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jaih-s 勉強会 2016

勉強会は国際保健医療の学びの場を提供するだけではなく、
ご講演いただく先生、勉強会に参加した学生、そしてjaih-sとを繋ぐ架け橋になります!

大阪WHO企画
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10月1日 日本WHO協会様共催企画

いのちをつなぐ食
~世界の食糧事情ってどんなんなん?~
10/1

(公社)日本WHO様 共催企画
現在、世界では9人に1人が十分な食事をとることができず、飢餓状態にあることをご存じですか?その一方で、肥満、高血圧などの生活習慣病が問題になっている国も多くあります。世界の食卓から貧困が引き起こす食糧問題についてともに考えてみませんか?

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学習目標

 「食糧と健康」の切り口から国際保健を考えることができるよう、以下の3つを目標に企画を進めております

・ 世界の食卓に目を向け、人々が普段どのようなものを食べているのか、なぜそのような食事となるのかを知る

・ 飢餓の問題だけでなく、伝統的な食生活、新たな食習慣に依る栄養問題も問題提起する

・ 食糧問題をより身近なものとして捉え、自分たちにできることは何か考え、行動を起こすきっかけを提供する

講演内容

講師紹介

忍足謙朗 先生

〈ご経歴〉
国連世界食糧計画(WFP)元アジア地域局長。

アメリカのバーモント州 School for International Training 大学院にて行政学の修士号を取得。

30年以上にわたり国連に勤務し、人道支援、開発支援の現場で活躍。WFPではボスニア戦争(1992~1995和平成立)、コソボ紛争(1996~1999)などの紛争地、内戦時代のカンボジア、スーダン共和国等で大規模な緊急支援の指揮をとる。

2009~2014年、WFPアジア地域局長を務める。

2015年から日本国内での活動を開始し、国際協力に興味を持つ若い世代の育成や、防災・緊急支援の分野で活動している。

〈参加者へのメッセージ〉
 世界中の人たちは皆同じ権利を持ち平等な立場なはずです。ですが実際のところ9人に一人は貧困のため満足な食事ができず健康な生活ができていません。そういった世界の不平等をより多くの人たちに知っていただきたいと思います。

石川みどり 先生

〈ご経歴〉
2002年女子栄養大学大学院栄養学研究科修了。

青年海外協力隊員としてペルーで活動後、JICAプロジェクトの栄養専門家として、パナマ地域栄養改善、ジャマイカ生活習慣病対策、ガーナ保健医療人材育成、アフガニスタン復興支援、グアテマラ栄養改善等において活動。

2003年にはWHO本部(Geneva)栄養部でJICA Fellowとして栄養政策データベース作成に関わる。

現在は、フィジー生活習慣病対策に携わっている。

〈参加者へのメッセージ〉
 栄養問題の改善には、適正な栄養素摂取量の視点のみならず、食料が生産され、加工、流通、販売、そして人間に消費される食料システムの仕組みづくりをも含めた取組が重要になります。全ての人々が適切に食にアクセスできるよう、食事にアクセスできる個人の知識、スキル、行動、そしてそれらを支援する食環境整備などを進める能力がもとめられています。一人ひとりの実力をもって、様々な立場や分野の人との広いチークワークで進めていくことが重要です。本企画が、そのチームワークを形成する一歩となるとよいと思います。

ワークショップ共催団体

Youth Ending Hunger

世界5ヵ国(バングラデシュ、ベナン、ウガンダ、ブルキナファソ、日本)で15~24歳の若者が、飢餓・貧困の問題解決を目的として活動しています。日本が本部のNGOハンガー・フリー・ワールド(HFW)の青少年組織です。

「自分の国の飢餓や貧困の問題を解決する」という意志と行動力を持った海外メンバーを、日本メンバーは支援金を送ることなどで応援し、日本国内での飢餓問題に関する啓発活動も行なっています。

会場へのアクセス

大阪市立大学文化交流センター

〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600
(大阪駅前第2ビル6階)

JR東西線「北新地駅」下車、徒歩約3分
JR大阪環状線、東海道線「大阪駅」下車、徒歩約10分
地下鉄四つ橋線「西梅田駅」下車、徒歩約5分
地下鉄谷町線「東梅田駅」下車、徒歩約10分
地下鉄御堂筋線「梅田駅」下車、徒歩約10分
阪神電鉄「梅田駅」下車、徒歩約10分
阪急電鉄「梅田駅」下車、徒歩約15分