患者の皮膚の上にあらかじめ指を触れておくことで、筋の緊張を緩めて、関節の可動域を広げるます。
動かしにくい、伸びにくい関節を無痛で改善し、痛みを緩和させることを目的とした手技療法それが≪触圧覚刺激法≫

ごぞんじですか？人間を構成している器官（筋肉・骨・心臓や胃など内臓・血管・神経）を全身タイツのように包み込んでいるのが、「膜」という結合組織です。筋膜・骨膜・皮膚などがその代表格です。

筋膜は、筋肉と違い自分の意志で伸ばしたり縮ませたりすることができません。しかし、感覚を受容するレセプター（刺激を受入れて最初に応答する器官）は存在します。

≪触圧覚刺激法≫では、この膜組織を変化させ、身体構造を変えることによって脳に入力される感覚を良好にしていき、その感覚をもとに脳が運動出力を変えるので、意識しなくても動作が楽になり、長持ちする体をつくることが可能になるのです。