好きな仕事、

叶えたい夢、

好きな人、

心から願っていることほど、

叶えたいという切なる想いと同時に

それが叶わなかったときの

恐れを感じてしまうものではないでしょうか。

心から望んでいるものに、

本気になって求めて、

自分にできる精一杯のことをやったのに、

それでもだめだったら、

ものすごく傷つきそうだし、

そんな衝撃に耐えられそうにない…

そんな恐れから、

人は心からの願いに

蓋をしてしまいたくなるのでしょう。

実際、本気になって

精一杯やって

それでもうまくいかないこともあるでしょう。

そのときは、

ものすごく苦しむかもしれませんし、

自分のことをみじめだと感じるかもしれません。

でも、ただ苦しかったり、みじめな体験では終わらないと思うのです。

歳をとって、

おじいさん、おばあさんになったとき、

歩いてきた道を振り返ってみたら、

そんなみじめな思いをした自分にこそ

大きな愛しさを感じられるんじゃないかな。

あんなこともあったなあ・・・って。　

恐れが大きく湧いてくるものほど、

本当は最も大切にしたいこと。

心にフタをしてしまったものこそ、

この人生で体験したかったこと。

自分の気持ちに素直になって、

行動した結果

どうなるかはわからない。

もしうまくいったら、

万々歳！

胸の奥が震えるほどの感動が待っているだろうし、

たとえうまくいかなかったとしても、

そのときはいっぱい苦しむかもしれないけど、

いつか精一杯やれた自分のことを、

愛おしいと思えるときが必ずくる。

自分の気持ちに、

本気になれた人生は、

どう転んでも

自分にとっては最高で最愛、

ベストな人生に違いない。

そう思うのです。

あなたにもし

心からの願いがあるのなら、

これ以上は無理！

そう心底思えるまで、

やりきってみてはいかがでしょう？

傷つくことを恐れて、

一度も完全燃焼しない人生は、

自分を100％生き切ったと

思えないように思います。

そんな未練こそが、

一番味わいたくない痛みなのではないでしょうか。




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