6ヘクタールから始まったシャンパーニュハウスは、現在10ヘクタールにまで畑を広げ、高品質なシャンパーニュを造りだしています。
畑ではシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを栽培しています。
「自然を尊重」するという哲学の元、一切の除草剤などストップし、環境へのインパクトを最小限にした持続可能なブドウ栽培からシャンパーニュの栽培までを行っています。
その結果として、シャンパーニュ地方独自のリュット・レゾネ認証であるVDC(Viticulture Durable en Champagne/シャンパーニュの持続可能農業)と、フランスの農業省公認のリュット・レゾネ認証であるHVE(Haute Valeur Environnementale/環境価値重視)レベル3の認証を取得しています。
この認証は、ブドウの栽培からボトル詰めまで、適切なアプローチを採用することを選択した農業従事者/ブドウ栽培者に与えられ、レベル3は最もレベルが高く、生物多様性の尊重、害虫対策、肥料および灌漑の騒音管理といった指標を基に審査されています。
シャンパーニュ フォルネーズ・デュボワは、RC(Recoltant Cooperateur/ブドウ栽培業者兼共同組合員)です。
1965年、ジェロームの祖父が共同組合「La Vigneronne(ラ・ヴィニュロンヌ)」を立ち上げ、ジェローム氏の父パトリックがこの組合長、オノロジスト(醸造専門家)を40年務めました。
この共同組合はフォルネーズの他2つのブドウ栽培家とともに運営しており、その2つのブドウ栽培家ともVDCとHEVの環境認証を取得しております。
同じ思いを持ったブドウ栽培家同士が丁寧にブドウ栽培・収穫し、醸造を協力して行い、ボトリング後にそれぞれのシャンパーニュハウスの名前で販売をします。
スタンダード・キュヴェにも関わらず法定を大幅に上回る36カ月以上の熟成をし、非常に細やかな泡を造りだしております。
生産地域:フランス南部ラングドック地方
1964年より現在の当主であるエリック・マリ氏の祖父ピエール・マリ氏と、彼の息子であるローラン氏(エリックの父)がワイン用のブドウ、オリーブ、オレンジを栽培し始めたのがこのドメーヌの起源となります。
1999年、エリック氏は父ローラン氏よりドメーヌを引き継ぎ、自分の目指すワイン造りをスタートさせました。
ドメーヌは、フランスの南部ラングドック地方のAOCミネルヴォワの生産される地域に位置しており、同地域では力強い赤ワイン、果実味の豊かなロゼ、アロマティックな白ワインが造られています。
現在は24ヘクタールの畑を所有しており、それらの畑は日当たりの良い南向きで、丘の中腹に位置しているため、非常に高品質のブドウを収穫することが可能です。
地中海気候に適したブドウ品種であるシラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードルを赤ワイン用に、ルーサンヌとヴィオニエを白ワイン用に栽培しています。
2009年より有機栽培に関する取り組みを開始しました。
この取り組みを開始する上で、ミシェル・バルボー氏をドメーヌに迎え入れ、研究を重ねるとともに現在の手法を確立させていきました。
2010年より独自の「ナチュロ・カルチュール」手法(畑に薬草や植物性エッセンシャルオイルを使用)を駆使した有機栽培を実践しています。
エリック氏は、生産量よりもワインの質を優先し、9つのキュヴェを造っています。
特別なキュヴェには新樽などを使用し、ドメーヌの位置する土地の特徴を最大限に生かした高品質のワインを提供します。
緑を有した黄金色が見られ、白い花や柑橘系のアロマを感じさせます。
舌を滑らかに流れるクリーミーな味わいに、果実味が口いっぱいに広がります。
アロマティックで、穏やかな酸味に余韻の複雑性が印象的です。
ドメーヌ・デ・トロワ セリエは父親マルク氏の引退を機に独立し、マルク氏の長男ルドヴィック氏、次男ジュリアン氏とルドヴィック氏の妻ナタリー氏によって2007年に設立されました。
セリエ家はブドウの栽培、AOCシャトーヌフ・デュ・パプの生産者として8代目となります。
2016年のヴィンテージからはビオ認証を取得、環境に配慮し、現代の技術も取り入れたワイン造りを行っています。
当ドメーヌはシャトーヌフ・デュ・パプ生産地域内に24区画、約13haの畑を所有しています。
