私事ですが、自分の母は2度の離婚をしています。
そのため幼少期から明るく楽しい家庭環境とは
いえない状況の中で成長し、その環境の中で子育てに
奮闘する母の横顔も見続けてきました。
今思えば、その頃の母の顔の方が、今よりも疲れ果て
老けていたような気がします。(言ったら怒られますが)
無理がたたって自分が中学生のときには生死に関わる
大病もしました。今思えば日頃の疲れた表情は大病の
予兆だったのかもしれません。
体に不調があると顔色や艶などに細かな変化が現れます。
それは簡単にとらえれば美容面の問題と思ってしまいますが、
やはり健康面の不調から起こる副産物だと思います。
だから自分は治療家になって思うのは
「表面だけ取り繕った施術はしたくない!」
癒しやストレス発散のためのエステを否定はしませんが、
やはり表面的なお肌だけの問題にとらわれるのではなく
しっかり身体の声に耳を傾けた施術がしたい!
肝臓が疲れてるからお肌がくすむ場合、
腎臓が疲れてるからお肌がくすむ場合、
はたまた顔の骨格の歪みによってお肌の
循環がわるくて、くすみが出る場合など
原因が違えばアプローチも違ってきます。
ましてやお肌に何かを塗ってレーザーをあてて、
皮膚の表面を変化させれば結果は出たように
感じますが、それって正しいの?
「健康なくして美しさなし」
私の持つこの概念に間違いはないと思っています。
これからも表面的な状態や症状にとらわれることなく、
あなたの症状の問題点にしっかりフォーカスして、
全体を診れる治療家でありたいと思います。