日本経済大学は、経済学、経営学に特化する大学です。経済学部・経営学部の中にそれぞれ3つの学科が存在し、学科ごとにさまざまなコースが設置されています。各コースの中から自分の関心のある分野を選択し、 専門性を高め、それを武器として社会の発展に寄与する人材を育成しています。各コースの講師陣は、実際にビジネスの場で活躍している人が採用されており、よりリアルで実践的な知識を身に付けることができます。

「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし、専門の領域から専門職へ、ひいては生涯を通して自己実現を叶えるため、大学を挙げて1人1人の個性に合わせたきめ細やかな個別指導が評判の大学です。

キャンパスは、福岡・神戸(経済学部のみ)・渋谷(経営学部のみ)にあります。中でも福岡キャンパスは、特に手厚い支援制度が整っています。

また、福岡キャンパスには学生寮が設置されています。学生寮は完全個室で、プライベートもしっかり守られて安心です。部屋には机・椅子・ベッド・シャワー・トイレ・クローゼット・エアコンが完備され、暮らしやすい環境が整えられています。朝・夕食付(日曜日除く)で、1か月4万円です。寮の共用設備として、食堂・大浴場・ランドリー・売店があり、必要最低限のことは寮内で済ませることができます。

経済のボーダレス化に伴い、これからはよりグローバルで多角的な視点を持つことが求められます。目まぐるしく変化していく現代社会に対応するため、2学部6学科17コースが設置されています。

経済学科：複雑かつ多岐にわたる現代社会の問題を、多角的な考察から解決に導く力を養います。

商学科：商学の知識と教養、グローバルな視野を備えたビジネスリーダーを育成します。

健康スポーツ経営学科：健康の面から社会貢献をするべく、科学的知識や経営能力を身につけます。

経営学科：経営学を習得しながら意思決定できる合理的経営を学び、様々な分野で活躍できる人材を育成します。

グローバルビジネス学科：留学やオールイングリッシュの授業を通し、高度な英語力やビジネススキルを養います。

芸創プロデュース学科：経営学を習得しながら、ビジネスのみならずファッションや音楽、映像業界で活躍できる人材を育成します。

気になる日本経済大学の偏差値ですが、現段階では「39～42」であるようです。日本経済大学で学びたいという強い意欲があれば、入学は可能であると考えられます。しかし、決して低い偏差値ではないので、しっかり受検に備えることが必要です。

日本経済大学の入試は選抜時期により難易度が変わり、受験時期の最も早い「1期」が一番難易度が低いようです。より確実に合格を勝ち得るためにも、1期から受験すると良いでしょう。

日本経済大学の学費は、年間約66万円程度かかります。それに加えて「教育充実費」が年間10万円、「施設充実費」が年間9万円かかり、年間総額85万円程度必要です。これを前期(4月)・後期(10月)の2回に分けて納めます。

その他、別途費用が掛かる場合もあります。例えば経営学科グローバルビジネス科は、入学後すぐに留学プログラムに参加する必要があり、参加プログラムに応じて約6万8千円～10万3千円が必要です。

なお、特待生は入学金全額免除です。学校推薦型選抜を経て入学した場合は、入学金全額または半額免除となります。

日本経済大学では、経済的な負担を軽減し学業に専念できる環境を与えるため、奨学金制度が設けられています。日本学生支援機構奨学金の他、日本経済大学独自の奨学金制度があります。

1年次の6月頃に募集を行います。約20名の学生に対し奨学金10万円が支給され、返還義務はありません。春学期の成績などにより選考されます。(入学時の学費減免制度を受けた学生は対象外です。)

2～4年次の5月頃に募集を行います。各10名の学生に対し奨学金20万円が支給され、返還義務はありません。前年度の成績などにより選考されます。

日本経済大学では、さまざまなクラブ活動・サークル活動を楽しむことができます。ただ学習するだけでなく、各種活動を通して息抜きをしたり、学生同士の親睦を深め、楽しいキャンパスライフを送る機会が数多く用意されています。

日本経済大学には、クラブ・サークルが38団体あります。

硬式野球部、サッカー部、柔道部をはじめとする体育系サークルは、西日本最大規模の体育館やグラウンドなど、充実した環境が整えられています。ヨット部、ボウリング部、ゴルフ部などは、日本代表として世界選手権等に出場している選手も在籍しています。

吹奏楽部や文化芸能部などの文化系サークルも、活動が盛んです。学術の研究や文化活動を通じて、学術文化の向上に寄与しています。

日本経済大学に実際通う学生は、どのような印象を持っているのでしょうか。以下口コミをまとめてみました。

多くの学生が授業内容や学校生活に概ね満足していると言えます。どこの大学にも共通しているとは思いますが、知識が身に付くかどうかは学生のモチベーション次第で変わるようです。モチベーションに左右されないよう、入学時から明確な目標を持つこと、日々目的意識を持ち続けることがポイントであるようです。

日本経済大学では、主体的に学ぶ力や社会の変化に柔軟に対応する力を身につけられる大学です。しかし、それは自分のやる気次第です。多種多様な学科から自分の好きなこと・得意なことを選んで学べるので、自分の興味のあることであればモチベーションを維持できるのではないかと思います。将来は、自分の興味のあることを仕事で活かせるかもしれません。

また、サークルやクラブ活動も盛んなので、学生らしい楽しいキャンパスライフを送ることもできそうです。