オーストラリアのシドニーを拠点として、主にアメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、日本、そしてオンラインにて、心の苦しみを終わらせる準備ができている人たちとの出会いの場を持っている。

個人セッションやグループ・イベントを自主開催するほかに、『自由へのエニアグラム』（ナチュラルスピリット社）の著者イーライ・ジャクソンベアが主宰するリーラ・スクール・オブ・アウェイクニングでは講師として生徒を指導する。

ラマナ・マハルシ、パパジ、そして師であるイーライ・ジャクソンベアから静寂のマインドの教えを受け継ぎ、自己の本性を知ることによって自由と幸福を発見するためのサポートをしている。

17歳で高校を卒業したとき、ジャレッドの中で何かが変化していました。シドニー近郊で育ち、社交的で、学校でも成功していたはずなのに、うつ病、自己嫌悪、実存的な恐怖に支配されていたのです。

その変化によって、彼は「人生に何の意味があるのか」と問いはじめます。

友情や、成功や、お金に幸せを求めてみたものの、たいした救いにはなりませんでした。求めている答えも見つかりません。

そこで、ジャレッドは、今まで追い求めてきたものすべてに背を向けて、まったく新しい何かを探しはじめたのです。

持ち前の好奇心とオープン・ハートによって、エックハート・トール、ラマナ・マハルシ、パパジ（シュリ・H・W・プーンジャ）といったスピリチュアルな師たちに導かれました。

スピリチュアルなセミナーに参加し、本を読みあさり、数え切れないほどの YouTube 動画を見ているうちに、とうとう、何かとても大きなものが花開きます。


「私は私の思考ではない」


そう気づいたのです。


最初の目覚めの体験でした。


ところが、目覚めの深い洞察を得たにもかかわらず、苦しみとネガティブな思考はいっこうにやみません。それどころか、うつ病が悪化したかのようでした。


転機は 2009年にやってきました。

最終的な師となるイーライ・ジャクソンベアに出会い、すべてが変わったのです。



『自分自身について語る物語よりも深いレベルにおいて私たちはいったい何者なのか』についてイーライが話すのを聞いたとき、両足が引き抜かれたかのような衝撃を受けました。それと同時に圧倒的な至福を感じたのです。
一瞬にして、私がずっと探していた教えだとわかりました。やっとホームに戻ったのです。



5年間、集中的にイーライのもとで学び、ジャレッドの献身は静寂の存在の成熟と安定へと深まります。とにかく覚醒を求めていましたが、師であり経験豊富な臨床催眠療法士であるイーライから、静寂のマインドとオープン・ハートとして存在するセラピストであるためのスキルも教わります。　

教わったスキルは、イーライ独自の手法によるセラピーで、エリクソンの催眠療法と古代の叡智であるエニアグラムを統合し、パパジから受け継いだ静寂という存在の土台と融合させたものです。

さらにジャレッドは、リーラ・スクール・オーストラリアの設立を手伝い、ディレクターに任命されます。やがて、北米、ヨーロッパ、オーストラリアのリーラ・スクールで生徒を指導するようになります。

2013年以降、世界中を旅して、人々に語りかけ、一対一のセッションでサポートし、セラピストやコーチたちにリーラ・スクールのパワフルなセラピー・スキルを教えています。