうご縁を繋げるか…』少し先のことを考えられるようにもなりました。

この先ずっと住んでいく場所、この先ずっと住んでいく町。私が心からここを好きでなければ、誰かに居場所を提供することは出来ません。

お寺を好きになるには、まずお寺を知ること。

住職塾の課題を通して、これでもか!というほど、自坊のことを考えた一年。他宗、他寺院のお坊さんが新参者を仲間に入れてくれた一年。

あの時の、『楽しそう!』という直感は間違いじゃなかった!!心が動いた時がタイミングです。知識ゼロで挑んだ私でも、卒業することが出来ました。

女性の場合、お寺に入ってすぐ(出産して忙しくなる前)の受講はとてもオススメです。

女性の視点×住職塾での学び。もしかするとお坊さんが受講する以上の力が発揮されるかもしれません。

このお寺に嫁いでよかった…やっぱり仏縁があったんだ…ずっとずっと先の未来にそう言えるように。

この一年の学びを胸に、住職と共に(たまには意見をぶつけながら笑)歩いていきたいです。

-2017年2月15日(水)更新ー

【広島クラス】 財津 宏経
愛媛県 真光寺(浄土宗)

-私が住職塾を受講して良かったと思える3つの理由-

1、お寺の運営についての様々なヒントが得られる
宗派や地域、お寺自体の規模などは違えど、共通する部分もあります。葬儀や法事の勤め方や、檀信徒の方との関わり方、また、お寺でのイベントや人を集める方法など、参考にできることがたくさん学べます。「うちのお寺はこんなことしてるよ!」という受講生同士の情報交換が、大変参考になりました。

2、お寺の将来について真剣に考えることができる
住職塾では、最終的に、どのようなお寺づくりに取り組むかという「寺業計画書」を完成させます。お寺が持つビジョンとは?使命とは?檀信徒や地域の方は何を望んでいるのか?具体的にどんなアクションを起こすのか?といったことを計画書にまとめます。これが非常に大変ですが…。おそらく住職塾を受講していなければ、こんなにお寺と向き合うことはなかったと思います。

3、意識の高い方々とのご縁を結べる
個人的には一番この部分が大きかったです。本気で、「このままではいけない」「お寺をなんとかしたい」と思っている方々が集まるので、大変刺激になりました。卒業した後も、お互い切磋琢磨しながら成長してゆける仲間ができたと思っています。

住職塾は、多くの学びと刺激にあふれた場所です。自信を持ってオススメいたします。

合掌


-2017年2月17日(金)更新ー

【金沢クラス】 佐伯 徳順 
富山県 光道山慈興院大徳寺(真宗大谷派)

私が住職塾を受講して、一番の変化を感じているのは「考えるポイントが変わった」という事です。 受講前は現状の課題について、危機感ばかりが目につき なかなか先に進むアイデアも考えられませんでしたが、 住職塾での講義を通して、だんだんと「もしかしたら、こんな事ができるんではないか?」とアイデアも出てくるようになりました。

そして、そのアイデアを磨いてくれたのが寺業計画書です。 寺業計画書では、現状のお寺の置かれている環境・強み・弱みを分析して、将来のお寺の姿を見つけ出します。 ただ単純にアイデアを出して、それを実行するという訳でなく、 将来のお寺の姿の為に、なぜそのアイデアが必要なのか考えるという事。 つまり、手段と目的を見失わないという事を、 寺業計画書作成を通して、学ぶ事ができました。

今、受講を検討されている方は、お寺の今後について何かしらの危機感・課題を抱えられた、いわゆる「志」を持った方かと思います。 危機感や課題をお持ちであればあるほど、受講を通して見えてくる光は強くなると思います。そして、この塾には、あなたと同じ「志」をもった方たちが宗派を超えて集います。 宗派問わず、志を共に、時には弱みも共有しあえる仲間との経験は、きっと多くの学びがある事と思いますよ!

-2017年2月21日(金)更新ー