“感じてみる” “やってみる” “集中する” “話してみる” “やりきる”
いろのもりでは
ものづくりの際に子どもの心の中に生まれてくる
「なんだこれ?」「やってみたい!」「思いついた!」を大切にしながら、子どもたちの主体的な着想を表現すること、形にしていくことのお手伝いをしていきたいと考えています。
子どもの頃に、「感じて考えて動いてみたこと」「知って見つけて試してみたこと」そして、「うまくいかなかった、思っていたこととは違った」という経験は、先の困難や未知のものに出会ったときの解決の糧となり、前進への力になります。
普段の生活、園や学校における学びの中でも、子どもたちはたくさん経験していくことでしょうが、それに「作品」という表現されたものが残るのがアート活動の面白いところです。
そしてそういった自分の感じ考えた作品を通して、他者とともに認め合える関係もまた、大切な力になると感じています。
正解のない課題を解決していかなければならない時代を迎え、多様であることの重要性が再認識され始めています。ものの見方や、五感を通して感じたことを表現し、他者との違いを認め合いながら、新たな解決法を見出していく「人間力」が求められています。
このような力は「非認知能力」とも呼ばれていますが、この力を育むのに、アートの力・思考が見直されてきています。
感じ取ること、挑戦すること、集中する時間を持つこと、やりきること、違う表現を尊重し合うこと、アート時間はそんな「時」を共有します。
互いに認め合い、異なることに興味を持ち、何かが「できる・できない」ではなく「そのままのあなた」がいかに大切で素晴らしいかを共有していくことのできる教室にしたいと思っています。