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【自宅で亡くなった場合の流れ】まず手配することは?救急車?警察?

自宅で家族が亡くなった場合の大まかな流れを知っておかないと、いざその時になると慌ててしまいますよね。

日本では、殆どの方が病院で亡くなります。
しかし、全てではありません。

お風呂の中や階段での不慮の事故もあれば、自宅での突然死もあります。
ご高齢の場合だけでなく、働き盛りの世代でも、それはありうることなのです。

もしも、ご家族や身近な人のそうした場面に直面した時、どうしたらいいのか?!

冷静に対応できる人は殆どいないことでしょう。
それがあたりまえです。

しかし、少しでも知識があれば、後々のトラブルが軽減され、流れがスムーズになっていきます。
そうした部分をちょっとお話しておきましょう。

自宅で亡くなった場合はまずは救急車を呼ぶのが正解?

もし、ほんの少し前まで元気だった人が自宅で倒れていた場合には、すぐに救急車を呼びましょう。

なぜなら、冷たくなったり、死後硬直が始まっているのでなければ、蘇生する可能性がゼロではないからです。

119番に電話してその様子を説明すれば、その時点でできる適切な行動を指示してくれます。

しかし、救急車が到着した時点で、救命士らがその状況を判断し、死亡が確認された場合、警察に連絡がとられます。

これは、その死因に関して事件性の有無を確認しなければならないからです。

もし、その故人さまが何某かの病気やケガで通院加療していたのであれば、そのかかりつけの病院に連絡がいき、その主治医が呼ばれたり、カルテの提出を求められます。

全くそうした状況が無く、健康体であったと認識される人が急死した場合には、『不審死』として事件性の確認や、状況によっては捜査が行われ、ご遺体は病理解剖、行政解剖(事件性が薄く、死因の確認のための解剖)、もしくは司法解剖(事件性が濃厚と思われる場合の解剖)に回され、死因の確認が行われるのです。

この辺り流れについては、フィクションではありますが、TBSのドラマ『アンナチュラル』で詳細に語られています。

しかし、一人暮らしの方のお宅を訪ねたら亡くなっていたとか、長期間出張などで不在にしている間に異変があって亡くなっていた、などという『ついさっき亡くなった』ような状況ではない場合には、警察を呼ぶ方が早いかもしれません。

自宅で亡くなった場合は警察への連絡も必要?

救急車を呼んだ場合でも、死亡しているのであれば警察には消防から通報がまわり、確認のための警察官が派遣されます。

また前述のように、明らかに死後かなりの時間を経過しているのであれば、その時点で警察にすぐ通報しましょう。

しかし、この時には注意が必要です。

たとえば、風呂上りに裸で倒れていたとか、ちょっと他所の人に見られるのは忍びない状態のご遺体だった場合などに、場所を動かしたり、何かをかけて身体を隠したり、ということをしてしまいがちですが。

絶対にご遺体に必要以上に触れてはいけません。
刑事ドラマなどでいうところの『現場の保持』が大切なのです。

事件性がないはずの場合でも、何か都合の悪いものを隠そうとしたのではないかと疑われることに繋がってしまいます。

ご近所に警察の方が聞き込みに回ったり、ご自宅または周囲の防犯カメラの映像の確認など、さまざまな作業を要することになるのです。

ご遺体を発見してしまった場合には、深呼吸して落ち着いて、まず救急車を呼び、蘇生の方法の指示を聞いて動きましょう。

それが不要の状態であると判断したら警察を呼び、その場合でも電話で指示をうけたらそれを遵守し、あとはプロの作業にお任せするのが肝心なのです。