それらの畑は生産地域内に点在し、畑によって異なる土壌でブドウが栽培されているため、例え同一のブドウ品種であっても違った特徴を有したブドウとなります。
使用しているブドウは伝統的なブドウ品種のみで、ブドウ木の平均樹齢は45年となっています。
理想のワインを造るため、最適な完熟状態となったブドウの畑ごとに、手摘みにて収穫を行います。
ドメーヌの求めるワイン造りを行うためには、個々のブドウ品種によって、また栽培しているそれぞれの畑によって異った栽培方法や管理を実施することが欠かせません。
ワインの醸造、熟成には主に伝統的な大樽が用いられますが、特別なキュヴェには新樽を用いて醸造、熟成が行われます。
13種のブドウの使用を認められているシャトーヌフ・デュ・パプにおいて、ルーサンヌ100%の単一ブドウ品種で作られたワインです。
ルーサンヌは他のブドウ品種と混ぜて使用されることが多く、100%使用したワインは大変稀です。
ブドウの栽培、ワインの醸造については難しく、醸造者泣かせの品種です。
ワインの80%がタンクにて、20%が新樽にて醸造・熟成されたものをブレンドしています。
柔らかで滑らかな口当たりの中にも豊かな果実味を感じることができ、余韻も長くバランスが取れています。
魚料理、白身系の肉料理に合わせて頂けます。
明るいガーネット色を有し、チェリーやイチゴなどの赤系フルーツを感じることができます。
口当たりは柔らかで、果実味とスパイシーさがゆっくりと口いっぱいに広がります。
フランス南部ローヌ地方の燦々と降り注ぐ太陽をたくさん浴びた完熟ブドウから造られる、凝縮赤ワインをお楽しみください。
スタンダードの「アルシミ」は伝統的な大樽にて熟成されたものをブレンドしていますが、父親の名前から取ったこの「マルソー」は、大樽にて熟成したものに加え、フレンチオークの新樽にて熟成されたものをブレンドしました。
クリアで深いガーネット色を有し、黒トリュフやユーカリのニュアンス、黒系の熟れた果実の香りを感じられます。
優しいタッチに凝縮した黒系の果実を感じ、次に柔らかなタンニンと果実味が口いっぱいに広がり、最後に長い余韻を楽しめます。
生産地域:フランス南部ルシヨン地方(スペインの隣)
ドメーヌ・ドゥ・ランシーは、1920年よりブドウの栽培からワインの生産まで行ってきました。
現在の当主であるジョン・ウベール氏は1989年に父親より点在する様々な特徴を持ったワイン畑や樽の中で長期間熟成されているワインを引き継ぎ、妻のブリジット氏と新たにドメーヌをスタートさせました。
2001年、主力の天然甘口ワインであるリヴサルトに加え、カリニャン種、ムールヴェードル種、グルナッシュ種を主体とした辛口赤ワインの生産、販売も始めました。
現在では長女であるデルフィン氏が、辛口赤ワインの醸造を任されています。
ルシヨン地方は日照時間も長く、乾燥した土地のため完熟したブドウを得ることが可能で、こちらのワインに使用されているブドウは低収量にて有機栽培され、手摘みにて収穫されています。
収量を抑えることで非常に凝縮したブドウができ、素晴らしいワインへと生まれ変わります。
手摘みにて収穫された有機栽培のブドウのみを使用しております。
それらは凝縮感を得られる古樹から得られたブドウで、収量も15hl / haと大変少なくすることによって、高品質で凝縮感あるワインを造ることを可能としました。
(通常40hl / haから45hl / haなどが一般的で、30hl / haでも少収量と言われます)
青紫を含む濃い赤色をし、香りには少しスパイスやインクのニュアンスを感じられます。
口に入れた瞬間に豊かな果実味が広がり、余韻は大変長く、お肉料理に合わせて頂きたいワインです。
ラトゥール・ドゥ・フランスという非常に限られた地域で、手摘みにて収穫された有機栽培されたブドウのみを使用しており、グルナッシュ種とカリニャン種に関しては樹齢が100年以上ものもを使用しております。
収量も18hl / haと大変少なく、凝縮したブドウから造られています。
(通常40hl / haから45hl / haなどが一般的で、30hl / haでも少収量と言われます)
紫を含む赤色をし、香りには少しスパイスを感じさせます。
口当たりは優しくかつ、フレッシュな感じを得られますが、余韻は大変長く、お肉料理に合わせて頂きたいワインです。