自律神経症状は、病院のカテゴリーでは「精神疾患」と分類されます。精神疾患=脳の異常、という考えから、薬物やカウンセリングで脳の異常を正常にさせようとします。患者さん本人は、自分の「脳」は異常ではないと気づいています。ですから、薬で脳を調整させようとすれば、当然身体は反発します。その結果、ますます自律神経症状は悪化していきます。
東洋医学では、全く逆の考えです。自律神経症状で問題なのは、脳ではなく、身体、もしくは固定概念そのものです。
こうあるべき、こうでなければいけない、そんな考えには賛成できない…といった、今まで生きてきた中での固定概念により、あなたの心も自由な動きができなくなって固まってしまいます。また、姿勢の不良、胃腸の弱り、水分の滞りなど、内蔵機能の低下から脳に異常をきたすと考えます。
ですから、鍼灸治療でも、脳ではなく、内臓に対してアプローチするのです。
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