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・トゥルーズ
トゥルーズは、近代の先端技術産業のような新しさと、情緒あふれる旧市街などの古さを併せ持つ街です。ミディ・ピレネー圏の首府であると同時に、オート=ガロンヌ県の県庁所在地でもあります。
また、中世に建てられた豪華な屋敷が今なお多く存在し、ホテルや美術館として利用されています。

市内にあるアセザ館と呼ばれる美術館は、ヴェネツィア派の古典からフランス近代画まで、さまざまな絵画が飾られています。
特に、古典作品はインテリアのように展示されており、当時の雰囲気が垣間見え、見ごたえがあります。

・ボルドー
ボルドーは、カロンヌ川が三日月形に湾曲したところに発展していることから、月の港と呼ばれており、水と歴史的建造物が融合した美しい街並みは月の港ボルドーの名で世界遺産にも登録されています。

世界一大きな水鏡が見られるブルス広場は昼と夜で違った顔を見せてくれるため、昼夜両方訪れるとさらにフランスの美を堪能できます。
特に、ライトアップされた建物を写し出す夜はドラマチックな景色が広がり、観光客で賑わいます。

・カルカソンヌ
カルカソンヌには、見るものを圧倒するヨーロッパ最大の城塞が残ります。
フランスではモンサンミッシェルに次ぐ第2の人気観光地となっており、駅の目の前には世界遺産でもあるミディ運河が横断し遊覧船に乗る体験もできます。

また、カルカソンヌ内に残る城塞都市シテ内では、コンタル城が一番のおすすめスポットです。
城壁からの眺めは素晴らしく、手前に広がる城下町や民家、教会の統一された赤茶色の屋根はもちろん、遠くのアルプスの雪山まで見渡せます。赤い屋根と遠く緑の眺めのコントラストは、いつまで眺めていても見飽きることがありません。

・コートダジュール
コートダジュールは地中海沿岸の保養地一帯を指しており、日本では紺碧海岸の名でも知られています。地中海性気候なため、一年を通して温暖な気候であり、夏は乾燥しており過ごしやすくなっています。
真っ青な海に明るい太陽が降り注ぐコートダジュールはヨーロッパからはもちろん世界中の観光客を集めています。

セレブが集うリゾート地モナコやホテルやカジノが建ち並ぶニース、国際映画祭で有名なカンヌとも接しているため、見どころは尽きません。

この機会に、南西フランスツアープランを探してみてもいいですね！
まずは、各旅行会社のフランス旅行ツアープランを一括比較して、自分の希望にあったツアープランを探してみてはいかがでしょうか。

南西フランスに行くなら食べたいのは「フランス料理」。
現地を観光した人の中でも、特に人気のグルメをご紹介します！

・カスレ
カスレとは、カソールというカスレ専用の土鍋で、塩漬けの豚肉やガチョウ、鴨のコンフィ、腸詰め、白インゲン豆などの具材を煮込んだ料理です。
味に深みがあり、体が温まる料理で、冬には現地の人が毎週のように食している定番料理でもあります。大人にも子供にも受けが良いので家族連れでも安心して食べられます。

ラングドック地方の伝統料理と言われていますが、他にもカルカッソンヌ、カステルノーダリのカスレなどがあり、今ではどれが本家かという論争が続いているそうです。

・ブイヤベース
ブイヤベースは、南フランスの港町マルセイユ発祥の名物料理です。
海老やホタテ、ムール貝などの新鮮な魚介類とトマトやタマネギなどの野菜を白ワインと一緒に煮込んだスープで魚介類の旨みがギュッと凝縮されており絶品です。海外の魚の味を体験したいなら必ず食べてほしい一品です。

・ガレット
ガレットは、ハムやチーズ、トマト、キノコといった野菜や肉、魚介類を円形に薄く伸ばして焼かれたそば粉の生地にのせ、四角形に折りたたんで食べる料理です。
焼きたての生地はもっちりと弾力があり、野菜や肉、魚介類の旨みが染み食材の味をいかしたフランスのB級グルメとしても知られていますメインをガレット、デザートにクレープを食べるというのもおすすめです。

・エスカルゴ
エスカルゴとは、フランスでかたつむりを意味し、パセリとガーリック、バターで味付けした料理です。
一般的に盛りつけでは殻に入れてでてくるレストランが多いので、その際は、小さめのトングで殻をおさえフォークをつかって殻から身を取り出して食べます。

エスカルゴソースをパンにつけて食べると、魚介の味がクセになるような絶妙な味を堪能することができます。

・ファルシ
ファルシは、野菜をオーブン焼きにしたフランス料理です。
ファルシとはフランス語で詰めるという意味があり、トマトやピーマンなどの野菜の中身をくり抜き、その中に肉や魚などを入れて食べるヘルシーな食品です。
肉や魚をいれるのが定番ですが、お好みで、パンやミニパスタを詰めればボリューム満点で栄養も豊富にとれます。

ベースに、トマトソースやバーベキューソースなどを添えればファルシ全体の味にアクセントがつき飽きがこない一品に仕上がります。