・摩擦圧接とは、2つのワークをこすり合わせて発生させた摩擦熱によりワーク(部材)を軟化させ、同時に圧力を加えることで接合する工法です。接触面の酸化膜層など接合阻害要因を摩擦カールとして外部に押し出し、完全無酸化な活性面を原子レベルで近接させることで原子の拡散が生じて接合します。
・設備が高額なため、汎用加工技術としてはあまり認知されていない技術です(車部品の専用生産ラインなどでは使用されています)。非常に高い付加価値を生みす技術ですが、設計段階で「適用を前提とした設計」が必要です。
・それ故、設計者の方々にもっと摩擦圧接を知ってもらおう、とこのホームページは立ち上げさせて頂きました。興味を持って頂いた方は、是非御相談下さい!